どうせ老いるなら〜シニアーゼまるくるみらくる

60代は余生じゃない。新しい人生の始まりなのだ。※このブログにはアフェリエイトが含まれます。

色んな意味で器がデカい、しながわ水族館

なんだかね~、最近のお天気ってどうかしてますよね。

特に首都圏は雨ばかり。

異常な台風や線状降水帯も、結局は人間のせい…😢

AIが台頭したら、一番に人間が抹殺されそうです。

 

そんな中、いつもの健脚系サンサルの会(歩くの大好きオババ3名)、目の前の時間を楽しもうと歩きに行ってきました。

しながわ水族館

東京都品川区にあります。

いい年こいた、失礼、結構な年齢を重ねた私どもが、なぜに今さら水族館へ?ではありますが、そこはやはり、それなりの選定理由がありまして。

サンサルの会は、歩くの大好き。

歩くことこそ目的。

歩きながら、道端のあれこれを愛で、感嘆し、よもやま話に花を咲かせると言うのが、ささやかな楽しみなのです。

しかし!

昨今のお天気事情です。

歩き最大?の敵、雨の確率大。

ところが!

見つけてしまいました。

雨の日の救済策が、この水族館にあることを!

なんと、最寄りの駅から送迎バスが出ているのであります!

しかも無料の!

これはすごい。さすが、品川区。お金持ち。

激しい雨で、残念ながら行きも帰りも送迎バスという場合でも、水族館の中をたっぷり回遊できます。

とは言え、水族館への最寄り駅は結構たくさんありまして、その中の「大井町」駅からの送迎でした。

 

大井町と言えば、先日、同館のすぐ近くの大井競馬場に歩いて行ったばかり。

その実績を認められ?歩きコース制作担当となりました(笑)

それが、このコース 👇

大井町駅➡木の芽坂➡大井消防署➡勝島運河➡なみだ橋(浜川橋)➡競馬場通り➡品川区民公園➡しながわ水族館(グーグルマップ拝借)

大井町駅から、木の芽坂(なんてステキな名前なんだ)を通り、運河沿いを歩いて、品川区民公園を気分良く楽しみながら歩くだけ!

それだけで、水族館に着いてしまうのです。

素晴らしいでしょ!

当日は、雨の予想にも関わらず、曇り時々薄いおひさま。

運河沿いを歩くと、桜並木が。春にはきっと満開の桜トンネル

ちょうどキバナコスモスの季節? 運河の撮影会が行われていたようで、立派なカメラを抱えた人々がたくさんいました

運河のどん詰まりに来たら、右に折れて、立会川にかかる「浜川橋」を渡ります。
旧東海道にあるこの橋は、別名「なみだ橋」。

この小さな橋の脇に立てられた札を読むと、なんと切ない。

仕置き場(鈴ヶ森刑場)に送られる罪人と、密かに見送りに来た親族が、ここで互いに涙を流しながら今生の別れをしたと書かれています。

当時は、人の命を今ほど丁寧に扱っていない時代。

たくさんの無実の罪や、たわいもない罪でひどい目にあわされた人もたくさんいたはず。当時の人々がこの橋の名前にこめた思いに泣けてきます。

いろんな時代を人々が生きていた歴史がこんなところに

そんな旧東海道に思いを馳せながら進むともうすぐに、しながわ区民公園。

めっちゃ綺麗なんですよ。

さすが品川区。お金持ち(このセリフ2度目)

こんな子ども向けの遊具もあります

途中、ゆらりさんが「オヤツを持ってきたわよ〜」と珍しい銘菓(たぶん)を取り出しまして。

ベンチでお茶しました。

しみじみしてる〜(^^)

奈良の銘菓らしいです。柿風味のあんこが入っているかと思いきや、
ホンマに柿が入ってました

yahoo.jp

しながわ区民公園いいね~なんて歩いているうちに、いつの間にかしながわ水族館に到着してます。

 

水族館には、たくさんの小学生が見学に来ていました。が、イルカショーを見た後は先生から「よそ見をしないで歩いて〜」とご指導が飛び、イワシの群れのように整然と列をなして展示を見ることもなく移動していたので(たぶん、皆がてんでに鑑賞しだすと収集つかなくなる)、今度またご家族と一緒にじっくり来るきっかけになればいいなと思いましたよ。

私たちは、じっくりとっくり見ました。

いちいち、とっても面白かったです。

トンネル式水槽もなかなかのもの

ものすごく地味でしょ?でも、ものすごく面白い。忍者のように砂に埋まってるヒラメやカレイが、今だ!とばかりにさわさわ動いていく様子に目が離せません

どでかシャークも!

帰りは、ちゃっかり無料送迎バスで大井町まで帰りました。

このバスがまた、東急の立派ででっかいバスでしたよ〜!

※品川駅前に民間の水族館があります。そちらとお間違えなさいませんよう。

www.aquarium.gr.jp

朝ドラにこんなこと言いたくないけど

新しい朝ドラ「ブラッサム」が始まりました。

先週に前作「風、薫る」が終わりましたが、サラッとしてるというか、ああそういうわけでそうなったのねと説明的で、軽く流したような終わり方に感じました。

自分が本腰入れて見てなかったせいなのか?

いやいや、本腰入れるも何も、面白ければぐいぐい引き込まれてしまうもの。

携わった人々の努力や頑張りのことを考えると、どんな作品でもけなしたくないし、できるなら褒めたたえたい。

だけどね、ちょっとね、今回はね、ごめんなさいね。

惰性で見てしまったことをちょっと後悔。

なぜこんなにつまらなかったのだろう?

 

私も一応、モデルとなった大関和(おおぜき ちか)さんの本は読んだんですよ。

テレビのドラマに仕立て上げられる人なんだから、いったいどんな人物なんだろう?と主人公に関する本を読むわけです。

読んでこの人物へのイメージを膨らませてしまうわけです。

それで、この「熱い」人物をどう描くのかわくわくして見るわけです。

が。

ドラマでの彼女は、ひじょうに平坦。

全体的にまったりしていて、表情も平面的で、今大流行の「ちいかわ」ブームに乗ろうとしたのか?という的外れな憶測までしてしまいます。

そして、なんと言っても。

若い。

若過ぎる。

そして、美しすぎる。

若くて美し過ぎるのですよ。

長い年月が経っても、誰一人老いていない。

変化は、髪形だけかな。

人生を積み重ねた「重み」が体から沁み出していない。

中身のない薄っぺらさに違和感ばかりを感じました。

(ファンのみなさんには申し訳ない)

朝から美しくないものは放送できない、という配慮からなのか?

描くのは人間なのに、生き物である人間に対するリアリティが乏し過ぎやしませんか?

表情の変わらない人形劇を見ているようでした。

(母親美津役の水野美紀さんは良かったです!)

朝だから、わざと軽いタッチで作ったのかな~???

