シニアーゼ〜まるくるみらくる

60代は余生じゃない。荷物を降ろした新しい人生の始まりなのだ。

温泉地でない近場温泉♨️に行ってみた

2月なのに5月みたいな昨日の半袖陽気から一転。明日からはまた、ぐっと寒くなりそうです。

ところで、神奈川県でも雪となった2月のあの日。

まだまだ好奇心いっぱい、幸せならぬ皺イッパイ(正確には50代達はまだ張りがある)のオババ4人=通称「好奇心連合」は、ニカ月も前から合わせて休みを取っていたのでありました。

合わせて取った理由は、50代前半ー(←バーとお読みいただけると嬉しい)Aつまり50代前半婆Aの発案に全員が速攻で賛成したイベント案、

・伊豆パノラマパークへ行こう!

・そして絶景を拝もう!

を開催するためであります。

ここ ⇩   (ご参考)

伊豆パノラマパーク(碧テラス)| 富士山と駿河湾を望む絶景山頂リゾート

 

※好奇心連合とは(どうでもいいとは思いますが笑)

構成:50代前半・後半各1名と60代中盤2名のオババ4名

発足:約13年前(あの頃はまだ若かった…今よりずっと…)

 

が!

決行のその日、当たって欲しくなかった天気予報はみごとに的中。

雨やら雪やらザンザンこんこん。。。

神は我々を見放したかと思えるピンポイントでの悪天候

数日前からお天気をしきりに気にしていた50代前半ーA、天の神を呪わんばかりのお嘆きタイムに入るも、こればかりは致し方ない。

好奇心連合、通称の通称で「コー連」メンバー全4人にて緊急LINE会議が開かれました。

 

どーする?

せっかく休み取ったしね。

 

できたばかりの麻布台ヒルズのチームラボでも行ってみる?

(ご参考)【公式】チームラボボーダレス, 麻布台ヒルズ, 東京

→ 残念〜まだ開館してなかった(当時)

 

日本科学未来館の老いパークで老いを科学するとかどう?

(ご参考)日本科学未来館 (Miraikan)

→ それって、すでに実体験済みやんね。

確かに。。。(うるへ〜!)

 

等の意見が飛び交う中、ワタクシの発案は、

おこたに入って「はぁーて言うゲーム」やりたい…おこたもゲームも無いけど…

これには、意味不明、おこたはどーする!はぁーって何?と全員から失笑のダメ出し(笑

普段からイミフなことしか言わないからと、あっさり却下されましたが、こんな寒い日は、まったりしたいという意見では全員一致。

近場の温泉施設にでも行きますか。

てなわけで、大手温泉開発会社が営む温泉施設に繰り出すことになりました。

 

もともと風呂に対する意気込みは、シャンプーまでして1分で終わる風呂があったら最高!くらいの位置付け。

脱いだり着たりするのも面倒だしスッポンポンで人前を歩き回るのも抵抗があります(今さら)。家で入るのも「よしっ」と気合を入れないとついついぐずぐずしてしまうくらいだから、わざわざ風呂に入るために出かけるのは謎の惑星に行くくらいのへっぴり腰。

でもまぁプールに入るわけじゃないし(コンタクトなのでプールは苦手)行ってみるか~と若干引き気味のスタンスで臨みました。

 

ら!

 

これ、ええやん!

旅行やん!

巻き起こるわくわくです。

わざわざ山あいの町に出かけて入る温泉より広かったりします。

屋内のお風呂の種類も多いし、露天風呂も色んなのがあります。

湯から上がってからのドレッサーゾーン(髪を乾かしたり化粧水をつけたりするブース)も化粧台の数も多く充実していて清潔。

 

心理的変化は、ワクワクだけではありません。服を仕舞うロッカーの前でエイヤッと勢いよく脱げば、「それが?」「なにか?」といった度胸が芽生えます。

目を上げれば、皆さん堂々とスッポンポンで歩き回っておられる。その空間に存在するだけでいつの間にか「ああそうか」といった安心感にも包まれます。

原始の時代は、これが当たり前だったし相手の裸を見ても「ああそうか」と思うだけで、なんの違和感もなかったはず。

いつの時代から、人々は生き物として生きている事を忘れ、地球上の覇者のように振る舞うようになったのか。見よ!この、まさに、動物である人間の姿を!と、己の中の原始が目を覚ましたりします。

 

しかも、この日は、なんと言うことでしょう。

雪、雪ですよ。

露天風呂に浸かりながら降ってくる白い雪をのんびり眺める。

ホノホノした湯けむりの向こうに、ざんざと降りて来る細長い繭玉のような冷たい雪のつらなり。

吸い込む空気もツンとしてキリっ。

まさに雪見風呂。

露天風呂で、まったりと浸かっている人々がもはや猿にしか見えませんでしたよ。

(すみません自分もです、)

 

ホカホカに仕上がってからも、レストランというお楽しみあり。大きな窓の向こう側で、粒状になったり雨になったり、ボタンになったりする雪を楽しみながら、湯上がり着でぼちぼち飲むビール。

50代も60代もそれなりにお肌ツルツル。

最高です。

(震災で大変な皆さま、ごめんなさい)

 

身近なところに心の満足はあるものですね。

その時々のコンディションやシチュエーションで気持ちに合致していれば、もうそれだけで人生のお楽しみですね。

楽しみは見つけるものだけど、ワクワクは出会うものだなー。

そして、どんどん老いて行くワタクシは、もっともっと身近なところで残りの人生を楽しめるよう準備をしているのであります。

 

