どうせ老いるなら〜シニアーゼまるくるみらくる

60代は余生じゃない。新しい人生の始まりなのだ。

映画「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい」とペイペイの謎

まずは、映画館のこと

料金値上がりしましたよね~。

運営会社によって違いはありますが、50歳以上の夫婦割が、二人で2600円➡3000円になっていたり(以前は一人1100円で2200円の時代もあった)

シニア割料金1300円が1400円になっていたり。

そのシニア割の年齢基準も、60歳以上もあれば、65歳からのところもあるので油断できません(あ!私はどっちもクリアしてるか)

しかし、一般の2200円に比べたらかなりお安く見せていただいているので贅沢は言えません。

今回は、都内品川区の大井町駅にできた新しい商業施設「大井町トラックス」の中にあるTOHOシネマズに行ってみました。

つい最近、空調が効かなくてお客の皆さんが汗だくで観ていたと話題になった映画館です(今回はちゃんと効いていて快適でした)

ここのシニア割は、60歳以上、1400円/一人(2026/8現在)。

今年の7/1に改定されて100円値上がりしたようです。

そんな中、これはいい!と思ったのは、ネット予約でも、支払いにコード決済が使えるようになっていたこと。

ネットでのクレジットカード支払いは、カード番号入力が面倒だし、何かと心配なのでできれば使いたくないとずっと思っていたところ、嬉しいことにPayPayで支払えました。

最近は、ネットショッピングとか行政の粗大ごみ料もコード決済が使えて便利ですね。

しかし、あれってどうやってペイペイに請求を飛ばすのかな〜。

買物のサイトで、ペイペイの識別番号なんかを入力するわけでもないのに、自分のペイペイアプリに自動的に遷移するのが不思議すぎます。

どんな方法で私のペイペイを探し出すの?

しかも一瞬で。

ペイペイには、わざとクレジットカードも引き落とし口座も繋いでいません。せっせとコンビニATMでの現金チャージで資金を入金しています。自分的には現金払いに近い感覚なのです。だけど、請求のかけ方次第では個人情報モレモレの可能性もありますよね。

便利さとは裏腹に、なにかと油断ならない世の中になっているので、情弱なオバちゃんは喜んでばかりもいられません。

都内がガラガラだから空いているだろうと狙って行ったお盆の時期でしたが、どっこい入場前のフロアは家族連れやカップルで大混雑してました。夏休みだし酷暑だし「ちいかわ」とか「トイストーリー」の最新作もヒットしているせいなのかも。情弱だけでなく、読みも浅いです。

 

映画「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい」のこと

タイトル長すぎて正確に覚えるのが、なかなかに難しいです。

「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」の続編なので、二つがごっちゃになってしまうのもあります。

ほんとはね、この映画を観るつもりなかったのです。

だってほら、(私は)テレビで観た前作がちょっとね。なんていうか…詳しくは言えませんけど、期待できない感じだったので(ファンの方ごめんなさい!)

選択肢の中で、夫と検討の結果、何となくこれがいいかなくらいの位置づけでした。

でもね、これにして良かった。

観て良かった。

前編の「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」は、戦時中にタイムスリップした主人公と特攻隊員との悲恋がファンタジーかつ美しすぎて、消化し切れないまま終わってしまった印象でした。が、その前編があってこその説得力でした。

途中、あちこちから聞こえてくるすすり泣き。

倍賞千恵子さんが出て来たあたりから、ほぼラストまで泣き通し(夫が)。エアコンで喉を傷めたくないからと着けていたマスクも涙と鼻水でびっちょびちょ(夫が)

涙なしに見ることができない箇所が一カ所じゃないんです。

不自然な設定やもうひと工夫欲しいセリフの言い回しとかで個人的にツッコミどころはあちこちありましたが、史実の力わざでグイと心をわしづかみして気に留める隙を与えないまま走り切った感じ。

年季の入った女優さん達の名演も良かった!

主演の福原遥さんも、可憐でかわいいだけじゃない力強い演技だった。

なんとなく地味でおとなしいイメージの細田佳央太さんも、見たことない(私が)若さ溢れるハツラツとした演技で新鮮でした。

いやいや~そこは、もうちょっと違うセリフなかったかな~とか、それはあり得へんでしょ~とか思うのはきっと、もっともっとこの映画を奥深くできるはずよ!という応援する心情の表れ。

おばちゃんには不自然に思えるセリフ回しや、美し過ぎる景色は、思うにこれ「若者をターゲットにした反戦の映画」だからじゃないかな。

だからこその、あの前編だったと思う。

 

ついでに、映画に出てくる特攻隊の史料館に興味を持ってもらえたらいいな。

モデルになったのは、「知覧特攻平和会館」でしょうか。

「鹿屋航空基地史料館」というのもありますね。

ぜひ行ってみたいと思いましたが、遠い!

どちらも鹿児島です。

知覧特攻平和会館」の方は、ホームページを覗いてみると、デジタルで館内を閲覧できる「オンラインミュージアム」もあり、かなり力が入っています。

デジタルアーカイブとして、実際に散って行った若き特攻隊の手紙も読むことができます。古いそのままの手紙だけでなく、文字起こしされた資料まで読むことができます。

もちろん、全てではなく数件ですが。

リンクが禁止されているので貼れませんが、ぜひ訪問してほしいです。

今にも世界戦争に発展しそうで不安定な今日この頃。平和な国に生きていることを再確認できる8月の今こそ、たくさんの人、特に若者に見て欲しい映画だと思いました。

青空に花火を打ち上げたような景色

布ぞうり作りにチャレンジして気がつく

念願だった布草履の作り方を習いに行きました。

布ぞうりは、不要になった布を細く切ってひも状にし、それを編み込んで作ります。

断捨離やリフォームでたいていの不用品は処分したものの、子ども達が幼い頃に買い求めたかわいい布や、数回しか着ていないがもう着そうもない衣服なんかは捨てられず、何か有効活用して使い切れないかと常々考えていました。

そんな中で知ったのが、布草履です。

 

日ごろから、周りの人に「~したい。知ってたらよろしく~」なんて声掛けをしておくと、どこからか情報が飛んでくるのはよくあることで、今回も、パイセンが布草履の講習会を見つけたわよ〜と連絡をくれました。ありがたいことです。結局、いつものサンサルの会のゆらりさんも一緒に3人で行くことになりました。

リサイクル・リユース活動を行っているNPO法人主催の会です。

不要になった服や品物を寄付してもらい、それを売って色んな支援活動をしている法人です。どうしても売れない衣服を布草履に加工しているのだとか。

実は、パイセンは日頃から不要品をこの団体に持ち込んだりしてボランティア活動をしているので、引きずり込んでどうこうするような怪しい団体ではないことはわかっています。地元の女性たちで構成されているフランクな集まりといった感じでしょうか。

 

当日は早めに待ち合わせてファミレスでランチしない?とパイセンが言うので、もちのロンロンで賛成!

三人とも、数年ぶりくらいに訪れるお久しぶりのファミレス。

6月に三人で富山旅行に行ってから、ほぼひと月ぶりの再会な上に、ファミレス独特の色とりどり目くるめくメニューに三オバ心ウキウキ大興奮。メニューを眺めて、あれこれ審議するのが楽しいのはきっと、三人ともがファミレスから遠のいたお年頃だから。

オーダーを取りに来たスタッフに、ランチに付いてる飲み物は食事後でとお願いしたら「フリードリンクですのでいつでもお好きなだけどうぞ」と言われて再びテンションが上がる。さすがファミレス。

しかし、マシンで注がれるアイスコーヒーやアイスココアなどホットでいけるアイス系の飲み物の量がコップに半分くらいで、やけに少ない。

変だな~と思っていたら、カップに先に氷を入れてから選択した飲み物を注ぐんですよ~と近くにいた女性が教えてくれた。

しばらく来ないうちに、ファミレスも進化していて面白い!