皇居の二の丸公園の雑草?の皆さん。この美しく勢いある伸びっぷり!(2026.4撮影)

さて、今度は、これまたとびきり痛快で面白そうな人物、宇野千代さんがモデルの作品ですね~!

どんな作品に仕立てあがるのか楽しみです。

俳優さんのイメージの枠からはみ出るくらい、思いっきり演じてもらえるといいな。

しあわせは食べて寝て、待ったなし

天国の門を叩く一歩手前で引き返し、みごと?生き残りました。

まだまだ世に憚りそうな予感がしまーす笑

生還してから、さっそく「サヨナラをお知らせする友達リスト」を作らなきゃな~と思っていた矢先、友人むーにゃんから一本のラインが届いて固まりました。

Pちゃんが亡くなったかもしれない…

は?

… …?

そんな怖いこと言わないで〜!

またまた危うく失神しそうになりました。

朝のロッカー室で噂が流れて来たと言うのです。

ちょっと待って、うわさでしょ。

そんなのあり得ないよ。

亡くなる要素がないし。

まずは本人に連絡しよう!

2人して、LINEでPちゃんに呼びかける。

しかし、何時間経っても既読にならない。

仕事中だというのに、いつ来るか、もう来たかとPちゃんからの返信が気になって気になって何度もスマホを覗いてしまう。

 

Pちゃんとむーにゃんは、現役時代からのかけがえのない友人。

一緒に苦難を乗り越えて働いた仲間です。

ある時、旅行の温泉で、並んで髪を洗いながらふと見たら、湯煙の向こうにいるはずの二人の姿が……ムーミンでした。

色の白さといい、胸元からなだらかに膨らんでいくお腹の丸さといい、トーベ・ヤンソンのムーミンそっくりだったのです。

それ以来、さしずめミーに相当する私の三人で、ムーミンズとなりました。

そのPちゃんが亡くなったと言うのです。

 

いやいや、あり得ない。

しかし。

Pちゃ~~~ん!

2人で、何度呼びかけても全く動きが無い。

きっと、今日は忙しくて昼休みもスマホを覗く余裕がなかっただけだよね。

むーにゃんと不安を打ち消し合うも、そういえば、今年になって、お母さんが亡くなったばかり。遺品の整理も終わらないうちに、今度はお兄さんが入院。

普段から何かと愚痴が多いPちゃん。つい最近まで、お兄さんの具合が悪くて色んな事が大変だと愚痴ってきてたばかりだし。

いつものようにLINEに愚痴を垂れ流していたから、いつものように吐き出させておけばオッケーと真剣に返してなかった…。

そんなに追い詰められてた?

Pちゃ~~ん!

Pちゃんの笑い顔や、おちゃめなしぐさが頭にどんどん浮かんできて泣けてくる。

「どーせいつもの」と片付けないで、もっともっと!ちゃんと向き合っておけば良かった…

後悔と自分への不甲斐なさでいっぱいになる。

 

とっくに退勤したであろう時刻が過ぎても、やっぱり返信どころか既読にもならない。

どうしたんだろう?

あのさ〜、Pちゃんがちゃんと元気だったら、一回会っておかない?そして、Pちゃんの話し全部聞いておこうよ。

不安をかかえながら、むーちゃんと話し合う。

 

遅い夜になって、PちゃんのLINEが動いた!

ごめんごめん〜。

今日、職場の暑気払い(飲み会)だったから〜。消音してたの忘れて携帯見てなかった~。一日中バタバタしてたし〜てへへ〜。

てへへ~…って、

あー!💢

のーー!💢💢

ねーーーーー!💢💢💢

心配で仕事の凡ミスしちゃったむーちゃんの怒りも爆発したけど、良かった良かった!生きてたならそれでオッケー!

お兄さんの病状も改善に向かったという。

 

だけど、やっぱり色々キツかったのか、「会えないかな〜」と集合の号令鳴りました。

そう言えば、一月に会ったきり。

ご飯だけじゃ時間が足りないねと、急遽、お泊まりに変更。

急だし金曜日なだけに、いつもの集合場所の横浜のホテルはどこもいっぱい。

一歩離れて、箱根湯本駅から徒歩3分のホテルに「わけありセール」とやらで、スリーベッドの部屋に空きがあるのを発見。

箱根湯本なら、横浜から普通電車でも1時間20分。

ゆっくり話せればオーケーで即決。

箱根湯本駅ホームから望む。
インバウンドと団体のお客様多し

駅直結のこの赤い橋を渡ればすぐにお宿。べんり~!

夕飯は、ワイワイたくさんしゃべりたいねとクラフトビールの店へ。

トップページ|GORA BREWERY PUBLIC HOUSE

ワイワイを期待して行くと、あらま静かな大人の雰囲気。

しかも、例の店でした。

例の店とは、自分(お客)のスマホでメニューを見る店。

メニュー他力本願店(若い人はあれでいいのだろうか?)

スマホで見るメニューって、ほんまに見づらい。照明も暗いから尚さら。

せめてタブレットでお願いしたい。

自慢じゃないけど、私たち、小さな文字が読みづらいお年頃なんです~(とほほ~)とスタッフさんにアピールすると、写真が載ってないんですけど、と言いながらホンマに文字だけのメニューを持ってきてくださいました。

一斉に(シニア用)メガネを取り出す。

とは言え、ビールも、ピザが特においしかったですよ。

 

温泉の大きなお風呂でゆっくりし、普通に三人でいると、ついつい油断してしまう。

Pちゃんは、数年前に大病から生還した不屈の女だし、むーちゃんは、自身の体の悲鳴に気がつかないタイプ。一気に6つの胃潰瘍をこしらえた実績もある。

こうして3人でいられることは、ある意味奇跡。

当たり前じゃないよね。

たくさん話をしておかなくちゃ。

LINEで繋がり慣れてると、いざという時に案外なにも知らなかった!てことになりかねない。今回のような事態も起きるし、今後のために、お互いの住所まで確認し合ったのでした。

 

それぞれのベッドに潜り込んで、天井を見上げながらおしゃべりしてると、段々とむーちゃんの声が遠く、相槌だけになっていく。

だって、今でもむーちゃんだけは現役状態。

週に数回だけ働いている二人とは疲労が違う。

そんなむーちゃんも来年は、とうとう65歳。色んな意味でもう無理だから、潔く仕事は辞めるつもりと息巻いてるけど、どうなるかな〜。

そのうち、むーちゃんの盛大なイビキが聞こえ始めた。

「寝たね〜」Pちゃんと笑う。

数年前までは、各自耳栓を持参し、寝たもん勝ちとばかりにヨーイドンで眠りについたけど、今はもう、お互いのイビキも気にならなくなった。

一緒に食べて寝る、それだけなのに、待ったなしで幸せになれた。

怖すぎる謎のうわさに感謝かも。

 

