シニアーゼ〜まるくるみらくる

60代は余生じゃない。荷物を降ろした新しい人生の始まりなのだ。

八景島の牡蠣小屋とやたら警戒心旺盛な紅茶店

神奈川県に「牡蠣小屋」があるのをご存知でしたか?

私は知りませんでした!

と言っても、冬季限定のお店です。

 

おなじみ「健脚系女子の会」1月のお出かけ先は、菜の花の吾妻山と一旦は決まったものの、ゆらりさんが発見した牡蠣小屋情報に、期間限定だしね、牡蠣は好きだしね、調整していた日がちょうど牡蠣の日(※下記説明)だしねと食欲には勝てず牡蠣小屋にあっさり変更されました。

健脚系から健腸系に傾きつつある今日この頃です。

足底腱膜炎もまだ全快とまでは行っていないのでどうかなと思いましたが、くだんの牡蠣小屋は駅から徒歩一分ということ。むしろ良かったです。

(※この店の「牡蠣の日」牡蠣ひと盛りが通常の1.2倍に増量される。毎月23日

 

しかし、「期間限定の小屋」という所に若干の危険な匂いも嗅ぎつけた人生経験豊富なメンバーたち。

「もしも、行ってみてショボそうだったら入るのをやめようね」と、はっきりしたスローガンも持ちつつ牡蠣小屋に挑んだのでありました。

 

ところで、その牡蠣小屋、どこにあるかと申しますと、

横浜市金沢区にある八景島です。

シーパラダイスで有名です。

ルートは色々ありそうですが、私たちは、

京急線金沢八景駅」で「シーサイドライン」に乗り換えて行きました。

八景島は、金沢八景駅から4つ目。

牡蠣小屋はその八景島駅から徒歩1分。

シーサイドライン金沢八景駅。かっこいいです。

シーサイドライン金沢八景駅スタートしてすぐの車窓からの風景。美しい。

八景島は、子ども達がまだ小さい頃一度来たきりでしたから、かれこれ20年以上ぶりの再訪。

ホームから改札に向かう階段。イルカや海の生き物のかわいいイラストがお出迎え

全く記憶がありませんでしたが、とてもいい所ですね!

だってね、八景島駅を出て、そのまま真っすぐに1分くらい歩いて行くだけで、

これですよ ⇩

海~!

うみ海~。静かな海~。

全員で、わくわく「旅気分」

私達、どこに来たっけ?

ここはもしかして伊豆ですか?

夫T氏にも、海のちゃぷちゃぷ音と、ざざ~っざざ~っと穏やかに寄せては返す波の音をボイスメモに録音してお土産に(安上がり)(笑)

穏やかな(←ここ重要)波の音って、なぜか全身を癒しますね。

砂に足を取られながら歩く浜辺の心地よさ。

散らばっている小さな貝殻を拾い上げて弾む思い出ばなし。

時々波の音に消されながらも、思いきりしゃべって小腹が空きました。

 

お店をのぞいてみたら、想像していたよりいい感じ。

小屋というのはプレハブの建物。

青空がお好きな方やワンちゃん連れの方は、屋外席もあります。

良さそうだねと、思い切って入店。

ほぼ、セルフサービスでしたが、旅気分はより一層盛り上がりましたよ。

牡蠣小屋スタート?セット。炭火がナイス。分別バケツも2個用意されていました。

 牡蠣は、殻を一枚はずして焼いてくださいということで、センパイとゆらりさんが、何がどうしたのかシャキッと軍手をはめるや、むんずと牡蠣を掴んでまるで当然のように牡蠣を剥き始めました。

ゆらりさんなんか、シニアグラス(老眼鏡)までキリっとかけて、次々と殻を開けて行きます。

いったいこの闘魂はどこから?

私にはもう、ふたりが牡蠣職人にしか見えませんでした。

地元産椎茸はお汁が出てくる前に軸を上にして焼きましたよ(笑)ジューシー!

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牡蠣を焼いたり、面倒見たり、アチアチッと格闘しながら頬張ったり、なかなかの気忙しさではありましたが、旅情気分はたっぷり。

ビールがうまいうまい。

しかし、最大のお楽しみ、じゅうじゅう出て来た牡蠣汁は塩気がきつくて、ちょっと想像と違ってたかな。

八景島シーパラダイスは、すぐそこなので、ぐるりと散策。

寒いし、平日だし、ガラガラでしたよ。少しでもお客を呼びたいですね。

 

帰りは懲りずに、健脚系の真骨頂!

足を気遣いつつ、八景島駅から京急金沢文庫駅まで歩きました。

30分かからなかったような。。。

 

金沢文庫駅近辺でお茶でもしようと、店構えのすてきな紅茶専門店と名乗る店へ。

某超有名シンガーさんの実家だという(センパイ情報)薬局の2階です。

でもね。

何だか知りませんけど、ドアが開くなり店(一階の薬局)の一番奥のカウンターから大声で、

・店内は写真撮影禁止。

・お茶するなら2階。

・トイレは一階にひとつだけ。今どなたかが入ってます。

・支払いは現金のみ。

そう矢継ぎ早に言われて、ぱちくり呆然。

面くらって立ち尽くしていたら、自動ドアだからそこに立ってないで!って。

こわっ!

私一人なら、踵を返してオサラバする所。

 

なんとなく嫌な雰囲気を感じながら入店すると、メニューを見てまたまたビックリ!

最初のページに、御法度10箇条(だったかな)が厳しい口調でびっしりと書かれています。(読む気になれず)

すっかり盛り下がりました。

ファンの皆さんがたくさん押し寄せて、よほど大変な思いをなさったのでしょう。

とは思うものの、他にやり方は無かったのかなー。

ちょっと、自意識過剰、防衛過剰。

「たかぴー」と思われても仕方ないんじゃなかろうか?

(ファンの方、ごめんなさいね)

おばさん3人、見た感じの年の頃から、熱烈なファンに違いないと警戒されたのかもしれませんね。

 

牡蠣小屋さんは、「海の公園かき小屋」で検索していただくとすぐに出ますよー。

2024/3/31までなのでURLは貼らずにおきますね。