シニアーゼ〜まるくるみらくる

60代は余生じゃない。荷物を降ろした新しい人生の始まりなのだ。

夫をサークル活動に誘ってみたら

夫T氏をサークル活動に誘ったのが昨年の春でした。

あれからはや一年が経とうとしています。

 

定年後に町内の役員をしたことで、私自身はずっとやりたかったウクレレサークルと出会いました。

ウクレレサークルに入ってから約一年経った昨年の春。コロナも明けてやっと再開された町内の文化祭で、コーラスサークルさんとご一緒したのです。このコーラスさんがすごい迫力。

しかも楽しそうだし、雰囲気もいい。

入りたいなーと思ったものの、ウクレレも入会してやっと一年経とうか経たないかの頃。

 

そうだ!

わが夫T氏に勧めてみよう!

還暦過ぎて仕事は続けているものの、多忙極まるあの頃は過ぎて行き(本人は気づいてないけど)なんとなくしょんぼりとして元気がない感じ(に思えた)。

男性部員もたくさんいらっしゃるし、練習日は土日。

夫T氏にちょうどナイスな感じ!

そう思い立ち、説得すること数週間。

え〜?コーラス?うーん。。。

渋ってはいるものの、歌が好きなことは知っています。

なのに、なんのメンツか知らないけど、なかなか「うん」と言わない。でも、気持ちが傾いているのも知ってる。

 

説得すること数週間。

⚫︎身近な所にこんな素晴らしいコミュニティがあるのに加わらない手はないよ。

→ うーん。

⇨ まだ、ご近所に知り合いがいることの重要性を理解していない。

 

⚫︎私がいなくなったら、この地域に知り合いが誰もいなくなるよ。

→ うーん(ちょっと困った感じ)

⇨ ちょっと話せる人がいるだけで違うよー。

 

⚫︎私がいなくなったあと、近くに一人でも知ってる顔があると心強いよー。

→ それはそうだけどね〜

⇨ 陥落しそうな雰囲気が漂い始める。

 

⚫︎家内がどうしても入れと言うもんですから、って言えばいいよ!

→ …そうだね。

⇨ 入る?

→ …うん。入ろうかな…

⇨ 入るのね!? じゃあ、コーラスさんに入会のことお願いするねー(気が変わらないうちに、さっさと連絡)

 

何故か、自分から入会しまーす、お願いしまーすとは言えないところが面倒くさいところです。

しかし、頷いたなら、こっちのもの。

気が変わらないうちにお膳立て。

その場でコーラスさんの知り合いに連絡。

スケジュールを教えていただいて、この日に出向くようにと伝えました。

 

コーラスに参加した初日。

帰宅した顔にワクワクが漲ってます。

久しぶりに見るストレスフリーな晴れやか笑顔。皆さんから笑顔で迎えてもらって、大声出して、スッキリしたみたい。

(良かった、やった!)心の中でピース。

 

それから、かれこれ一年。

毎日、お風呂から念仏のようで時々悲鳴のような歌声らしきものが聞こえてきます。そっと外に出て、ご近所迷惑になっていないか換気口からの音を確認(笑)

そして、今年もまた文化祭がやってきます。

今回のコーラスさんの出し物は、振り付け付き!

今日の練習は、こんなステップから始まってこうでこうでと、別にいいのに事細かに話してくれます。めっちゃ楽しそう。

 

コーラスに入って本当に良かったねー、そう言うと、さも自分から積極的に入ったみたいなドヤ顔するんですけど、なんで?

この間なんて、そろそろ私もコーラス入ろうかなーと言うと「えーっ?」(入って来ないで〜のえーっ)。

そのことは、しっかりコーラスの知り合いにチクっておきました。

すると練習日に、夫婦で入ってる人もたくさんいるし、なんなら家族全員で入ってる人もいるのに「えーっ」はないでしょと皆から叱られたよと楽しそうに笑ってました。

だいぶ、皆さんと仲良くなった模様(ヨカッタ)

 

まあね、自分だけのテリトリーを楽しみたい気持ちもよくわかるから、しばらくはそのままにしておきましょう (^o^)

ムスカリ(紫の花)他の花を引き立てる名脇役