65過ぎて救急車の世話になるということ

<目次>


それは突然やって来る

八月の終わりに死にかけました。

突然のことでした。

夕食を終え、お腹いっぱいになりすぎたな~なんて呑気に思いながらダイニングの椅子に座ったままテレビを見ていたら、いきなり頭がくらくらする感覚に襲われました。気のせいかなと上、左、右と異なる三方向に顔を動かしてみたら、最後の右の段階で目の前が暗くなった。

気分が悪い。

座っていられない。

意識が飛びそう。

隣にいた夫に「なんか急に気分が悪くなったから横になるね」とだけ告げ、そのまま床に転がった。

仰向けのまま全身から力が抜けていく。

みぞおちの辺りで冷水が吹き出すように、内臓がサーっと冷たくなる。

手の先も足の先も、どんどん冷たくなる。

じんじんする感覚もある。

呼吸も普通じゃない。

救急車呼ぼうか!?夫が叫ぶ。

このままあっちの世界に行ってしまいそうな気がしたからウンと答えたものの、私の中の理性が、ほらあそこ、救急車呼ぶ前に確認するところ、あそこにかけて!と叫んだ。

7119。

まだ、7119のアドバイスでなんとか蘇ることができるかもという、無意識の望みがあったのかもしれない。

すぐに、女性のテキパキした声が聞こえて現状を細かく聞き取られた。

夫がかざす携帯に向けて、息も絶え絶えに必死で受け答えをしたら「判定ですが、救急車を呼びます。こちらで呼んでよろしいですか」と言われてお願いした。

ぐったりして救急車を待つ間、たくさんの事が頭の中を駆け巡った。

まず一番に、夫にマイナンバーカード(保険証)とお金を持ってもらわなくちゃ。

白目になりながら、力を振り絞って夫に指示を出した。

夫は、言われるまま必死に動いていた。

意外なことに、体は動かないが頭は冷静だった。

「もしかして、これが最期かもしれない」という現実が見えたからだと思う。

このまま逝ってしまったら、夫が困ることは何か。

声を出すことすらしんどかったが、吐き出す息に乗せて、思いつく限りのことを伝えた。

同時に、

「人生ここまでだったか…ここでおしまいか……

案外早く来ちゃったな〜。」

ついにこの世とのお別れが来たのだと思った。

あとで聞いたら夫も同じことを考えていたらしい。

後悔もよぎった。私が死んだことを知らせてもらう友達リストを作ってなかった。ちゃんとわかるようにしておくべきだった。

不思議なことに後悔はそれだけだった。

尾道から見た夕日(昨年しまなみ海道チャリンコ70キロ爆走の旅で)

受け入れ先がどこもいっぱいで救急車の中でかなりの時間待機したけれど、救急隊の皆さんのおかげで、なんとか無事にこうして家に帰って来られました。

血液検査や脳のMRIを撮ったりしたけれど、どこにも異常は無かった。

あれは、何だったのだろう?

今でもわからない。

そんなことがあって、65歳を過ぎたら、これはやっておかなくちゃと思ったことを、記しておくことにしました。

 

65歳を過ぎたらやっておくこと

① とっさに病院に行けるよう病院グッズをまとめておく

・マイナンバーカード(保険証)

・現金(カードは使えるところもありますが)

・お薬手帳(なんとなく軽んじてしまいがちですが、侮れません。夫は取りに帰されました。救急隊は、これを見て行きつけの病院だけでなく、薬の飲み合わせ、普段の健康状況や既往歴などを確認・判断していました)

・大き目の紙袋など(帰宅できた場合の靴や、服などをぼんぼん入れるため)

・普段の健康診断結果表なども参考にしていただけると思います。

※重要なのは、自分の分はもちろん、家族の分もどこにあるかということ(私は病院関係を一カ所にまとめてあったので夫にすぐに見つけてもらえました)

保管場所を決めておくなり、確認し合うなりしておくこと。

 

② 心構えなくこの世とオサラバした時のために、知らせて欲しい人リストを作っておく

・家族葬にするとしても、連絡はしてもらえる。最近は、LINE等でのやり取りがほとんどなので、スマホを開けられなければ連絡できない。かつ、家族には誰にして良いのか判断がつかない。

 

③ 普段から「やらなくちゃ」と思っていることはサッサとやっておく

~わが家の場合~

・夫の実家は飛行機と電車を乗り継いで何時間もかかる遠くにあり、次の世代へ受け継がせるのはしんど過ぎるねと気がかりになっていた。が、昨年、義母が施設に入り、それを機に、夫と夫のきょうだいで実家の始末と墓じまいを済ませた。自分の実家じまいも済んでいる。そのおかげで、次の世代への気がかりは無かった。

・子ども達には、私たちは海洋葬でとお願いしているので今回の事件でも次の世代への心配は一切なかった(不思議と思い出さなかった)

 

④ 「やりたい」好奇心には躊躇なく行動する

・60歳を過ぎてから、ほとんどのことは思いついたらすぐにやって来たので、その後悔は全く思い浮かばなかったのは良かった。今後も、思い立ったら(気運がきたら)即実行を心がけたい。どんどん、腰が重くなってきているのも事実。

 

⑤ お金の情報を家族と共有しておく

とは言っても、

死んでから知って欲しいことは、書き残しておく。

 

※実家を始末した時のものです。良かったら読んでやってください。 ⇩

mayupp.hatenablog.com

 

救急車の中で思ったこと

・受け入れ先が、どこもいっぱいなのです。

私は、意識もあったし、なんとか話もできたので後回しになった感じもありました。

混濁した意識の中で、救急隊員が必死であちこちの病院に受け入れ要請しては断られているのが、薄っすらと聞こえて来るのです…。

で、思ったんですよ。

これでいい、と。

私はもう、65年以上も生きた。

私よりも若くて、具合が悪い人がたくさんいるなら、

その人たちを優先して欲しい。

救急車を使わなきゃならんのは、その人達だ。

ってね!