進歩より停滞が主流になってくる今日この頃、慣れない場所で小さな変化に気がつくだけでも脳みその刺激になっていい。

自分の中の何かが一歩新しくなる気がする(気がするだけ)

 

さて、お腹も満腹になったところでいざ講習会へ。

布草履作りは、講習費500円、材料費200円の合計700円。

会場となっている地域のコミュニティセンターへ向かうと、パイセンが、ここはね、会議室の利用料が無料なのよと解説してくれる。

なるほど、それも安い講習料で運営できる理由なんだ。

 

こんにちは〜と元気よく挨拶しながら中へ入ると、この団体の会員と思われる女性達が準備をしながら笑顔で迎えてくれた。

定員4人のところ、私たち3人と他にひとり。

同じくらいのお年頃の女性。簡単な挨拶をしたあと「さっそくですが、タメ口でオッケーですか?」と尋ねると、モチロン!と明るい応えが返ってきて、そこからすでにもうワイワイと4人で友達感覚。そういうところが、オバサンっていいよな〜、特技だよな〜と嬉しくなる。いきなり何もない所じゃそうはいかないけれど、草履を作るという未知の世界への共通の課題があることで、お互いの意識が一列になる感じ。知らない人との垣根もなんなく飛び越えられる。

きっと、推し活とかスタートアップ活動もそういうことなのだろうと思う(知らんけど)

 

ふと思いついて、この布草履は良く売れますか?とスタッフの方に尋ねると、買う人は定期的に来るという周期はあるけど、飛ぶように売れるわけじゃないというお答え。

どんどん売れるなら、どんどん作って寄付すればいいよねと思いついたのに残念。

そうこうしているうちに、さっそくのスタートです。

テーブルにすでに用意されていた布草履作成グッズ

布はすでに細く切られていて、それぞれ好きな色を選んで自由に作るスタイル。

変形させた針金ハンガーにロープを引っかけるところから始める。
このナイロンロープが骨組みとなる

細く割いた布を繋ぎながら編んでいく。つなぎ目が難しい

紐のつなぎ目の処理がイマイチ理解できないでいたら、私を指導してくれた方とは別の人が来て、やり方ではなく最終的にこうなりますと理屈を教えてくれたらピン!ときてすぐにわかった。

私についてくれた方は、つなぎ目で四苦八苦しているとすぐに手を出して自分のやり方でやってしまう。もちろん説明しながらだが、手品を見ているようで何度見てもわからなかった。

簡単なことなのに、やたら難しく思えていたりもした。

「教える」ことは難しい。

習う側の個人差もあるし、安易に自分のやり方にこだわっていたら、相手がなぜわからないのかもわからなくなる。

夫に料理を教える時も、例えば「切り方」だけ教えていたら、思ってもないビックリな出来上がりになっていたのを思い出した。

(炒飯とラーメンしかまだ作れないけど)

今回のことで、最終的にこうなったら食べやすいし、おいしいと思うよと伝えるようにしたら、夫なりに考えておいしく作れるようになってきた。さらに、私では思いつかないような切り方をしていて、逆にこの方がおいしい!と思うことも増えて来た。

教えることは、学ぶことでもありますね。

話しがそれました。

不格好なの、一丁できあがり!

その後、順調に進み、二時間ほどで出来上がり。

わたしを指導してくださった方が、締めないでゆるく編んでと何度も言うので、ゆるゆるに作ったけれども、他の人の出来上がりを見るとキチッと編んでる方がなんだか素敵に見えました。

他の参加者さんの作品と。みんなセンスいいな~!

布草履は、何度か履いたことがありますが、親指で挟み込む鼻緒の部分がネックだと思う。親指周りに負担がかかって長く履いていると疲れるし、階段の上り下りもしづらい。何より脱ぎ履きにひと手間かかる(せっかちなせい?)

スリッパが主流なのは、そういうことかな。

鼻緒の付け方もわかったので、鼻緒ではなくてスリッパ形式のものを作れないかトライしてみよう(という意欲があるうちに早くしなくちゃ)

 

全体の感想としては、

・きっちり編んでも、履いているうちにぺしゃんこになって広がるので、むしろきちんと編んだ方がいい気がする。

・編み込む布は、軽くて厚手の方が履き心地がふわふわ柔らかくていい。また、裁って両端を持ってキュッと伸ばした時に筒状に丸まるタイプの布がやりやすい。

・骨格となるロープもナイロンでなくて、同様に布でできると思う(するするすべらないので、そこだけクリアすれば行ける気がする)

・命も資源も限りがあるんだから、大切に使わなくちゃな!と思う(余談)

同じ仕事でも人によってこんなに違う

生協に入り続けて何年だろう。

子ども達が小さい頃からなので、たぶんもう30年以上。

その生協も、長い年月の間にどんどん変わりました。

昔はマークシート形式の注文書に鉛筆で書きかきしていたものが、今ではネットで注文。カタログも選べるようになったし、お休み手続きや、積み立てている増資の解約も簡単にネットでできるようになって便利です。

一方で変わらないのが「届ける」ということ。

注文品の配達です。

毎週同じ曜日に、決まった担当の方が配達してくれるのですが、代替わりするように大抵1~3年くらいで代わって行きます。

さすがに色んな方がいて、毎回丁寧に届けてくださる人もいれば、スピード重視で卵が入っているにもかかわらず雑に扱う人もいたりします(案の定、割れてましたけど)

最悪なのは「俺、なんでこんな仕事やってんだろ、こんなの俺の本当の仕事じゃね~し」っていう態度みえみえで不機嫌撒き散らす人。こういう人は、どんな仕事してもうまくいかないだろうなーと思っていたら、勤務中ケガをしたりして交代の挨拶もなくいなくなります。

 

ところがね、今回の方はちょっと違いました。

彼に交代した初めての配達日に、受け取ったのが家でリモートワークしていた夫。

私が仕事から帰宅するなり、今度の配達の人は若くて、ものすごいイケメンだよ!と言うではないですか。

なに?若くて、イケメン?

その時思いました。

ああ、これは雑に扱うイケ好かないパターンやな、と。

おばちゃんはね~、若いとかイケメンとか、もうどーでもいいわけ。

誠意をもって仕事をするかどうか、焦点はそこなのよ。

 

で、特にどうでも良かったのですが(ホンマやで)翌週にどれどれと受け取りに出てみました(置き配も、もちろん可能)

ふんふん、確かに愛らしいお顔立ちです。少し巻き毛の色白さんで、タイタニックに出ていた若い頃のレオナルド・ディカプリオを日本人にしたような清潔感のあるカワイイ系。

ところがですよ、話はここから。

たまにいますよね、自分の容姿の良さに気づいてない系の人。

彼は、それでした。

容姿がどうとか特に関心なく、俺は俺を楽しく生きてるタイプ。

暑くなってきたら、半ズボンバージョンの作業着にいち早く衣替えして男のふくらはぎ丸出しで仕事してるし、今日は雨で大変ね~とか、まだ今んとこ涼しくていいわよね~とか、おばちゃんって、ついついちょっとした語りかけをしてしまうでしょ。

たいていは、「そうですね」くらいでサラッとスルーして終わります。

しかし、彼は違います。

そうなんすよ~、雨だとカッパ出して着たりとか荷物が濡れないようにしたりとか大変なんすよね~、なんて近所のオバサンと立ち話するみたいにナチュラルトークするんですよ、あの顔で。あの清潔感のある巻き毛色白の愛らしい顔で。

