シニアーゼ〜まるくるみらくる

60代は余生じゃない。荷物を降ろした新しい人生の始まりなのだ。

きっといつか儚く枯れる花…それでも人生は面白い

NHKの連ドラ「カムカムエヴリィバディ」見てましたか?

今日、終わりましたねー。ラストの週は怒涛の展開でしたねー。

ラジオでとんでもないことしゃべりだした安子にこれ放送事故と違うん~?ってハラハラして余計な心配させられたし、かなりの高齢の安子がマラソンランナー並みに走り逃げるところとかウソでしょ~(笑)てなったし、孫や子どもが本人にそっくり過ぎやないかーい!ってなったし、ツッコミどころ満載でしたが、最高に良かったです。そういうところもまた、素晴らしく良かったです。

戦前からの母・安子

昭和を生きた娘・るい

現代の孫・ひなた

3世代に渡る女性達のリレー人生100年を描いた物語。

彼女らが、それぞれの時代をそれぞれ精一杯に生きて来たことを見て来た者としては、うんうん、みんな頑張ったねとラストの回想シーンで胸がいっぱいにならずにはいられませんでした。

変にねじ曲がった人が出てくることも無く、最終的に、それぞれが幸せな人生になっていたのも良かった。

このドラマの好きなところは、悪人がいない所と、何より人々の一生が描かれているところでした。

生まれて、生きて、命を繋いで、死ぬ。

人は、生まれたらたくさんの出会いを繰り返して最終的に死ぬ。

まず親という人と巡り合う。さらにたくさんの人とのめぐり逢いの旅が始まり、なんらかの形で人と共に生きて行く。

どんな人と出会い、どんな環境で生きるかによって人生は左右される。どんな時代に生きたかによっても大きく違うと思うけど、一番大事なのは、やっぱり本人がどう選択していくかだと思うのです。

どんな人と一緒にいたいのか、どんな生活をしたいのか、好きなことは何なのか。

どっちを選ぶのか、今これをやるのかやらないのか。

 

私自身も、その時々でたくさんの選択をしてきて今に至っています。たいした人生ではないですが、あの時、あっちを選んでいたらどうなっていたんだろう?なんて思わないこともないです。が、過ぎたことを悔やんだり悩んだりしても無駄です。

そんな時間の方がもったいないです。

人生の残り時間は、刻々とクールに過ぎて行きますから。

 

何かを選択すること「決める」という行為って、本当に難しいなと思います。いくつになってもそれは変わらない。

だけど、若い頃と違うことがひとつ。

それは、やってみたいと思うなら、自分の中にそれを欲するものがあるなら、躊躇せずにまずはやってみること。

初めからできないとあきらめないこと。

勇気を出して一歩を踏み出してみること。

このことに、若いうちから気がついていたらなー!

若い頃って、何にも知らないからついつい周りに流されて時を過ごしていた気がします。知らないって怖いことです。

 

さてと! 安子に、るいに、ひなたに、生きることの希望をもらった気がします。

もっともっと学ばなくっちゃ。

選択にはたくさんの学びが必要ですもんね。

私の両親は、私が男の子だったら「学」(まなぶ)という名前に決めていたそうです。

学ぶことの大切さに気がついていたわけではないと思いますが!

まだまだ、学んで、チャレンジして、人と出会うぞー(笑)

なんてね~。

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※今回のタイトル「きっといつか儚く枯れる花」は、カムカムエブリィバディの主題歌アルデバランの歌詞の一部です。