心から純粋にそう思えたのが、すごく良かった。

 

65歳というもの

私は、友人たちから「一番最後まで生き延びそう」と言われるくらい、体も心も普段はとっても元気です。

それでも、こんなことが起きました。

60歳は、まだまだ元気いっぱいです。

でも、そこからの5年の年月はあっという間に過ぎ去るくせに、確実に細胞は老いていきます。

今、65歳越えは、老いることの最初のハードルのような気がしています。

あんなに外で働くことが好きだったのに、最近は週に3日くらいでいいな~、いや2日でもいいかも~と思うようになりました。食べる量も少なくなっています。

自分だけが使える時間はあと少し。

 

ー余談ー

ここまで、のほほんと流されるように生きてきた夫には、ものすごい薬になったようです。(^^) 

 

 

都庁プロジェクションマッピングでゴジラを見る

何かと物議を醸している東京都のアレ、見に行きたいと思いつつ、わざわざ都庁まではちょっとね~となかなか腰が上がりませんでした。

しかし、60代後半ともなると、ぐずぐずしてはいられません。

もはや私に、「いつか」とか「そのうち」の文字は無いのであります。

「したい」を実行するのは思い立った「今」。今なのです!(んな、たいそうな、とか思う若者たちよ、本当じゃよ)

てなわけで。

これまた、人々がお留守になるお盆を狙って行ってまいりました。

 

見に行ったのは、そう!都庁に映し出される動く画像。

例のプロジェクションマッピングです。

お盆のおかげで電車の混雑はさほどでもなく、都庁までスイスイ到着。地下から出てくると、ここはどこ?状態でしたが、赤い光に輝く都庁がダースベイダーのごとくそびえ立っているのが目に入り、あそこだ!とすぐにわかりました。

ずず~ん。プロジェクションマッピングを待つ都庁

さて!19:00からの一番手は、一時、一世を風靡した(よね?)あの方! 👇
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初音ミクさんです!

じゃじゃ~ん、どでかい初音ミクあらわる!

しかしながら、大音量で歌ったり踊ったりするだけのドでかミクちゃんには、すぐに飽きてしまいました。

でも大丈夫!

それぞれの発表(発表会か!)は5分程度。すぐに終わります。

1区切り15分になっていて、15分見せたら15分休んでの繰り返し。

その15分の中もまた、5分、5分、5分と次々に違う動画を繰り出してきて、飽きさせないようにできています(飽きたけど)

そんな中、私はひたすら彼を待っていました。

彼を見たら帰ろう。

彼を見るために来たのだ。

え?ちょっと待って。

彼だと思い込んでたけど、もしかしてあれは彼女?

彼女ってことも、あり得なくはない。

判別が難しいサンショウウオだって、女の子はいる。

女も男も関係ない。

今や、そーゆー時代だし。

まあ、どっちでもオーケー。

なんてことを考えて暇つぶしをしていたら、わくわくのカウントダウンのあと、ちょこちょこちょこーっ!と黄色いピカチュウ(これくらいは知っている)が光のように都庁を駆け抜け、続いて次々にポケモンのキャラクターが登場。

ポケモンを良く知らない60代のおばちゃんでも、これは面白かったな。

ポケモンのだれか。ナントカドン?

そんな中、「東京都は今、こんなこともやっていま~す」という宣伝もひょっこり入ります 👇

令和8年だから、八結びというキャンペーンをやっているらしい。

全力でなにかに賛成している…なんだったのだろう?

そして、ものものしいカウントダウンのあと! 👇

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ついに、現れました!

待っていた彼(彼女?)が!

あの聞き慣れた大音量の雄叫び。

登場です!

ゴ~ジ~ラ~!

彼(彼女)だけには、都庁を粉々に打ち砕かれても許せる気がする。

東京ステーションも餌食に?!

紫の光線に照らされる東京駅

ここは、シンゴジラかー!

都庁を襲撃!ちっちゃくて陽気な空飛ぶ乗り物で反撃する人間たちとの闘いも

歴代のゴジラがずららーっと登場したシーンもあったのですが、見入ってしまい撮り忘れました。

吠えるゴジラ。カッコイイ!

まだこの先も15分おきに次々と演目があったようですが、ゴジラを見終わると、そそくさと帰りました。

なんせね、都庁って背が高いでしょ。なのに、遠くから眺められないんですよ。見上げるのに、首を急角度に傾けなきゃならないんです。

痛い。とにかく首が痛い。

瀬戸内海のしまなみ海道では尻でしたが、今回は首です。

首へのダメージ回避のためにも、長くは見続けられません。

しかし、なかなかの強者もいました。

都庁の真ん前に芝生の広場があるのですが、そこにシートを敷いて、都庁に足を向けツタンカーメンのようにしんみり横たわっている人。よくピクニックに来たものの、すっかり疲れが出てシートでマジ寝してる人いるでしょ。あんな感じ。あれなら、首が痛くならなくていいですね。

あとね、外国人も多かったですね。

脚立にスマホをセットして動画を撮る若い外国人もいましたよ。

おばちゃんだからなのか、15分見たらもう帰りたくなりました。

そういう人が結構いたのか、15分ごとに帰ったり来たり、人が入れ替わったので、途中からベンチにも座れました。

 

また、都庁の足元に目をやると、夜だというのに長い行列あり。

たぶん、都庁の展望室に登るエレベーター待ちだと思います。

もし見物に行かれるなら、都庁の展望室と抱き合わせが良いのじゃないかな~。

※演目は、平日と土日で違うのでHPでご確認を!

 ちなみに、ゴジラは土日祝でした(2026.8現在)

 

全然っ関係ないですけど、尻と首つながりで、もし良かったら私の「しまなみ海道」もどうぞ! 👇

mayupp.hatenablog.com

60代にして映画「ちいかわ」を観る

ものすごいブームのアニメ?が映画になったらしい(知らんけど)

「なんや愛らしいキャラクターの映画」くらいの予備知識しかないけれど、どえらく人気らしいので、お休みの平日にどんなもんや?と観に行ってみました!

「ちいかわ 人魚の島のひみつ」とやら。

映画に出てくるキャラクターたちがズラリ(Tジョイ横浜館内)

席に着くと、お隣に若いカップル。

飲み物を飲みつつ静かに開演を待っていて、なかなかに好感が持てる。

一方、反対側に女子2人組が体を寄せ合いながら、デッカいカップのポップコーンを抱えて賑やかにやって来た。悪い予感しかしない。

席につくなりグワッシュとポップコーンを掴んでモシャモシャしながら、わちゃわちゃと喋っては顔を寄せ合い体を揺すって楽しそうにうひゃうひゃ笑う。

おしゃべり好きな小鳥たちだ。

小鳥たちは、ここはまだ予告だからいいよね!とばかりに本編前の予告編が始まってもピーヒャララピーヒャララ賑やかにさえずっている。

うーむ…本編が始まってもこの調子なら、いかに対処するかな…ちょっとでも視線を向けてオババ光線を発射するだけで「なんなの!このババア💢」となりそうな気配だし、巧妙な作戦を立てなければ…などど考えているうちに、唐突に始まった。

何やら、スクリーンから平和感がまったりと一斉になだれ出てくる。

わたしの好きな緑もいっぱいだ。

平らな画像と、ア行だけの可愛らしい声ややけに落ち着いたマイペースな声とかが聞こえてきて、まずいことになった。

睡魔がわたしを襲ってきたのである。

(疲れていたのか!?)

ここで一瞬でも目を閉じたら深い眠りの底に連れて行かれる…!

スクリーンの方でも、何やらがどこかへ連れて行かれそうになっているし。

何としてでも目を開けていなければ!