これはイケメンのする技じゃーないです。

自覚イケメンは、ご近所さんのように気軽にしゃべってガハガハ笑ったりしません。

彼はきっと、おばあちゃんっ子だな、わたしは夫にそう断言しました。

何かにつけて鈍感な夫は「なんで?」と不思議そうにしていましたが、「おばあちゃん子」つまり、愛情たっぷりだけれども、ある程度の距離感を持って接し、口は出さずに自由にさせつつも、つかず離れずに見守り、一緒に出かけた際にはご近所さんと気軽に挨拶を交わし、お互い気さくに話をする大人の姿を見せ、時にはそんな大人たちに混ぜ込んで育てあげた結果、天真爛漫で裏おもての無いがんばれる大人になったとそういうことなのであります(あくまで推測&個人の見解)

他人のフトコロに作為なくポーンと飛び込める青年なのです。

 

ある日、見慣れない場所で違うトラックの積み下ろしをやっているところに遭遇。この方面も配達してるの〜?と声をかけると、「めずらしく自分の仕事が早く終わったんで、こっちの手伝いしてるんすよ~」と額の汗を腕でぬぐいながら嬉しそうに笑っています。

そのトラックの担当者と同期かなんかで仲良しなのかなと思いましたが、それにしたって何件ものお宅に重い荷物を配達するハードな仕事。若いお姉さん方と触れ合いがあるわけでもないのに自ら進んで楽しそうに仕事をしてる姿には、好感しか持てません。

 

先日も、今回キャンペーンで〇〇が安いっすから、良かったら買ってくださいと、ある商品のひと言セールスを軽〜くして帰ったのです。

私はちょうどその商品が必要だったので2個注文しました。翌週にあれ(先週セールスしてくれた商品)買ったよ〜と伝えると、本当っすか!ありがとうございます、俺、昨日の時点で2位だったんすよ!2位。と自分でも意外だと嬉しそうにしています。

配達業務なのに営業成績の評価もあるのかと内心驚きましたが、

へー!そうなの?良かったね〜ぇ。

みんなね、ちゃんと仕事っぷりを見てるってことよね!とまるで孫に語りかけるように一緒に喜んでしまいました。ついでに、私はね、アレ、2個買ったわよ、2個!とアピールもしておきました。

 

今日の配達の時には、暑くて大変だけどがんばってね~!とついつい声をかけてしまった自分に、おばさんが若いもんに余計な声かけしないの!と心の中で反省ツッコミを入れていたら、軽く右腕を曲げてガンバリマスポーズを作り、「がんばりま~す」と台車を推しながら笑顔で爽やかに去って行きました。

やっぱ、おばあちゃんっ子だわ。

その後ろ姿を見送りながら、今度の配達の時には、冷え冷えのペットボトルを手渡してあげなきゃな〜と思いつつ、このままねじ曲げられずに成長して、職場の仲間にもお客にも思いやりのある幹部に育ってくれたらいいなと願うのでありました(余計な世話)。いや、たぶん彼はどんな場所でも、きっと大丈夫!

幸せは共有するものがモットーの友人からいただいたスモモ。木になったまま完熟した自家用の無農薬すももなんだと。芯まで強烈に甘くうまいったらなかった!どう育ったかは鍵。

65歳を越えて~もやもやがスッキリした本

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私が60歳を迎えた頃から、まだほんの数年しか経っていないというのに、世の中はものすごいスピードでどんどん変わり、ほんの5年前の当たり前が当たり前でなくなりました。

60歳定年が普通だったのが、今や65歳まで働くのが主流となってきただけでなく、70歳まで、そのままの社員として変わりなく働き続けられる企業も現れ始めた今日この頃。70歳を越えても、パートやアルバイトで働くことも普通になりつつあります。

私が今60歳を迎えていたとしたら、何の迷いもなく当然のように再雇用の道を歩んでいたのだろうか…。

 

わたしの場合は、60歳以降の新しいIDも用意されていたというのに、悩みに悩んだ末、再雇用を断って会社を辞めた。

そして「キョウイク」(今日行くところ)も「キョウヨウ」(今日の用)も、(家と会社を往復するだけだったから)気軽に話しができるご近所さんも、何ひとつ手の中に無い「ただの人」となった。

そして今どうかというと、それで良かった。

金銭面では再雇用での給料にとても及ばないけれど、再雇用で働いていたら得られなかったたくさんの大切なものを手にしたし、今の働き方が体力的にも内容的にもちょうど良く、65歳を過ぎたこの先も無理なく続けて行ける状況になっている。

 

当時のブログに、60~65歳までの5年間がわけもなく貴重に思えると記していたが、振り返るとまさその通りでした。

さんざん悩んで決めたのに、いや悩んだからこそ、やっぱり続けていた方が良かったのかなとたまに思うこともありましたが、60歳からの5年は、人生のラストスパートに持ってこいの時期でした。

気力も体力もまだまだ現役時代と同様にあり、やる気さえあれば、いくらでも新しいことに挑戦できた。思う存分あちこち歩き回れた。

60歳までに自分が満足できる時間の使い方に辿り着いている人には無用な期間だと思うけれど、私の場合は、ただ会社という船に乗っかって、仕事という川に流されるままに「環境」をこなしていただけ。自分が選び取って来た人生のはずなのに、自分の思うように人生時間を使えていなかった。体力の限界まで毎日をこなすだけの生活。60歳から、それを続けた5年先にあるものはなんだ?と想像したら、迷いながらも会社を辞めるという決断に至ったのです。

(当時のブログ ⇩)

mayupp.hatenablog.com

振り返ると、この5年間は私にとって第二の青春か!というくらいめくるめく出会いの数々。勇気を出して挑戦することで、次から次に経験や人が繋がって行きました。楽しい日々でした。

が、ある日。

こんなに自分ばかりが楽しんでいていいのだろうか?

なにかもっと他にできることがあるのでは?

何かの役に立てることがあるのでは?

という思いに駆られるようになりました。

自分だけを楽しませていることへの、なんかわからん物足りなさ。

人生の最期が目の前に見えてくると、誰もが一度は考えることかもしれません。そんな沼にはまってしまったのです。

けれど、その時期に、出会った本で憑き物が落ちたように、スッキリとまた前を向けるようになりました。

それが、

岸本葉子さんの2冊。

①「ひとり老後、賢く楽しむ」

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私は今のところ一人ではないけれど、老いるのは同じ。

老いを迎える心構えが具体的に書かれていて、わかりやすかった。

自分がこの先、どんなふうに老いていくのかと考えると、転ばぬ先の杖じゃないけど何か今やっておけることはないだろうか、今こうして過ごしていていいのだろうかと焦りや迷いがどこかにありました。が、誰にもわからない未来を不安がるより、これからどんな風に生きたいのかに焦点をあてればいいんだ!という気づきをもらいました。

この数年間に頑張ってやってきた断捨離、家のリフォーム、転職。ウクレレサークルへの入会や友人たちとの交流や旅行などの楽しみ。仕事が緩やかになってきた夫と一緒に楽しむ毎日の家事やお出かけ。それらはみんな、これからどんな風に生きたいのかに繋がっているじゃないかと自信にもなりました。

特に気に入ったフレーズは、「学ぶというのは、自分が変わることを恐れないこと」(文言や文章は本の通りではありません)

学ぶことは大好きですが、自分が変わるとは思いませんでした。

色んなことを学んできたけど、その過程で自分は変わって来たのかな~?ちょっとそこは自分ではわかりませんが、生活が大きく変わったのは事実です。

時代もものすごいスピードで変わっているから、むしろもっと学んで変わっていかなきゃならん部分もありますよね。

 

②「ちょっと早めの老い支度」

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これを読んだら、今!目の前にある自分の時間を両手で包み込みたい気分になりました。

「時間は誰にでも平等」と言われるけど、実際のところ、自分の時間は自分しか使えません。

その瞬間を楽しめるのは自分だけ!

