シニアーゼ〜まるくるみらくる

60代は余生じゃない。荷物を降ろした新しい人生の始まりなのだ。

生きる

じいちゃんよ。それでいいのか

なんか解せないんですよ。腑に落ちないって言うか。ホントにそれでいいの? なんですよ。 じいちゃんの生き方が。 といっても、ドラマの中のじいちゃんなんですけどね。 ラジオドラマの。 主人公は中学生。 ただの中学生じゃなくて、数学に特異な才能を持つ…

終わらせたい終わらない「ちいちゃんのかげおくり」

うっかり「ちいちゃんのかげおくり」(あまんきみこ作)を聞いてしまいました。 この作品は、子ども達が小学生の頃、教科書に載っていた作品です。 多くの人に知ってもらいたい作品です。 きっと多くの人が知ってるお話しです。 が、私にはもうキツすぎます…

境遇を恨む人と感謝できる人

ザックリとカットされた黒い前髪に見え隠れする、切れ長の目。 飾り気のないTシャツとやや長めのパンツ。 細い棒状のシルバーのピアスが、肩まで届きそうなくらいぶらぶらと揺れています。 まだ高校生くらいの青年でした。 彼の動きに合わせて前後するピア…

きっといつか儚く枯れる花…それでも人生は面白い

NHKの連ドラ「カムカムエヴリィバディ」見てましたか? 今日、終わりましたねー。ラストの週は怒涛の展開でしたねー。 ラジオでとんでもないことしゃべりだした安子にこれ放送事故と違うん~?ってハラハラして余計な心配させられたし、かなりの高齢の安子が…

命のビリビリにのけぞる

雨上がりの午後、職場の駐車場のアスファルトに何かくしゃくしゃとした黒いものを見つけました。 ゴミ? 近づいてみると、なんだか昆虫! 何者かに踏まれてべったりと地面に張り付いた昆虫。。。かな? 黒い羽だけが虚しく空に向かって立ち上がっています。 …

混乱の春でも。若葉たちはきらめいて

3月いっぱいでお仕事が終わる仲間を、マスク着けたり外したりしてちんまりランチで送別したり、オリンピックがどうだの、ついに70歳まで働く時代に突入だの言ってるうちに、やって来ました。 桜満開。 始まりの匂いプンプンの4月。 そんなあったかくてう…

お散歩カフェで心のむくむくをつかまえる

出番を待ちきれない冬が、清んだ青い空とポカポカした日差しを少し斜め方向から自慢げに送り込む日、モリモリと久しぶりにお散歩カフェをしました。 モリモリは、ご存知のとおり「まる線連合」のメンバーの一人でございまして。 え? そもそも「まる線連合」…

蝉も時代に生きている

猛暑の中、職場のモロパイセンとひいこら歩いていたら歩道に何やら茶色いものが。 なんじゃこれはーーーっ!? とことこ歩いているし、全身をぴかぴかツヤツヤの茶色い鎧で武装している。 顔はごっつくて仁王のように恐ろし気だ。 カブトムシか?と思ったが…

地球上で最強なのは植物じゃないだろうか

我が家に長年住みついている方がおります。 モンちゃんといいます。 もう17年くらい経つでしょうか。 当時、オシャレなイメージで日本に上陸したイケヤさんに堂々のママチャリで乗り付け、300円くらいで購入し、前かごにポンと放り込んで持ち帰りました…

人生のもち時間が雲りでも晴れでも

忘れたかったが、覚えていた。 病院に行かねばならない。 とは言え、6カ月も前の予約である。 ハッキリ言って、たった一人の患者が予約をすっぽかそうがどうしようがどうでもいいに違いない、その上、このコロナ騒動で病院は大変なことになっている。 半年…

これからシニアに必要なものってやっぱり。。ね!

母88才。 今年の誕生日を迎えると89才になる。 認知症は少し進んでいる。進んでいるが、ちゃんと人である。 歳を取って記憶が曖昧になり、新しいことを記憶できなくなるが、決して人格的に崩壊はしていない。 しばらくぶりに訪問すると、ちょうど、デイ…

大好きな人に大好きと伝えよう

3年前に、突然、訃報が届いた。 大好きな大好きな友人の。 よくドラマやなんかで、悪い冗談はやめて と耳にするが、あれは言い古されたセリフだが本当だった。 やめて、と言うより、信じたくなかった。 嘘だと思いたかった。 冗談でも嘘でもない。悲しいけ…