小鳥たちは何をしているんじゃ!こんな時こそ、私を怒りモードに追い込んで目を覚まさせる、それこそがおしゃべり小鳥たるものの使命!と思ったが、スクリーンから溢れかえる癒しモードにすっかり魅了されたとみえて、ものすごく静かだ。

こうなったら、もう、わたし自身の睡魔と歳のせいでさらに重くなったわたし自身の瞼との闘いである。

意地でも、全てのストーリーを見逃すな!

 

※ここからは、多少のネタバレあります。

 まだご覧になってない方はご注意を※

長年鍛え上げた剛健なる意地と、突如登場するマッチョでまっぱなひげおじさん(前掛けは付けている)のおかげで、なんとか最後まで眠りの底に落ちずに見ることができました(あの前掛けは大丈夫なのか)

あの。これって、子ども向け?なんですよね?

時々、さらっと手書きの縦文字でア行の解釈が出てくるし、あれ子ども達一瞬で読み解けるのかな。

あと、テーマが深すぎません?

目には目を歯には歯を、自業自得か因果応報、はたまたニワトリが先か卵が先か、守るべきものは何なのか、え?これってもしかして、あの国とかこの国とかあの国とかのこと言ってる?そういうこと?どういうこと?頭の中はてなマークいっぱい。

なんか釈然としないまま終わってしまった。

おしゃべり小鳥たちの感想を聞きたくて、耳をそばだててみたが、良く聞こえなかった。あれって、○○○しちゃうってことなのかな~?と二人で首を傾けているらしい会話がうっすら聞こえただけである。

 

★その他★

★平日の昼間でも、たくさんのカップルや若者でほぼ満席状態でした。

★周知のことらしく、エンドロールが終わるまで誰ひとり席を立ちませんでした。なるほどでございました。

★シールだのキャラクターのなんかだの、特典があったらしいですが、私の時(2026/8中旬)は何もありませんでした。小さな子どもから、おばちゃん、それちょうだい?と言われてみたかったな~。

歩き脳の一発勝負やいかに競馬デビュー体験記

ギャンブルには全くのシロウトが、美しい馬と、広々した景色を見たいという表向きの理由で競馬場へ行ってみました。

選んだのは、品川区にある大井競馬場。

ここは、競馬場の中でも地方競馬場のひとつ(と後でわかった)、その名も「TCK」(TOKYO CITY KEIBA)

ちなみに、JRAは、Japan Racing Association(日本中央競馬会)らしいです。

 

本当の理由は、いっちょ賭け事で一攫千金でも狙うか!

ではなく、歩きたいから!

健康的~(ですやろ?)

特にお盆休みに遠出するのは、財力的にも体力的にも厳しい。

なのでもっぱら人々がお留守になる都内を攻めてます。

歩くのが目的だから、当然のごとく最寄り(でもないけど)駅から歩いて。

大井町駅からスタートして、グーグルの経路検索だと約30分程度とのこと。

ちょうどいい距離であります。

が、

さすがにこの酷暑だと、数分あるいただけでギブアップ。

真夏の30分は厳しい。

かと言って、しばらく歩かないでいると、体中の血液がミシミシと凝固してくる感覚に襲われる。手の先、足の先から何かが「歩きたい…歩きたい…」と亡霊のように忍びあがって来るのです。こわ。

それで、狙ってました。

曇りの日を。

歩きに最適のお天気、くもり空を。

ある朝、天気予報を見ると…終日、くもり☆

…つまり、カンカン照りの酷暑にあらず。

ピッピーン!

わたしの「歩き脳」が素早く反応しました。

その上、東からやって来るへそ曲がり台風のおかげで、何となく涼しい。傷だらけの熊本を襲うかもと心配していたもう一つの台風も熊本をそれてくれた様子。

良かった。

 

さっそく、大井町駅に降り立ち、最新のオシャレ施設「大井町トラックス」には目もくれずに未開のエリア、駅の反対側の探検に出発。

もともと、東海道の宿場町として栄えていたらしく、なんとなく奥行きの深い趣き。知らない町をキョロキョロしながら歩くのは、やっぱり楽しい。未知の道は楽しさに満ち満ちている…みちだけに…オばばギャグ、ごめんちゃい!

さて、と…

そんな時のために、普段からあちこちの旅行案内所でその土地の地図を手に入れているのです。今回の出番は、この子です! ⇩  (広げるとめっちゃデカい)

帰宅してから見直すのが、これまた楽しい紙の地図

途中にある「しながわ花街道」という運河沿いを気持ちよく歩き、別名「なみだ橋」という濱川橋を渡ったりして、なんとか到着。

途中、水分休憩したり、道選びに迷ったりしたのでグーグル予想を大きく上回る50分の散歩となりましたが満足満足。

 

競馬場の入り口には、ちゃんと案内の女性がいて「初めて来ました」と言うと、とっても感じ良く楽しそうに色んなことを教えてくれました。

入場は、改札口のようなゲートに100円玉をチャリンと入れればOK。

つまり、入場料は100円。

入退場も自由にできるそうです。

いってらっしゃーい!と明るく見送られて、いざ入場。

ふと見上げると、なんと大きな虹が!

施設内には、ビギナーのためのコーナーもあるという。

行ってみると、男女三人の若者がテーブルを前にイラッシャイとばかりに待機していて、すぐさまご指導に入ってくれました。

単勝(一位のみ狙い)から3連単まで、ひと通りの賭け方と、馬券の買い方まで親切丁寧にご教授くださり、ハイ!では、さっそく買ってくださいねと促します。

このマークシート用紙を塗り、自販機に飲み込ませるだけで希望の馬券が買える

まずは、楽しみにしていたパドックで馬を見ることからスタート。

いたいた〜!美しい馬たち。

その馬の性格が良く出ているのは、口輪を取られてパドックをぐるぐる回っている姿だと思う。だってね、騎手が乗った途端、どの馬もシャッキーン!といきなり姿勢よくなって「わし、まじ、走れる馬です」という顔になるんです。

そうなるともう誰がどの子だかわかりません。

 

なんと100円から掛けられると言うので、賭けてみることにしました。

一回目は、パドックで観察したあと脳内で賭けてみたら、なんとその子3位に入りました。ふむふむ、これなら、複勝(3位以内のどこかに選んだ馬が入れば当たり)が狙えるかも。

次のレースに、賭けてみます。

パドックでぐるぐる回る馬たちを真剣に見ていると、ぴか~!と光る子が。

決めた、この子にしよう。

初めての自販機にドキドキしながら並んで、無事に購入。

マークシート用紙が、表裏どっちもいっぺんに買えたので、せっかくだから、裏面でも適当に買ってみました。

表で100円、裏で100円の合計200円。

200円で遊べるなんて、子どものパンダの乗り物より安い。

 

さあ!

