シニアーゼ〜まるくるみらくる

60代は余生じゃない。荷物を降ろした新しい人生の始まりなのだ。

もしかして眼瞼下垂?③ いよいよ手術

今日は顔を洗えませんがメイクは落とさなくて大丈夫ですか? 

手術当日、到着して一番に確認されたのがこれです。

看護師さんの手元には、かわいらしいカゴに納まったヘアバンド、洗顔料、タオル。

確かに!そうでした。でも、運良く今日は化粧水とクリームを付けただけ。思いっきりスッピンで来たので大丈夫だと思います、元気よく答えました。

手術前には消毒をしてくれるだろうし。

マスクが普通なおかげでスッピンでも目立たずに助かりました。ってどっちにしろ誰もオバサンの顔を気に留める人はいないです~!

 

すぐに個室に通され、ロッカーに荷物をしまい靴を履き替え、大浴場やプールに入る時のようにぐるぐるゴムの輪っか鍵を腕に付けて準備完了。

髪の毛をバスキャップ状の帽子の中に仕舞い込んでいざ手術室へゴー!

 

※ここからは、生々しい?手術の様子になります。

苦手な方はご注意くださいね。

 

手術室に入ると、まずは先生自らデジタルカメラで手術前の私の目を撮影。

それが終わると仰向けになってすぐさま手術開始です。

 

しるしを付けますね~。いきなり先生が私のまぶたに沿って線を書き始めました。手術の前に消毒お願いしまーす。化粧水とクリーム付いてまーす💦と心の中で叫びつつも、しるしを先に付ける何らかの理由があるのかな? だとすると何だろう? 消毒すると目印が付きにくくなるとか? しるしごとまとめて消毒したいから? などど考えているうちに、しるし付けが終了。

 

しるし終わった~とホッとする間もなく、冷たい何かで目を冷やされつつ、消毒しますね~と先生。

良かった~消毒してくれる~とか一瞬なごんでいたら、麻酔打ちますよ~、ちょっとチクチクしますよ~ アワアワアワ!もう麻酔。うんうん確かにちくちくします。眼球上部の丸みに沿って5か所ほど運針縫いみたいに麻酔が打たれました。左目の麻酔が打ち終わると、先に麻酔を打った右目からいよいよ執刀。はやっ!

始めますよ~。ちょっとでも痛かったら言ってくださいね~。局部麻酔ってそんなに素早く効くの!?と焦りましたが、すでに痛いとか感覚は無くなっていました。麻酔効くの早い!

 

途中、眼球を強い力で押さえつけられているような感覚を覚え、我慢できずにうっ。。と唸ると、先生がどうしました?と即座に反応。 眼球が押さえつけられて。。。ああそれはね、今ね、筋肉を引っ張ってるからね、というお答え。なるほど、押さえられているのではなくて引っ張られていたのです。さらに先生、筋肉薄い!薄くなってるね~と引き上げるのに苦労している模様。その筋肉って鍛えられるのかな? 先生、四苦八苦の最中に聞くのもなんだな~、でも、今このタイミングで聞かないと今日はもうチャンスが無さそうだしどうしようかな。。などど逡巡しつつも思い切って聞いてみます。隙を見て早口で、その薄くなった筋肉って鍛えることできますか?もしかしてできるならやりたい!しかし、有無を言わさずに、できないよ!瞬殺でした。やっぱりか〜。

 

途中、はい、一回開けて。はい、閉じて。という確認が2回ほど。その度に、私を覗き込む先生と二人の看護師さんの顔がドラマのシーンのようにそこにありました。手術後半あたりから血液の匂いがしていましたが、頭の中で、真上からそうなってる自分を俯瞰したりしてやり過ごしました。

 

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手術が終わるとすぐに個室に戻り、ふっかふかの施術椅子にて20分ほどリラックス。

その際、両目は保冷剤の目隠しでしっかりと冷やします。

冷やすということが、とても大切ということでした。帰宅してもとにかく冷やしてくださいとのこと。

 

タイマーが鳴って診察室へ。

しっかり冷やされたまぶたの状況を再び先生が撮影。

術前、術後の写真を見せてくれました、ら!

お~!!! 全然違う!

若い頃の目に戻ってるじゃないですか。

先生もにやり。看護師さんも笑っています。

 

来院してから会計を終えるまで、約2時間弱。

目はちゃんと開くので、何の不自由もなく普通に歩けます。

 

迎えに来てくれた夫T氏が驚いて、

誰が出て来たかわからなかった!

30歳くらい若返ってる!

というので、思わず両手Ⅴサイン。何につけ10倍くらい大げさなT氏ですが、こういう感動はどんどん表現していただいて構いませんよ~。マスクのせいで目だけしか出ていなかったので余計に効果バツグンだった模様です。

 

しかし!その晩から先生の予言通り激しい腫れと痣が出て来ました。

術後の詳しい経過については、また来年に。

 

ご挨拶

今年もお越しいただき、本当にありがとうございました。

始めてからもう2年が経過したにもかかわらず、未だ方向性もキャラクター性も定まらない軟弱かつ超絶弱小ブログですが、なんとなく続けて行けたらいいなと思っています。

良かったらまた覗きに来ていただけると、とっても嬉しいです。

どうぞ良いお年をお迎えください。

来年こそは良い年になりますように。