「歩くこと」は生きること。
そう言い切っていいくらい、私にとって歩くことはめっちゃくちゃ重要な楽しみ。
しかし!
なんとこの度、思いがけないスナイパーに忍び寄られていました。
忍び耐え続けた影武者の反乱と言ってもいいかもしれません。
それほどの激しい負荷を、物言わぬ忍びの者にかけていたとは!
驚きよりも、しみじみとした感慨を持ちました。
なんの話かと申しますと、
足の裏です。
足の裏が内乱を起こしました。
反乱の要因は、足底腱膜炎(そくていけんまくえん)(足底筋膜炎とも言うそうです)
始まりは、右足がなんじゃこれ?でした。
歩くと右足の踵が痛い。
歩かなければ何ともないのに、歩くと痛い。
最初は、夜になると痛くなり、
そのうち、夕方から痛くなり、
次第に、昼間でも痛いと感じるようになりました。
まずいじゃないか!
なんなのじゃ、これは。
右足だけっていうのも、変な話です。
右足は、若い頃から災難続き。
引っ越しの後片付け中、親指にタンスを落として骨折。
落とした瞬間、みるみる紫色に腫れ上がる親指。
痛みに耐えすぎてエイリアンみたいに凶暴な顔に七変化しつつ、
やっちゃった~!バカだな~!わたし!
あ~!ばかだ!
と身もだえていたら、
それを見ていた当時はまだ幼稚園児の次女が、
お母さん、ばかじゃないよ~!
泣きながら何度も叫んでたな~(遠い目)
あれ、精一杯の「だいじょうぶ?お母さん死なない?」だったんだろうな。
その後も、常にタイパで走りに走っていたので、あちこちで転倒。
(単に、おっちょこちょいの不注意あわて者、とも言う)
道行く人々に「大丈夫ですかー!?」と声をかけてもらうこと数回。
その度に「大丈夫じゃないです~!泣)でも頑張ります~!」
そういって般若みたいな顔で立ち上がり、右足を引きずりつつ仕事に通いました。
思いっきり、ヒビが入ってましたけど(笑)
そんなこんなの後遺症かな~。
とりあえず病院で診ていただいたところ、足底腱膜炎とのご判定。
足の裏にモモンガのように張り付いている筋肉(足底筋)があるのですが、この筋肉が踵の骨あたりで炎症を起こしているということ。
レントゲン写真を見ると、
かかとの骨から小さな棘が斜めに伸びています。
骨棘(こつきょく)というらしいです。
象さんが、大きく口を開けた所を横から見た時に、ちっちゃな牙が見えている感じ。
重症になると、この棘(骨棘)が下向きになるから治療も大変なことになるらしいです。
私の場合は、まだそこまでは行ってないので治りますよと言われました。
ヨカッタ!
思えば、昨年春に発足した「健脚系女子の会」はもちろん、
夏が終わる頃からは、会長兼代表がワタクシ、会員が夫T氏の会員全2名で構成された「健脚系家族の会」を新たに結成。
毎週のように2万歩近く歩き回っておりました。
だってね~、夫T氏も楽しそうだし、遠くへのお出かけだけじゃなくて、近場でも歩いてみたら、そこはすでにワンダーランド。新しい発見がいっぱい。面白くてやめられなかったんですよ。
さて、治療として先生に言われたことは、
・処方された薬を朝晩一回ずつ塗る
・踵の硬い靴はだめよ
・クッション性のいい、足底ふわふわの靴を履いてね
そうそう今はいてるスニーカーみたいなやつね。
・足裏をこんな風にマッサージしてね (先生実演つき直伝)
・こんなのもいいよ (足の筋肉を伸ばす体操、先生実演つき)
・ここは押さえないようにね!
ラストの押さえない場所はわかりにくいので、そんなお願い無理かな~と思いつつも、先生に印をつけてとお願いしたところ、先生サッと三色ボールペンを抜き取り、赤ではなくシャキッと黒を選んで、ぐるりんと印をつけて下さいました(なんでも言ってみるもんですね)
現在は、痛みもほとんど無く快方に向かっています。
歩数を減らしたり、踵の部分に百均で買ってきたジェル状の踵保護シートを入れたりしてなんとなく安心感に浸ったりしております。
過ぎたるは及ばざるがごとし。
何ごともやり過ぎはあかんですね。トホホ。