特に気に入ったのは、「 先行きのわからない時間は死までの猶予時間ではない。今は今として精一杯享受する」(文言や文章は本の通りではありません)

わかっちゃいるのに、目うろこでした。

子ども達もすっかり巣立ち、夫とふたりで緩やかに暮らしているとついつい「あと何年くらいこうしていられるかな」とぼんやり考えることがあって、それってまさに「死までの猶予期間」的な捉え方だったな~と。

今、目の前にある時間を精一杯生きなくちゃ!ですよね。

さんざんウザいと思ってきた夕食のしたくなんかも、夫を引きずり込んだりして、急がずに(早く!速く!と常に急ぐクセがついていたので)ゆっくり楽しんでやるよう意識したら、それほどストレスではなくなりました。

もう現役じゃないことを逆に強みに変えて、いちいち楽しんでいたら、なんだか毎日楽しいです(ただの単純)

 

モヤモヤの原因は、なにか自分にできる社会貢献がないだろうかと、大それて考えていたからな気がします。

大それたことに憧れているより、今目の前にあることを精一杯楽しむ。

そう吹っ切れました。

4年前に始めたウクレレでは、夏休みの子ども達に演奏してもらえないかとオファーが来たのですよ(もちろんサークルとして)。

小学生にウクレレ演奏をして楽器を触ってもらう企画なんです。大好きなウクレレを通して子ども達と接することができるなんて思いもしませんでした。好きなことを続けていたら、いつの間にか、誰かの役に立つことに繋がることもあるのだと新鮮な驚きでした。

大それたことでなくていい、身の丈にあっていてこそなのだと思いました。

目の前にあるものってついつい見逃しがちですけど、もう一回見返す感じで大切にしていたら、そのうち何かの役に立っている、そういうものなのかも?と今は思えています。

 

横浜カップヌードルミュージアムとJICAと心のパワー

横浜みなとみらいにある日清食品のカップヌードルミュージアム。

あそこは、お子ちゃまが行くところという認識だったので全く興味がありませんでした。

ところが、勤め先の福利厚生のクーポン提示で5月末まで入館料(500円)が無料になるという(500円に心動かされるお年頃)

みなとみらいは散歩に最適だし、開館してからもう何年も経つから空いてるだろうし、入るだけなら行ってみるかと、日程が合致したゆらりさんと行ってみました。

出かけたのは、平日の木曜日。

きっと、すっきすきだろうね~とたかをくくっていたら…

建物に入る前の交差点にたくさんの若者が溜まっているじゃないですか。

???

彼らもミュージアムへ?

まさかね。大学生っぽいしね。

信号が変わって若者たちが動きだす…と、あれま、次々とミュージアムへ吸い込まれて行きます(まだ人気は衰えていないんだ)

しかも、館内は入口あたりからすでに学生服を着た若者でいっぱい。

(たぶん中学生)

なるほど、修学旅行でも使われているのか!

おみやげコーナーで一番に目に付いたかわいこちゃん!

しかし、一般客は少ないと見えて、受付は空いていました。

クーポンを見せると、体験はどうするかと聞いてきます(体験は有料)

体験って、例のあれですよ。

カップヌードルの容器にマジックで絵を描いて、工場と同じ工程で流れて行くと、自分だけのカップヌードルが出来上がり!ってやつ。

小学生とかにぴったりのあれ。

いや、私は(やらなくて)いいな…(この歳で)

ゆらりさんどうする?やってみたい?

(まず、やらないよね)

ゆらりさんへ顔を向けると、

え?

うん(やりたいの方)と力強く頷くじゃないですか。

!!!

目の中に、闘志の炎が燃えています。

なんの迷いも躊躇もありません。

(そうだったのね!)

そうなると、一人で待つ時間が1時間程度になるということ。

一時間は長い。

やるしかないなと、二人分の予約チケットを受け取りました。

受付を終了して後ろを振り返ると、なんといきなりの長蛇の列(いつ来た?)

しかも、ほぼほぼ外国人。

なりほろ~!インバウンドの皆さんでも賑わっているのか!

なぜか気合をみせるゆらりさん。右手に熱い拳(隠れてるけど)

体験まで時間があったので、館内を見て回る。

創業者である安藤百福さんの生涯をCGアニメーションで上映しているシアターの前を通っていると、ちょうど開場するジャストタイミングにぶち当たる。

誘われるようにするすると入場。

安藤百福さん、すごい人ですよね。

当たり前のように売られている多種多様なカップ麺。彼のバイタリティ溢れる挑戦の積み重ねと、決して諦めないド根性で発明したからこその今がある。

あの熱意とパワーは、どこから出ていたのだろう。

チキンラーメンやカップヌードルを発明したのだって、誰かを出し抜いて競争に勝とうとか、金持ちになっていい思いをしようとか、そんなことじゃない。

彼の人生の年表は、最期まで数々の挑戦に彩られていた。

ワクワクすることを選びとって、うまくいかないことを楽しみ、思うがまま自由に「自分の人生」を生きたようにも見える。

実寸大の発明小屋も見学。

NHK朝ドラ「まんぷく」での小屋は、もう少し広い感じがしたよね〜という話しから、安藤百福を演じたの誰だっけ?

ほら、「麒麟が来る」に出てた〜

そーそー「ガイヤの夜明け」の案内人の〜

顔は浮かぶのに、お名前が全く出てこない。

外堀から埋めるような連想ゲームで、悶絶しながらいきなりポンっと出てくる場合もあるけど、二人して全く1ミリも出てこない。

自分にとってたいして重要でない情報は、脳みその奥深くにお蔵入りしてしまう。

出てこ~い。

走って出てこ~い!わたしの脳みそパワ~!

出て来ないうちに、体験の時間になった。

入場の際にいただいたパンフレット。総合プロデューサーは佐藤可士和さん

会場に着き予約チケットを見せると、まずは自販機でカップを購入とのこと。

料金を支払うと、自販機のお腹から蓋つきのカップが転がり出てくるシステム。

待って! その前に会場の混雑ぶりがすごい。

日本人に外国人、子どもから大人までワンサワンサと人々が溜まったり流れたりしている。

このあとの時間帯だと空いたりしますか?と尋ねるとこれは空いている方です、とのこと!そんなに盛況なんだ!

混雑は苦手。疲れるし。

もうやらなくていいかな〜とゆらりさんを伺う…が、全く怯む様子がない。むしろ体が前のめりになっている。

やるしかないか!

※自販機は、現金・交通系ICカードとクレカしか使えません(2026/5現在) 

 

工程は以下の通り。

1.自販機から転がり出て来たからっぽのカップに絵を描く

丸テーブルに座り、用意されている色とりどりの太マジックで、子どもも親も学生も外国人もみんな熱心に絵を描いていた(ここが一番長くかかる)

サッサと絵を描いてしまえば、あとの工程は10分もかからない。

2.立ち上がって、カップ加工の工程に並ぶ

スタッフにカップを渡すと、麺にパカっとカップを被せてくれる(これも百福氏の逆転の発想から生み出された技)

こちら側から、くるくる取っ手を回すと、カップの中に麺が入る。

3.スープと具材を選ぶ

写真撮っていいですか?尋ねると手を止めてくれました。スープは醤油・シーフード・カレー・トマトからひとつ、具材は4つ選べます。二人の好みが全く違う!

