シニアーゼ〜まるくるみらくる

60代は余生じゃない。荷物を降ろした新しい人生の始まりなのだ。

もしかして眼瞼下垂?と思い始めてやったこと①

私の目はお化粧をすると、パッと見て彫りが深くて大きく見えます、が、よく見ると瞼の上が落ち窪んでお化粧無しではただの眠そうな落ち窪みババアです。その上、落ち込んだ瞼が重くて目を開くのに眉毛からひたいごと持ち上げなくてはならず、夕方から夜にかけて目から首・肩がずっしりと疲労している状況でした。

若い頃はぱっちりと開いた目をしていたので、これはもう加齢によるもので間違いない。これってもしかして眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)かな?

 

眼瞼下垂症とは、簡単に言うと、まぶたが十分に上がらない状態のこと。先天性、後天性のものがあり、後天性は加齢やコンタクトレンズの長期着用、頻繁にまぶたをこする等によってまぶたを上げる筋肉が薄く緩んで伸びてしまうことで起こるそうです。また、皮膚のたるみによってこの症状が起きることもあるそうです。

 

これってまじ私じゃ~ありませんか。なんとなくそう思いだしたら鏡を見るたびに気になり始めました。単に気にしてあれこれ考えていても何の進展もないし、ちょっと診てもらうかな、そんな気になってきました。

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でも気になるのが治療費。

保険は効くのかな。

眼瞼下垂手術って、いくらくらいかかるんだろう?ネットを見てみると人それぞれ、症状によって違うとのこと。

これはもう、一回診てもらうしかないな!

高額ならやめればいいんだし。

意を決して病院を予約することにしました。

近所の形成外科さん。

先生がお若くて手先が器用なんじゃないかなと勝手に予測。そこに決めました。

 

まず、予約電話の段階で、2つのことをお願いしました。

① 私の目が眼瞼下垂なのか診て欲しい。

②眼瞼下垂だった場合、手術費用はどのくらいかかるのか。保険は効くのか教えて欲しい。

 

そして、ドキドキしながらその日を迎え待合室で順番を待っていると、ついに名前を呼ばれました。いよいよです!

 

失礼しまーす。ガチャ。ドアを開けて中を覗き込むと真向かいに座っている先生と一瞬目が合いました。そしてどうぞと促され、私が座ったか座らないうちに先生がひと言。

眼瞼下垂です。

え?

そ、そんなきっぱり? しかも一瞬で?(心の声

あ、ああ、やっぱりそうですか。

ひと目見ただけで、瞬時に診断できるって私の目はどんだけ眼瞼下垂なん?と若干苦笑しながらも、予約の電話の内容がきちんと伝達されていてすごいなと感心。

どうやら私の場合、黒目が上まぶたに隠れてしまってて重度の部類らしいです。

ところで先生、保険は効きますか? 

ドキドキしながら気になっていたことを聞くと、効きますよ。眼瞼下垂症の手術は基本的に保険適用です。

ほーっ!そうなんですねと嬉しくなって、だいたいの料金もお聞きしましたところ両目でも5万円以内ということ。

なるほど。

あとひとつ最も気になっていたこと。

あの~、人相は変わりますか?

先生、少し笑いながら、

そりゃ~もちろん変わりますよ!

ふーむ。。。良い方に変わるかどうかはやってみなければわからないって感じかな。私も一応まだ容姿は気になります。考えるべき課題はそこだけに絞られました。

手術を受けるか否かは、少し考えますとお伝えして、受けるとなった場合の「手術説明書および同意書」を受け取って帰りました。

 

帰宅して落ち着いてから夫T氏に相談。

T氏、一切迷うことなく、

今さら見てくれとかどうでもいいでしょ。そんなことより、これからは目とか肩が楽になるならそっちの方が全然いいんじゃないの?

ほーっ!さようでございますか。見てくれはもう関係ないとは多少気に障りましたが。

うんうん。確かにそうよね。じゃ、やろうかな!

てなわけで、手術することに決めました。