どうせ老いるなら〜シニアーゼまるくるみらくる

60代は余生じゃない。新しい人生の始まりなのだ。

実はやり手? 絶滅危惧ウテナモイスチャー化粧水

あれは二月末頃のことでした。普段はほとんど迷い込むことのない渋谷の地下迷路。所用で仕方なく彷徨っていたら、どでかいポスター?が目に飛び込んできました。

絶滅危惧…?

だいたい絶滅危惧とかいう言葉を聞くだけで、条件反射みたいに

失くしてはならん!

お助け申さねば!

できることがあれば手を差し伸べなくちゃ!

いったい今どういう現状なのじゃ?

なんていう気持ちが胸の奥にしんみり宿ります。

 

それがね。

これですよ。

渋谷駅構内通路に貼られていたドデカポスター

こんな堂々とした「助けてください」ってあります?

あざと過ぎるでしょ。

「絶滅危惧 化粧品…」

その上、ネットで投稿よろしくと、ハッシュタグ#まで指定してあって。

「#ウテナモイスチャーを救え」

ですよ。

せわしなく行き来する人々の迷惑顧みず、思わず立ち止まってニヤニヤしてしまったじゃないですか。写真まで撮ってしまったじゃないですか。

で、帰宅してからまんまと検索しちゃったじゃないですか。

 

なんでも、この化粧水、発売開始から40年が経つそうです。

「40年間、まじめにお肌を保湿して、ひたむきに頑張ってきたけれど、最近は若い人たちに知ってもらえなかったり、お店の棚のすみっこや下の方に置かれて、さみしい日々を過ごすこともある」(ウテナさんのHPより引用)ということ。このままじゃ生産されなくなる可能性もあるということで絶滅危惧化粧品としたらしいです。

 

この化粧水、見たことありますよ。

昭和を生き抜いた母(今でも元気)の鏡台の上で見たような・・・同じものかどうかは定かでないけど、こんな形の化粧水。

でも、確かに、最近は見ないですね。

もっとカッコよかったりかわいかったり、斬新な色やデザインのボトルが主流ですもんね。

そうねー、この瓶の形の化粧水を、何かに例えるとしたら、「かっぽう着」かな。

ださいけど、機能的で安心感がある、そんな感じ。

そうそう「昭和」、昭和のお母さんって感じかな。

 

ウテナさんのHPを覗いてみたら、この化粧水シリーズ、ものすごく安心価格でした。

ちょうど、保湿クリームが無くなったので買ってみようかな。

って、もうすっかりウテナさんの手中にはまってしもた~。

やり手ですなー。

 

※手が遅いので、残念ながらネットに投稿するキャンペーンは、2024.3.15で終了しています。ごめんなさーい。