4.あとはもう、カップが閉じられていくだけ!

蓋をするところは、あっという間で見逃した…

蓋をしたあとは、外側の包装作業。

ふわっとたっぷりのビニールで包む

ビニールで閉じられた

工程のラスト。ここに入ると、ぶかぶかの包装がぴちっと見慣れた姿になって出てくる。2個上の写真の右側がこの機械

最後に、風船の中にヌードルが浮かんでいるような持ち歩きスタイルの袋に自分で仕上げる。私はバッグに入らなくなるので、空気は入れずにそのまま持ち帰った

袋と肩掛け紐。空気が吹き込まれたヌードル風船も見たかったかな

辺りを見回すと学生さん達の描いたカップのイラストが面白い!

ほうほうほう、やはり若者は視点が違うなー。

君たちよー!おやつのヌードルできたぜぃ。帰ってから食〜べよ!だけじゃない何かをつかみ取ったかーーーい?

こっちはチキンラーメンを作る体験コーナー。デカいボウルに麺棒、製麺機まであって本格的!きっと麺から作るんですね

出来上がったヌードルを手に写真を撮り合うと、もうお腹ペコペコ。

すぐそばに、JICA(国際協力機構)のビルがあり、社員食堂?(ポートテラスカフェ)は一般人も入ることができる。行こう!

JICAの仕事柄、メニューはアジアや中南米などのエスニック料理が多い。

セルフサービスで、ほとんど千円以内で食べられるが、お料理自体はレストランというより、流れ作業の学食といった感じ。

その代わり、眺めが最高。テーブル間も広いので風通しも良く気分が良い。

JICAで働いている人に外国人が多いようで、さわさわと聞こえてくる話し声は外国語。落ち着いた雰囲気のここは、ざわめきを逃れてゆっくりしたい今日の気分に最適。二人で1本の昼ビールを分け合った。今日の元気に乾杯!

本日のエスニック丼

食堂からの眺め。豪華客船と赤レンガ倉庫の屋根

JICA内の展示や図書館も利用できますよ。
2階の資料館で、ひと昔前の日本人が、楽園を求めて未開の土地に踏み入って行った、その先の苦労や小さな喜びなど当時の様子が展示されていた。

苦労に苦労を重ね、私たちの今へと繋いでくれたたくさんのパワフルな日本人がいたことに思いを馳せつつ、お湯だけで出来上がるラーメンを大切に持ち帰りました。

 

※「まんぷく」の男優さんは、長谷川博己さんでした(^^)

 

カップヌードルミュージアムさんのHP ⇩

www.cupnoodles-museum.jp

きのう渋谷で憤っ怒〜🎶そして松濤美術館

いや昨日のことではないですが、そんな歌ありましたよね?

🎵今日は渋谷でごっじ〜(5時)…みたいな。なんかそれを思い出しまして、つい。

昨年から続けている夫との東京散歩。

今回は、渋谷にある松濤美術館です。

松濤(しょうとう)美術館に憤怒したわけではありません。

松濤美術館は、渋谷駅から徒歩15分とのこと。歩いて行けるねと、何年かぶりに渋谷駅周辺を歩いて通り抜けたのです。

外国人が多いし、雑誌やスタイルブックから抜け出したようなオシャレさんもいっぱい。いけないと思いつつ斬新なファッションにナルホド〜ナルホド〜とついつい前からチラ見、背後からガン見。

一方、駅周辺が無機質なビルだらけで相変わらずわかりにくいし(歳のせい?)、方向感覚を奪い取られる工事現場の数々。

が。

それにも増して、通りが、歩道とかの通りが…汚い!!!

ここは、ゴミ捨て場か!

ポイ捨て奨励ゾーンなのか!

誰やねーーーん!

食べ散らかした容器や飲み物の缶やらボトルやら、そのまま放置して帰るヤツー!

なんでやねーーーん!

なんでそないなこと!すんねーん!

大阪人でもない私が大阪人に変身するくらいのインパクト。特に駅周辺。

大好きな町なら、きれいに使おうよ。

日々のニュースで渋谷の住民の皆さんが色々に努力していらっしゃることを知っています。

汚されて嬉しい町なんてないよ。

普段でこれなら、ハロウィンやイベントで、あれこれ禁止されるのは仕方ないよね。

 

とは言え、駅を離れて住宅街らしき場所に入ってくると落ち着いた街並みとなりました。

目指す松濤美術館は、住宅街のバス通りをちょっと折れたところに静かに佇んでました。ここかな?と思うくらい控えめに。

松濤美術館の入り口

敷地も狭そうだし大きくもありません。

でも、それがこの建物たるゆえんなのでした。

建物内部は、ほとんど撮影が許されていないのでお見せできないのですが、しっとり重厚。高貴な古い洋館のようでありながら、斬新さも感じます。

建物の内外を問わず、あらわれる曲線。

そしてそれがポイント。

地下2階へ通ずる階段。上から覗き込むと吸い込まれそう。足がすくむ。シャーロックホームズが駆け降りて行きそうな雰囲気。

建物の真ん中の中庭に噴水。

途中にフロアを繋ぐ渡り廊下(歩けます)

地下2階にある噴水。手入れが大変そうでもある。渡り廊下に貼り付けられた紋章?も素敵

こんな建築になっているのには、渋谷の高級住宅街の中、という場所柄ならではの制約があったからということ。

設計した白井晟一さんの経緯についても、同美術館のHPに記載があります。

建物の規模は違いますが、ザ・プリンス箱根芦ノ湖を連想したので、調べてみたら同プリンスの設計は村野藤吾さん。

白井晟一さんと村野藤吾さんは同年代に活躍した建築家なんですね。

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shoto-museum.jp

別に宣伝でも何でもないですが、ついでにこれも貼っておきますね!

このHPにある、村野藤吾さんのところ見て欲しいです~⇩

www.princehotels.co.jp

高輪ゲートウェイ 都心の別荘?ニュウマン

こんなに面白い町が近くにあるのに見に行かないのはもったいないと、昨年から続けている夫との東京散歩。

今回はミーハーお出かけで(ミーハーって昭和…)用もないし、お呼びでもないのに、昨年(2025年)開業した令和の最先端、JR東日本の高輪ゲートウェイ駅に行ってきました。

さっそくですが!

この洗面化粧台、すごくないですか?👇

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階によって洗面ボウルの色が違う

駅前にそびえるニュウマン高輪の28〜29階のトイレです。

美しいです。

手洗いボウルは、一瞬なにこれ?と目を凝らしてしまう異質感。

なんと、ひとつひとつ石?をくり抜いて作られたものと見えました。

水洗金具は、ダイソン。

飛行機の羽のように両側に伸びているところに、それぞれ左右の手をかざすとブォ〜ッと熱風が噴き出て、洗った手の水分を吹き飛ばし乾燥してくれる、あれです。

その上、無造作に置かれている手洗い石鹸はイソップ(Aesop)。

確か一本5,000円以上したような…

どこかのリゾート地の超高級なホテルのごとき佇まい(知らんけど)

(しかし!実際にダイソンの羽根の下に洗った手を差し出すと、吹き飛ばされた水分が熱風とともに自分の方へ襲いかかってくるんですよ。あ!これ!羽根の前後の付ける方向間違えたのか?と一瞬思ったのですが、原因はたぶん、丸くくり抜かれた洗面ボウル。向こう側へ飛ばされた水分と熱風が洗面ボウルの丸みによって自分の方へ跳ね返されているんだと推測されます。ダイソンの乾燥付き金具には、やっぱり相応の無機質な洗面ボウルが良かったのかも…。え?どーでもいい?)