レースやいかに。

ガシャッとゲートが開く音がして、一斉に走り出す。

とにかく速い、走る馬たちの姿をどこに誰がいるやら、さっぱりわからんまま追いかけていると、あっという間に直線コースに差し掛かる。

体を傾けながら、カーブを全力で走って来る馬たち。

これは脳内参加レースの写真。本番は撮ってる余裕なし

直線に入ったところで、私の光るお馬ちゃんは3位あたり。

これは、行けるかもしれない…

と、みるみるうちに、

ええっ!

え~~~っ!

ぐんぐん追い上げて数頭の馬を抜き去り、

なんと1位でゴール!!!

思わず「やった~」と叫んでしまう。

これぞ、ビギナーズラックってやつですか?(裏面はハズレた)

てなわけで、付いた払戻金は…

じゃーん!

260円 (笑)

払戻金を受け取らねばなりません。

その辺に立っていた係のお兄さんに尋ねると、「あ、当たってますね」私も昨日から働き始めたんですよ~とにこやかに自販機へ案内してくれました。

自販機に当たり馬券を吸い込ませると、じゃらじゃらとお金が出てきて、60円は全部10円玉。硬貨が8枚増えました。おもっ。

今日の成果、プラス60円、おもっ。

ものすごい台数の自販機なのですよ。ここって。

100円玉はみんなが入れるとして、10円玉の装填はどうやっているんだろう。

人力だと、大変な作業だな~

なんてことを思いながら、無料のバスに乗って帰りました。

また来よう!とギャンブル脳への一歩を踏み出しましたが、ウォーキング脳のままでいようと思います。

※帰りは、品川経由目黒行きのバスに、な、なんと!無料で乗れるんですよ。なんでも、その分、たくさん賭けてお金を落として行ってくださいってことらしいです。日によっては、大井町駅行きも出るそうです。

※小さい子ども連れのファミリーもいっぱいでした。競馬以外でのびのび遊べるところがたくさんあるみたいでしたよ。

映画「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい」とペイペイの謎

まずは、映画館のこと

料金値上がりしましたよね~。

運営会社によって違いはありますが、50歳以上の夫婦割が、二人で2600円➡3000円になっていたり(以前は一人1100円で2200円の時代もあった)

シニア割料金1300円が1400円になっていたり。

そのシニア割の年齢基準も、60歳以上もあれば、65歳からのところもあるので油断できません(あ!私はどっちもクリアしてるか)

しかし、一般の2200円に比べたらかなりお安く見せていただいているので贅沢は言えません。

今回は、都内品川区の大井町駅にできた新しい商業施設「大井町トラックス」の中にあるTOHOシネマズに行ってみました。

つい最近、空調が効かなくてお客の皆さんが汗だくで観ていたと話題になった映画館です(今回はちゃんと効いていて快適でした)

ここのシニア割は、60歳以上、1400円/一人(2026/8現在)。

今年の7/1に改定されて100円値上がりしたようです。

そんな中、これはいい!と思ったのは、ネット予約でも、支払いにコード決済が使えるようになっていたこと。

ネットでのクレジットカード支払いは、カード番号入力が面倒だし、何かと心配なのでできれば使いたくないとずっと思っていたところ、嬉しいことにPayPayで支払えました。

最近は、ネットショッピングとか行政の粗大ごみ料もコード決済が使えて便利ですね。

しかし、あれってどうやってペイペイに請求を飛ばすのかな〜。

買物のサイトで、ペイペイの識別番号なんかを入力するわけでもないのに、自分のペイペイアプリに自動的に遷移するのが不思議すぎます。

どんな方法で私のペイペイを探し出すの?

しかも一瞬で。

ペイペイには、わざとクレジットカードも引き落とし口座も繋いでいません。せっせとコンビニATMでの現金チャージで資金を入金しています。自分的には現金払いに近い感覚なのです。だけど、請求のかけ方次第では個人情報モレモレの可能性もありますよね。

便利さとは裏腹に、なにかと油断ならない世の中になっているので、情弱なオバちゃんは喜んでばかりもいられません。

都内がガラガラだから空いているだろうと狙って行ったお盆の時期でしたが、どっこい入場前のフロアは家族連れやカップルで大混雑してました。夏休みだし酷暑だし「ちいかわ」とか「トイストーリー」の最新作もヒットしているせいなのかも。情弱だけでなく、読みも浅いです。

 

映画「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい」のこと

タイトル長すぎて正確に覚えるのが、なかなかに難しいです。

「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」の続編なので、二つがごっちゃになってしまうのもあります。

ほんとはね、この映画を観るつもりなかったのです。

だってほら、(私は)テレビで観た前作がちょっとね。なんていうか…詳しくは言えませんけど、期待できない感じだったので(ファンの方ごめんなさい!)

選択肢の中で、夫と検討の結果、何となくこれがいいかなくらいの位置づけでした。

でもね、これにして良かった。

観て良かった。

前編の「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」は、戦時中にタイムスリップした主人公と特攻隊員との悲恋がファンタジーかつ美しすぎて、消化し切れないまま終わってしまった印象でした。が、その前編があってこその説得力でした。

途中、あちこちから聞こえてくるすすり泣き。

倍賞千恵子さんが出て来たあたりから、ほぼラストまで泣き通し(夫が)。エアコンで喉を傷めたくないからと着けていたマスクも涙と鼻水でびっちょびちょ(夫が)

涙なしに見ることができない箇所が一カ所じゃないんです。

不自然な設定やもうひと工夫欲しいセリフの言い回しとかで個人的にツッコミどころはあちこちありましたが、史実の力わざでグイと心をわしづかみして気に留める隙を与えないまま走り切った感じ。

年季の入った女優さん達の名演も良かった!

主演の福原遥さんも、可憐でかわいいだけじゃない力強い演技だった。

なんとなく地味でおとなしいイメージの細田佳央太さんも、見たことない(私が)若さ溢れるハツラツとした演技で新鮮でした。

いやいや~そこは、もうちょっと違うセリフなかったかな~とか、それはあり得へんでしょ~とか思うのはきっと、もっともっとこの映画を奥深くできるはずよ!という応援する心情の表れ。

おばちゃんには不自然に思えるセリフ回しや、美し過ぎる景色は、思うにこれ「若者をターゲットにした反戦の映画」だからじゃないかな。

だからこその、あの前編だったと思う。

 

ついでに、映画に出てくる特攻隊の史料館に興味を持ってもらえたらいいな。

モデルになったのは、「知覧特攻平和会館」でしょうか。

「鹿屋航空基地史料館」というのもありますね。

ぜひ行ってみたいと思いましたが、遠い!