話がそれました。

ニュウマン高輪の28〜29階といえば、話題の天空庭「LUFTBAUM」

ニュウマンさんによると「都心の別荘」というキャッチフレーズらしいです。

誰でも無料で入ることができる高層階の人口庭。

しかし、29階まで行くエレベーターが、意外に見つけにくい。

どこ?

駅前にある3棟のビルのうち真ん中のビルでした。

小さな目立たない入口に人だかり。ビルに入るとすぐなのになぜか見落とす

すでに行列。

テーマパークのアトラクションに並ぶような気分で待ちました。

順番が来て、わくわくとエレベーターに乗り込むと、めっちゃ速い。

28階まで急上昇!

気圧の急激な変化の影響か、途中で心臓がギュルルと変な動きをしたので、もしかしてこの使い古した心臓はついにここで止まるのか?と覚悟を決めましたが、無事でした。

(あとで聞いたら夫も同じ心臓現象だったらしい)

28階に到着し吐き出されたところは、宇宙ステーションのような別世界。

28階から29階へのエレベーターも未来へ吸い込まれるよう

お庭はどこじゃ~!

探し求めてさ迷うと、あったあった。

て。

その前に、これ!

庭に出る自動ドア。手のイラストだけなのに「手をかざす」とわかる!

私が今まで遭遇して来たなんらかの手のアクションでオープンするタイプのドアって、必ず「手を近づけてください」「軽く触れてください」などの文言が添えられていたのですよ。

でも、これは、手の絵だけ。

「ンなこと、わざわざ書かなくてもわかるでしょ」てな感じ。

すてき~。スマート~。採用した人ゴイス~。

緑へのいざない。確かここは、庭ではなく通路だったような…

いよいよ庭の中。同じフロアに北と南?東と西?定かではないが、フロアの反対側にそれぞれ1か所ずつ庭があります

庭の窓からの眺め。どっちかからの陸側の景色。覚えてなくてごめんしゃい。確か、写真左側が品川方向

海側の景色は、いろんな電車が見えてヒャッホーです

どの窓を見ていた時かはわかりませんが、見知らぬオバサマが「あっちは新宿かしら?」と言うので、へえ~そうなんだ〜なんて見てたら、私に話しかけてました。え~どうでしょう?と目を凝らせば、確かにその方角に新宿のNTTドコモタワーが見えます。そのようですね!なるほど、ここから新宿までも見渡せるのか~。

 

さて、そろそろお腹がすいてきましたよ。

レストランを物色すると、どの店も、ランチは5〜6千円以上(デスヨネ~)

軽〜く一万円札がサヨナラを告げる店も、ベランダに来た鳩みたいに何食わぬ顔で並んでいます(さすが)

(あいつら←鳩、しら〜っとベランダに来ては、鬼の形相で走り出てきた私と目が合っても、まん丸な目でクイクイと首をかしげながら、え?なにか問題でも?って顔をわざわざ2秒間作ったのち、あざけるように飛び去るんですよ)

また、話がそれました。

とりあえず、ホルムズ海峡がこんな事態になる前に竣工していて良かった。

話がそれそれですね。

 

てなわけで(ってどういうわけ)、心臓にあまり負担をかけてもいけないので(言い訳)こちらの優雅なレストラン達にそそくさと別れを告げ、お手頃なお値段で落ち着いていただける場所へと急いだのでした。

渋谷マークシティ4階にある成城石井のレストラン。名前が長すぎて覚えられない

このレストラン、スーパーマーケット成城石井の裏力か、とっても柔らかくておいしい”ランイチ”のステーキランチが税込2300円程度(別ボウルでのサラダとライスかパン付き。パンは食べ放題…なんだけどホールの方が手の空いてそうな時を狙って頼まないとなかなかおかわりできないです)(2026・5月現在の価格)

東京から人がごっそりいなくなるゴールデンウイークの最中でしたので、待たずに入れました。

観光地以外の東京を散歩するなら、盆正月、それにGW、日祝ですね!

おかげ?で、ゲートウェイならではの、あの乗り物(iinoという名前らしい)が誰も乗せずに野放し状態でウロウロしていたところを、スッと捕まえて飛び乗ることができましたよ。

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三角の頂点部分にあるセンサーに手をかざすと、ゆっくりとスピードを落として止まってくれるという愛らしさ!かわいい~。

「俺は(乗らなくて)いい」と落ち着き払っていた夫でしたが、降りて振り返るとちゃっかり乗ってニコニコしてました。

くりはま花の国

いつもの健脚系女子の会。

最近は、「健脚系サンサルの会」と名称変更しております。

というのも、さすがに「女子」は気が引けるとパイセンとゆらりさんから申し出があり、「健脚系サンサルの会」と名称を変更することに踏み切りました(とか言うほどたいした事じゃない)

もしかして、ひょっとして、サンサルって何?

という疑問を抱いた方のためにご説明申し上げますと(え?いらない?)(そう言われてもグイグイ行きます)

埼玉県の秩父神社の「お元気三猿」に因んだものです。

この三猿さん、日光東照宮の三猿とは真逆。

日光東照宮が「見ざる🙈、聞かざる🙉、言わざる🙊」なのに対して、「よく見、よく聞いて、よく話そう」なのです。

以前、三人で西武特急ラビューで秩父に行き、秩父神社でこの「お元気三猿」に出会って、これは良い!まさに私どもの目指すところと「さんさる」をちょうだいしたというわけです。

以上、お付き合いありがとうございました(どーでも良かった?デスヨネ~)

 

さて、今回は、くりはま花の国へ行ってみましたよ。

最近の猛暑は、百メーター歩いただけでシボーしそうな暑さ、激暑。歩けるうちに歩こう!と出かけてみました。

「くりはま花の国」は、″みなとのヨーコ″で有名な?神奈川県横須賀市にあります。

最寄りの駅は、久里浜。

ペリーが上陸したところです。

横浜から40分程度、京急線(京浜急行)の特急電車に揺られると、久里浜駅に到着。

駅から徒歩15分と書かれてましたが、それほどでもなかったですよ。

公園に続く道。電信柱ごとに花の絵があしらわれています。

園のゲートをくぐるとすぐに、地元の方らしき人々が思い思いに休憩中。もうすでに、ウオーキングを終えた後のご様子。

園内はとても広く途中に丘も越えます。

端っこまで行ったらもう引き返したくないと、いつも元気なパイセンが珍しく主張。

そういえば、行き先を決める際に「あそこには以前行ったことがあるけど、ただの広場で何もなかった」と若干腰が引けていたっけ。

一応、園内をぐるりとフラワートレインが走ってはいるのですが、本数が少ない!

仕方ないので、端まで歩いたら、そこにあるゲートを出てショートカットして戻って来ようとなりました。

赤い矢印から入園して水色の矢印より退園。(久里浜駅でいただいた「きままに散歩」リーフレットの地図から拝借)

園内は、ちょうどポピーの季節。

上の地図、入園してすぐのポピー園に続く緩やかな勾配。

美しい。でも向こうに見える森の中が上り坂

途中のキッズ向け広場「冒険ランド」に、ゴジラ降臨!

ゆらりさんの臨場感あふれるガオガオ顔がゴジラ並みだったので目隠し(笑)

なかなかの迫力です。(ゴジラも)

そしてこれ、滑り台なんですよ。

ちょっと滑ってみたいところでしたが、パイセンとゆらりさんが先を急ぐ風情でしたのでやめておきました(笑)

ラストのハーブ園で、ソフトクリームを舐めながら、つい先日のゆらりさんのお子さんの結婚式の話しに盛り上がる。(おめでとう!)

園内は、どこもきちんと整備されていてゴミ一つない。

それなのに、入園無料、 年中無休。

しかもね、5/30~31(土日)(2026年)の二日間は、無料でポピーの花が摘み放題! 14:00からのカウントダウンで一斉にスタートなんですって!

(この投稿が間に合うか?)

横須賀市がんばってます!

 

ハーブ園あたりのゲートを出ると、ちょうどペリー公園の近くに出たので、公園の中にあるこれまた無料のペリー記念館にもお邪魔。

そこから久里浜の海を眺めながら駅へと戻りました。

爽快!

来た道を戻るより歩いたかも。

もうお腹ぺっこぺこ。

久里浜駅に近くにある良さげなお寿司屋さん「ひさご寿し」を発見。

入ろう入ろう!と瞬時に決定。

ランチ寿司が、なんとお得でおいしい!(さすがオババの勘)

ついついビールも頼みました。

エンガワとなま桜エビも。これに具沢山の茶わん蒸しと、身までふっくらめっちゃ出汁の効いたシジミ汁がついて1490円(税込)身まで全部いただきました

このお寿司屋さん、人気のお店のようでお客さんがひっきりなしに来店。

ただし、お会計は現金のみ。ご注意を!

www.kanagawaparks.com

ミセスのダーリンなんて歌えるわけない…はず

今年2026年のNHKの朝ドラ「風、薫る」の主題歌も歌っていて、今や人気絶頂のグループ、ミセス・グリーンアップルの歌を歌うことになりました。

コーラス部でもない私がです。

実は、町内の文化祭で、コーラスサークルさん(の熱血リーダー)がたくさんの人に参加してもらいたいと「みんなで大合唱」を思いついたからなのです。

私の所属するウクレレサークルとコーラスサークルは、発足当時から何かとお互いに支え合って来た仲。観客の少ない頃からの動員観客として持ちつ持たれつの関係なのです。

そう。

お察しの通り。

動員の一環で、私たちウクレレサークル員も自動的に「大合唱」に参加する形となったわけです。

その大合唱に選ばれた曲が、ミセス(以後長いのでグリーンアップルは省略)の「ダーリン」とやら…

特に若者に参加してほしいという一念から、この曲が選曲されたとか…

私にしてみたら、だ、ダ、ダーリン?

知りまへーーーんっ!

どんな曲〜?!

ミセスの歌は、何かしら耳にしたことはありますが、とにかく難しい!

 

恐る恐る「ダーリン」を聞いてみたところ、ふんふんなかなか良い感じ…と思ったのは束の間。

これ、まず間違いなくゼーッタイに覚えられない。

難しすぎる〜!

曲が難しいのはもちろん、いきなりトゥルルッと早口で歌詞が詰め込まれていたり、「が」とか「に」などの「てにおは」が「え?こ、ここで?!」という箇所で切れていて意外すぎる(昭和感覚)

そもそも、ダーリンってなに?

アメリカの古〜いドラマ「奥様は魔女」に出てくるダーリンのイメージしかないのに、「背中に乗って泳いでて欲しいダーリン」ってどゆこと?何をどう「勘違いしちゃう」の?

歌詞もわけわからんし、メインメロディが掴めないのはもちろん、私が担当するアルトパートなんて(他のパートもですけど)、歌うところと、アーアーとかフフフフーとか歌詞はないけどハモるために声出しするところがあるわけですよ。

いや、無理でしょ。

心のシャッターが静かに閉じていきました。

ここでひと息。ふと見つけた若葉たち。新芽だけの眩しい輝き✨

しかし。

客席からスクリーンに映し出される歌詞を見ながら歌う感じでいいですよ〜というハードルの低さだったので、ま、その場しのぎでとりあえず口をパクパクしておけばいいか!楽勝、楽勝!と気楽に考えていました。

しかし、しかし!

本番数日前のウクレレの練習の時に、全員舞台に上がって歌うらしいという噂が、ウクレレとコーラスを兼部している人から伝わってきました。

てことは、歌詞を見ながら気楽に口パクつてわけには行かないですやーん!

さらに、ウクレレサークル全員参加!と思い込んでいたのに、実際に手を挙げた(ネットで申し込む形)のは私を含めて6名のみ!という新事実が判明!

まじでーすーかーーー。

だって歌が難しいもん…という理由多数。

うんうん、そーだよねー。

それは、わかる〜。

 

だがしかし手を挙げたからには後には引けない。

その日から一夜漬けならぬ数日間漬け。

時間を見つけては、送られて来たアンドロイドの声でアルトパートのダーリンを聞き続け、歌い続ける。「ダーリン」が何なのかとかもうどーでもいい、自らもアンドロイドと化してひたすら頭に叩き込み、いよいよ当日。

午前中に一度、参加者全員での練習の場が設けられました。

音源(伴奏)が流れ始め、

歌い始めると…

楽しい。

めちゃくちゃ楽しい。

同じパートのコーラスさんが周囲を取り囲んでくれたおかげで、覚え切れなかった所もなんとなく歌える。

前半の独唱のような切ない部分が終わると、ダダ、ダダン!というドラムの音でいよいよ後半の盛り上がりに突入!

みんなの声に熱がこもる。

4パートが一体となって歌声が大波となる。

ついに、伴奏なしの全員の声だけのラスト!

「ダーリン、ダーリン!」

リーダーが終わりの合図に、にぎった拳を振り上げる。

最後まで歌い切った!

胸の奥からわきわきと喜びが湧いてきて、みんなの顔が輝きながら笑って「歌えた!」「歌えたねー!」飛び上がりながら両手ハイタッチ。

みんな、ちゃんと家で練習してたんだな〜。

参加賞でいただきました。アップルジュース!

本番はもちろん何かが吹っ切れたように、思い切り歌えました。

合唱って、すごい!

ゴーイースー!!!

違うパートの人々の声が、重なり合いひとつになって響き広がるあの感動。

同時にね、この歌の意味がわかる気がしたのですよ。

そう気がついて、あらためてオリジナルを聴いてみました。

ミセスがNHKの「18祭」(18さい)で、1000人の18歳の若者たちと歌ったものをYouTubeで。

※NHKが行う特別番組。一組のアーティストが18歳の若者たちのために曲を作り、その曲を応募で選ばれた千人の18歳と共に歌う。私は、たまたまラッドウィンプスとワンオクロックの回を見たことがあります。年に一回?なのかな?