どちらも鹿児島です。

「知覧特攻平和会館」の方は、ホームページを覗いてみると、デジタルで館内を閲覧できる「オンラインミュージアム」もあり、かなり力が入っています。

デジタルアーカイブとして、実際に散って行った若き特攻隊の手紙も読むことができます。古いそのままの手紙だけでなく、文字起こしされた資料まで読むことができます。

もちろん、全てではなく数件ですが。

リンクが禁止されているので貼れませんが、ぜひ訪問してほしいです。

今にも世界戦争に発展しそうで不安定な今日この頃。平和な国に生きていることを再確認できる8月の今こそ、たくさんの人、特に若者に見て欲しい映画だと思いました。

青空に花火を打ち上げたような景色

布ぞうり作りにチャレンジして気がつく

念願だった布草履の作り方を習いに行きました。

布ぞうりは、不要になった布を細く切ってひも状にし、それを編み込んで作ります。

断捨離やリフォームでたいていの不用品は処分したものの、子ども達が幼い頃に買い求めたかわいい布や、数回しか着ていないがもう着そうもない衣服なんかは捨てられず、何か有効活用して使い切れないかと常々考えていました。

そんな中で知ったのが、布草履です。

 

日ごろから、周りの人に「~したい。知ってたらよろしく~」なんて声掛けをしておくと、どこからか情報が飛んでくるのはよくあることで、今回も、パイセンが布草履の講習会を見つけたわよ〜と連絡をくれました。ありがたいことです。結局、いつものサンサルの会のゆらりさんも一緒に3人で行くことになりました。

リサイクル・リユース活動を行っているNPO法人主催の会です。

不要になった服や品物を寄付してもらい、それを売って色んな支援活動をしている法人です。どうしても売れない衣服を布草履に加工しているのだとか。

実は、パイセンは日頃から不要品をこの団体に持ち込んだりしてボランティア活動をしているので、引きずり込んでどうこうするような怪しい団体ではないことはわかっています。地元の女性たちで構成されているフランクな集まりといった感じでしょうか。

 

当日は早めに待ち合わせてファミレスでランチしない?とパイセンが言うので、もちのロンロンで賛成!

三人とも、数年ぶりくらいに訪れるお久しぶりのファミレス。

6月に三人で富山旅行に行ってから、ほぼひと月ぶりの再会な上に、ファミレス独特の色とりどり目くるめくメニューに三オバ心ウキウキ大興奮。メニューを眺めて、あれこれ審議するのが楽しいのはきっと、三人ともがファミレスから遠のいたお年頃だから。

オーダーを取りに来たスタッフに、ランチに付いてる飲み物は食事後でとお願いしたら「フリードリンクですのでいつでもお好きなだけどうぞ」と言われて再びテンションが上がる。さすがファミレス。

しかし、マシンで注がれるアイスコーヒーやアイスココアなどホットでいけるアイス系の飲み物の量がコップに半分くらいで、やけに少ない。

変だな~と思っていたら、カップに先に氷を入れてから選択した飲み物を注ぐんですよ~と近くにいた女性が教えてくれた。

しばらく来ないうちに、ファミレスも進化していて面白い!

進歩より停滞が主流になってくる今日この頃、慣れない場所で小さな変化に気がつくだけでも脳みその刺激になっていい。

自分の中の何かが一歩新しくなる気がする(気がするだけ)

 

さて、お腹も満腹になったところでいざ講習会へ。

布草履作りは、講習費500円、材料費200円の合計700円。

会場となっている地域のコミュニティセンターへ向かうと、パイセンが、ここはね、会議室の利用料が無料なのよと解説してくれる。

なるほど、それも安い講習料で運営できる理由なんだ。

 

こんにちは〜と元気よく挨拶しながら中へ入ると、この団体の会員と思われる女性達が準備をしながら笑顔で迎えてくれた。

定員4人のところ、私たち3人と他にひとり。

同じくらいのお年頃の女性。簡単な挨拶をしたあと「さっそくですが、タメ口でオッケーですか?」と尋ねると、モチロン!と明るい応えが返ってきて、そこからすでにもうワイワイと4人で友達感覚。そういうところが、オバサンっていいよな〜、特技だよな〜と嬉しくなる。いきなり何もない所じゃそうはいかないけれど、草履を作るという未知の世界への共通の課題があることで、お互いの意識が一列になる感じ。知らない人との垣根もなんなく飛び越えられる。

きっと、推し活とかスタートアップ活動もそういうことなのだろうと思う(知らんけど)

 

ふと思いついて、この布草履は良く売れますか?とスタッフの方に尋ねると、買う人は定期的に来るという周期はあるけど、飛ぶように売れるわけじゃないというお答え。

どんどん売れるなら、どんどん作って寄付すればいいよねと思いついたのに残念。

そうこうしているうちに、さっそくのスタートです。

テーブルにすでに用意されていた布草履作成グッズ

布はすでに細く切られていて、それぞれ好きな色を選んで自由に作るスタイル。

変形させた針金ハンガーにロープを引っかけるところから始める。
このナイロンロープが骨組みとなる

細く割いた布を繋ぎながら編んでいく。つなぎ目が難しい

紐のつなぎ目の処理がイマイチ理解できないでいたら、私を指導してくれた方とは別の人が来て、やり方ではなく最終的にこうなりますと理屈を教えてくれたらピン!ときてすぐにわかった。

私についてくれた方は、つなぎ目で四苦八苦しているとすぐに手を出して自分のやり方でやってしまう。もちろん説明しながらだが、手品を見ているようで何度見てもわからなかった。

簡単なことなのに、やたら難しく思えていたりもした。

「教える」ことは難しい。

習う側の個人差もあるし、安易に自分のやり方にこだわっていたら、相手がなぜわからないのかもわからなくなる。

夫に料理を教える時も、例えば「切り方」だけ教えていたら、思ってもないビックリな出来上がりになっていたのを思い出した。

(炒飯とラーメンしかまだ作れないけど)

今回のことで、最終的にこうなったら食べやすいし、おいしいと思うよと伝えるようにしたら、夫なりに考えておいしく作れるようになってきた。さらに、私では思いつかないような切り方をしていて、逆にこの方がおいしい!と思うことも増えて来た。

教えることは、学ぶことでもありますね。

話しがそれました。

不格好なの、一丁できあがり!

その後、順調に進み、二時間ほどで出来上がり。

わたしを指導してくださった方が、締めないでゆるく編んでと何度も言うので、ゆるゆるに作ったけれども、他の人の出来上がりを見るとキチッと編んでる方がなんだか素敵に見えました。

他の参加者さんの作品と。みんなセンスいいな~!

布草履は、何度か履いたことがありますが、親指で挟み込む鼻緒の部分がネックだと思う。親指周りに負担がかかって長く履いていると疲れるし、階段の上り下りもしづらい。何より脱ぎ履きにひと手間かかる(せっかちなせい?)