泣きました。

この曲を作ったミセスの大森さん本人が歌う前半の感情の入り方も半端ない。

アンドロイドの声ばかり聞いて練習していたから、「人間」が歌う「感情」が込められた歌の破壊力を思い知ります。

 

60年以上生きちゃったら、全然気にしなくなっていたけれど、そうよね、若い頃は些細なことで悩んだり、気にしたりしていたな。こうなりたい!という未来の自分自身への期待もあったし、確かにな〜と若い頃の気分を想い出したのです。

一見するとナンノコッチャ?な歌詞が、実は若くて不安定な揺らぎを的確に表現していると思えてきたのです。

さらに、ダーリンが何なのかも、うっすらわかった気になりました。

不思議ですよね~。

あとね、

何といっても、こんな難しい歌を覚えることがまだ!できた!(だいたいな感じですけど)ことが嬉しかった。

来年も、大合唱に参加するぞーっとそんな気になってます(オイオイちょと待て)

 

いつまで見ることができるのかわかりませんが、

NHKの「18祭」での「ダーリン」 👇

youtu.be



晴れわたる吾妻山公園とあっぱれ70代と二宮食堂

山ガール(山オババ)のゆらりさんから、ちょっくら気晴らしに行ってみたら憂さも晴れるほど(どんな憂さやねん!)清々しかったから行ってみない?という連絡が入りました。

覚えてくださっていると嬉しいのですが、ゆらりさんは、歩くの大好き60代以上の女子(ウソおばば)3名で構成する「健脚系女子の会」メンバーの一人です。

ちなみに、パイセンはついに70代突入、ゆらりさん、ワタクシ60代という年齢構成になっております。

ゆらりさんの提案は、横浜からJR東海道線の普通電車で西へ40分ほどの、二宮駅にある「吾妻山公園

 

ここのところ雪まじりの極寒の日々が続いていましたが、なんとラッキーなことに3人の都合をすり合わせてパッと決まった当日は、気温も上がり奇跡的な晴れ。

何事も、すったもんだせずにスンスンと運命的に決まると、ラッキーも一緒に付いてくる気がします。

 

がしかし!

なんということでしょう。

電車の時間を決めようかという決行日の3日前、パイセン70代が「軽いぎっくり腰になったから体操して治してるところよ」というではないですか。

はぁ!?

ぎっくり腰?

吾妻山公園は、公園と言えどもちょっとした小さな山。

約300段の階段が待っています。

ちょっとちょっと、人並以上に元気なのは知ってるけど、無理はあかんよね。腰みたいに大事なところは、後からどど~んと来るよ。

(さすがのパイセンもやっぱり年か~!)👈この言葉は飲み込む。

すると、

「当日までには体操で治すから待っててね」と来た。

いやいや腰だもん、そんな2・3日で治るはずないよ~。

 

当日の朝、やっぱり無理だわ~の連絡が来るものと待っていたけど、

一切ない。

そして、待ち合わせ場所に、ちゃんといる。

大丈夫なのかと尋ねたら、「だいじょぶ、ダイジョブ。昨日も仕事に行ったけど普通に動けたし、ルーティンの階段200段昇り降りも普通にできた」と言うのです。

ふ~む、どうやら負け惜しみや精神論ではない模様。

仕方ないので、パイセンの体調を気遣いつつ、行ってまいりました。

二宮駅から徒歩数分で辿り着く入口。左側が立入禁止なのは、まだ残雪ありのためかな

けっこう急な階段

足元を気遣い、ゆっくり休み休み行くわよ〜!というゆらりさんの掛け声のもと、雪をよけながら注意深く登って行く。

300段と言えども、途中に見晴し台もあったり(ここからの眺めもまた良い)、サザンカのように見えて寒椿だった!などと道端のあれこれに和みながら進んでいると、あっという間に登ってしまった。

辿り着いたところは、パーっと視界が開ける広っぱ。冬なので芝は枯れ色をしていたけど、空の青さとのコントラストが清々しい。

緑の季節には、この芝生も青々と輝くそうだ

今は、菜の花が満開。

芝生広場を登ると、彼方にどーんと現れる富士山に、思わず「わーっ!」と声を上げる。

菜の花が満開

見渡せば、どこもかしこも深呼吸したくなる大パノラマ。

たったの300段なのに!

相模湾から富士山、そして丹沢山系まで一望できる。

左手の相模湾→富士山→丹沢山系が一望できる

こんなにどでかく富士山

ベンチに腰をおろして眺めやると、心まで開ききって次から次に話が出て止まらない。

パイセンの腰も、なんの支障もなさそう。

そのパイセン、ついでに病院で骨密度を測ってもらったら、

なんと!

成人女性の98%

同年齢の128%

「いったい何をやってるんですか!?」と医師に仰天されたそう。

本当に、すごい。

ぎっくり腰体操も、いったい何をどうやったんだ!?

毎日、近くの神社の200階段を登り降りするのが日課だし、仕事も電車で3駅先へ通っている。遊びに行く日でも、朝一番に自転車で買い物を済ませていたり、確かに、よく働くし、よく動く。

ご自宅が二階建てのせいで、階段の登り降りも否応なく一日に何回もする。

そして、何より何にでも躊躇がないし、おしゃべり好きで好奇心旺盛というご本人の資質があると思う。

が、大きな原動力は、お連れ合いだと睨んでる。

だって、お連れ合いさんは、定年後の今、自分から気を効かして家事をしたりしないのはもちろん、頼まれたことすらまともにせずに日がな一日リビングに居座っているらしいのだ。

それが嫌で嫌で、なんとか家に居なくて済むようにとホイホイお出かけしている。

本人は、「夫に関してはもう諦めた」と言うけど、夫さんには期待をせずに、自分を動かすことで解決していることが、逆に元気の源になっているんだなー。

 

そう言えば、以前、奈良井宿から松本の旅をした時のこと。

夜の居酒屋で、ゆらりさんがお連れ合いへの不満をぶちまけていた。そろそろ全部吐き出した?という頃合いで、パイセンから出たひと言が、

ゆらりさん、諦めなさい」

パイセンの「あきらめなさい」の深層を深掘りはしなかったけど、60年以上生きてきた今となっては、相手が変わることはない。だったら、余計な期待をしてむしゃくしゃしたり無駄な労力使うより、そういうもんだと認知してこれからの人生を過ごした方がいい。つまり、見切りの境地ということかな。

きっと、その境地に至るまでの道のりがあったのだろう。

私は、人はいくつになっても変われる派なので、一応、持論も述べておきました!笑

 

山から降りたら1時を過ぎてお腹もぺこぺこ。

二宮駅周辺で食べるところを探すも、曜日のせいか定休日も多くてなかなか見つからない。地図を読み違えて、小さな路地に迷い込んだり、ここはどこだ?状態に陥って二宮駅周辺のオバサン探検隊となったが、偶然にも、以前テレビで見て入ってみたいと思っていた店の前に出ていた!

「二宮食堂」。風でのれんが翻ったが、そこがなんかいいでしょ(笑)

地元の新鮮な魚を使った家庭的な料理。

それだけにメニューの数に限りがあって、先に注文を始めた隣のテーブルのおじさま3人グループで売り切れるんじゃないかとハラハラ。

お店の方がお若いのに気さくで、料理の説明もどのテーブルにも労を惜しまず、優しく温かい声で丁寧に説明してくれる。そんな何気ない対応こそがお店の味を上げるよねと思う。AIには決してできないサービスだ。

私がたのんだ鯖の竜田揚げ定食。ミニお刺身が臭み全くなしで旨すぎ。

鯵の臭みが苦手なのでこれを頼まなかったけど、鯵以外に地魚のフライも入っていた!こっちもおいしそ~と叫んだ

結局、ゆらりさんと鯵フライとサバの竜田揚げを少しずつトレード。

揚げ物にありがちな、胃もたれ的くどさ無し。軽い。

あのアジ独特の臭みも全くなく、ふっわふっわでとてもおいしかった。

 

他に、煮魚定食が魚の種類によって限定数個ずつ提供されてました。

煮魚が苦手なので選ばなかったけど、ここの煮魚なら食べられたかも!

なんとかカサゴ(忘れた)、1皿しかなくて売り切れていたけど、食べてみたかったな~。きっと、脂がのっておいしいに違いない。

また、桜の季節に来たいものです。

吾妻山公園には、子ども向けのローラーコースターや遊具もあって、土日は賑わうらしい。

www.town.ninomiya.kanagawa.jp