スリッパが主流なのは、そういうことかな。

鼻緒の付け方もわかったので、鼻緒ではなくてスリッパ形式のものを作れないかトライしてみよう(という意欲があるうちに早くしなくちゃ)

 

全体の感想としては、

・きっちり編んでも、履いているうちにぺしゃんこになって広がるので、むしろきちんと編んだ方がいい気がする。

・編み込む布は、軽くて厚手の方が履き心地がふわふわ柔らかくていい。また、裁って両端を持ってキュッと伸ばした時に筒状に丸まるタイプの布がやりやすい。

・骨格となるロープもナイロンでなくて、同様に布でできると思う(するするすべらないので、そこだけクリアすれば行ける気がする)

・命も資源も限りがあるんだから、大切に使わなくちゃな!と思う(余談)

同じ仕事でも人によってこんなに違う

生協に入り続けて何年だろう。

子ども達が小さい頃からなので、たぶんもう30年以上。

その生協も、長い年月の間にどんどん変わりました。

昔はマークシート形式の注文書に鉛筆で書きかきしていたものが、今ではネットで注文。カタログも選べるようになったし、お休み手続きや、積み立てている増資の解約も簡単にネットでできるようになって便利です。

一方で変わらないのが「届ける」ということ。

注文品の配達です。

毎週同じ曜日に、決まった担当の方が配達してくれるのですが、代替わりするように大抵1~3年くらいで代わって行きます。

さすがに色んな方がいて、毎回丁寧に届けてくださる人もいれば、スピード重視で卵が入っているにもかかわらず雑に扱う人もいたりします(案の定、割れてましたけど)

最悪なのは「俺、なんでこんな仕事やってんだろ、こんなの俺の本当の仕事じゃね~し」っていう態度みえみえで不機嫌撒き散らす人。こういう人は、どんな仕事してもうまくいかないだろうなーと思っていたら、勤務中ケガをしたりして交代の挨拶もなくいなくなります。

 

ところがね、今回の方はちょっと違いました。

彼に交代した初めての配達日に、受け取ったのが家でリモートワークしていた夫。

私が仕事から帰宅するなり、今度の配達の人は若くて、ものすごいイケメンだよ!と言うではないですか。

なに?若くて、イケメン?

その時思いました。

ああ、これは雑に扱うイケ好かないパターンやな、と。

おばちゃんはね~、若いとかイケメンとか、もうどーでもいいわけ。

誠意をもって仕事をするかどうか、焦点はそこなのよ。

 

で、特にどうでも良かったのですが(ホンマやで)翌週にどれどれと受け取りに出てみました(置き配も、もちろん可能)

ふんふん、確かに愛らしいお顔立ちです。少し巻き毛の色白さんで、タイタニックに出ていた若い頃のレオナルド・ディカプリオを日本人にしたような清潔感のあるカワイイ系。

ところがですよ、話はここから。

たまにいますよね、自分の容姿の良さに気づいてない系の人。

彼は、それでした。

容姿がどうとか特に関心なく、俺は俺を楽しく生きてるタイプ。

暑くなってきたら、半ズボンバージョンの作業着にいち早く衣替えして男のふくらはぎ丸出しで仕事してるし、今日は雨で大変ね~とか、まだ今んとこ涼しくていいわよね~とか、おばちゃんって、ついついちょっとした語りかけをしてしまうでしょ。

たいていは、「そうですね」くらいでサラッとスルーして終わります。

しかし、彼は違います。

そうなんすよ~、雨だとカッパ出して着たりとか荷物が濡れないようにしたりとか大変なんすよね~、なんて近所のオバサンと立ち話するみたいにナチュラルトークするんですよ、あの顔で。あの清潔感のある巻き毛色白の愛らしい顔で。

これはイケメンのする技じゃーないです。

自覚イケメンは、ご近所さんのように気軽にしゃべってガハガハ笑ったりしません。

彼はきっと、おばあちゃんっ子だな、わたしは夫にそう断言しました。

何かにつけて鈍感な夫は「なんで?」と不思議そうにしていましたが、「おばあちゃん子」つまり、愛情たっぷりだけれども、ある程度の距離感を持って接し、口は出さずに自由にさせつつも、つかず離れずに見守り、一緒に出かけた際にはご近所さんと気軽に挨拶を交わし、お互い気さくに話をする大人の姿を見せ、時にはそんな大人たちに混ぜ込んで育てあげた結果、天真爛漫で裏おもての無いがんばれる大人になったとそういうことなのであります(あくまで推測&個人の見解)

他人のフトコロに作為なくポーンと飛び込める青年なのです。

 

ある日、見慣れない場所で違うトラックの積み下ろしをやっているところに遭遇。この方面も配達してるの〜?と声をかけると、「めずらしく自分の仕事が早く終わったんで、こっちの手伝いしてるんすよ~」と額の汗を腕でぬぐいながら嬉しそうに笑っています。

そのトラックの担当者と同期かなんかで仲良しなのかなと思いましたが、それにしたって何件ものお宅に重い荷物を配達するハードな仕事。若いお姉さん方と触れ合いがあるわけでもないのに自ら進んで楽しそうに仕事をしてる姿には、好感しか持てません。

 

先日も、今回キャンペーンで〇〇が安いっすから、良かったら買ってくださいと、ある商品のひと言セールスを軽〜くして帰ったのです。

私はちょうどその商品が必要だったので2個注文しました。翌週にあれ(先週セールスしてくれた商品)買ったよ〜と伝えると、本当っすか!ありがとうございます、俺、昨日の時点で2位だったんすよ!2位。と自分でも意外だと嬉しそうにしています。

配達業務なのに営業成績の評価もあるのかと内心驚きましたが、

へー!そうなの?良かったね〜ぇ。

みんなね、ちゃんと仕事っぷりを見てるってことよね!とまるで孫に語りかけるように一緒に喜んでしまいました。ついでに、私はね、アレ、2個買ったわよ、2個!とアピールもしておきました。

 

今日の配達の時には、暑くて大変だけどがんばってね~!とついつい声をかけてしまった自分に、おばさんが若いもんに余計な声かけしないの!と心の中で反省ツッコミを入れていたら、軽く右腕を曲げてガンバリマスポーズを作り、「がんばりま~す」と台車を推しながら笑顔で爽やかに去って行きました。

やっぱ、おばあちゃんっ子だわ。

その後ろ姿を見送りながら、今度の配達の時には、冷え冷えのペットボトルを手渡してあげなきゃな〜と思いつつ、このままねじ曲げられずに成長して、職場の仲間にもお客にも思いやりのある幹部に育ってくれたらいいなと願うのでありました(余計な世話)。いや、たぶん彼はどんな場所でも、きっと大丈夫!

幸せは共有するものがモットーの友人からいただいたスモモ。木になったまま完熟した自家用の無農薬すももなんだと。芯まで強烈に甘くうまいったらなかった!どう育ったかは鍵。