むはははは。

天の神の皆様方よ。

遊ぶしか能のない我らコー連に鉄槌のいたずらをお仕掛けになったご様子ですが、無駄でしたな。

うっほほ。

って、ウソです!次回は、すんばらっすいぃお天気をお願いいたします。

なにとぞ!m(__)m

神奈川県内にも、ていうか横浜市内にも温泉施設ってたくさんありますね。

(ご参考)⬇️

神奈川県の高級日帰り温泉・岩盤浴なら|宮前平源泉湯けむりの庄

横浜みなとみらい万葉倶楽部【公式】| 万葉倶楽部グループ

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夢物語だった未来がすぐそこにあるのは実はちょっと恐怖です

所用で久しぶりに新宿方面にお邪魔したのですが、やっぱり、なんかわかりませんけど、すごいですね。

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四角いタケノコか!?ってくらいニョキニョキです。

ビルの林ですね。

冷たいビル風がびゅうびゅう吹く中を、きょろきょろしながら歩いていると、このビルたちが一斉に立ち上がって私も人々も踏みつぶしにかかるというビル怪獣妄想に襲われました(なんのこっちゃ)

用事が済み次第、尻尾を巻くように急いで帰りましたよ。

 

こっちは、新橋で見たビル。

ビルの壁に映るビルとビル、そして空。

雄大大自然に出会えた時に感じる「地球ってすごいな」に通じるような素直な気持ち。「人間ってすごいな」と感動する景色でした。そう思ったのはきっと、背景に手の届かない大空が映りこんでいたからかもしれません。

ビル・イン・ビル

また別の日、横浜に行った時のこと。

みなとみらい方面への通り道に日産グローバル本社があります。そこには、ショールーム?ギャラリー?なんかわかりませんけど、日産車の展示場があります。

通れば必然的に「観る」構造になっているギャラリーなので、普段は目の端でチラ見して通り過ぎるだけなのです。

車に対して何の知識もないですから。

なのにですよ。

え?

足を止めて見てしまいました。

なに?このインパクト。

ギャラリーと通路を仕切る窓ガラスに吸い寄せられてしまいました。

これ見てください ⇩

最初、トミカのミニカー?って思いました。

左側のグレーの車なんて、円盤状の回転台の上でゆっくりと回っています。

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どんな画期的なデザインなんだろ?

顔が見たい・・・早く、こっち向いて・・・待つことしばし。

ついにそのお顔を拝見した瞬間、ひーっ!

アイアンマンか!

はたまた、深海のシャークか!

ついに振り向いた勇ましいお顔。

恐ろしいほどのシャコタン姿。

これきっと、普通の車じゃないですよね。

お顔の黒いラインが、両側で赤く光ってましたよ。こわっ。(たぶんウィンカー)

こんなのが、道の曲がり角からのっそり現れたら恐怖で腰ぬかしますよね。

タイヤに付いてる三角の線の正体は...

右側のこっちもね、もしかしてでっかいミニカーですか?って聞きたくなるくらい意味深な…失礼、斬新でカッコいいお姿ですよね。

特に、タイヤに付いている三角の白い線。

あれ、なんでしょう?

なんだと思います?

私はね、滑り止め?

なんて思ったんですけどね、んなわけないですよね。

あの三角の白いライン、ピカピカ点滅してました。

なんなのか、謎。

走った時になにやらおしゃれな線に見えるのかな。すみません、トンチンカンですね。

一度、乗ってみたいですねー。

 

いやはや、人間って何を生み出すかわかりませんね。

たぶん、それが必要だから生み出しているんでしょうけど。

私が個人的にあったらいいなと思うものは、

・完全自動運転車

・使いたい人が使える住宅地の畑

色んな意味で、これからの人生に必要です(笑)

 

創り出す人あれば、壊す人あり。

壊すことが目的の凶暴な破壊マシンを創り出し、無惨にも残骸をつくり出す人あり。

願わくば、懸命につくられたもの達が美しく次の世代と交代してほしい。

 

自分がこの世を去った後の未来がいったいどうなっているのか、あの世からタイムスリップしてでも見てみたいです。もしかしたら、ドラマみたいに本当にタイムスリップできる世の中になっているのかも。

それが必要かどうかは別として。

八景島の牡蠣小屋とやたら警戒心旺盛な紅茶店

神奈川県に「牡蠣小屋」があるのをご存知でしたか?

私は知りませんでした!

と言っても、冬季限定のお店です。

 

おなじみ「健脚系女子の会」1月のお出かけ先は、菜の花の吾妻山と一旦は決まったものの、ゆらりさんが発見した牡蠣小屋情報に、期間限定だしね、牡蠣は好きだしね、調整していた日がちょうど牡蠣の日(※下記説明)だしねと食欲には勝てず牡蠣小屋にあっさり変更されました。

健脚系から健腸系に傾きつつある今日この頃です。

足底腱膜炎もまだ全快とまでは行っていないのでどうかなと思いましたが、くだんの牡蠣小屋は駅から徒歩一分ということ。むしろ良かったです。

(※この店の「牡蠣の日」牡蠣ひと盛りが通常の1.2倍に増量される。毎月23日

 

しかし、「期間限定の小屋」という所に若干の危険な匂いも嗅ぎつけた人生経験豊富なメンバーたち。

「もしも、行ってみてショボそうだったら入るのをやめようね」と、はっきりしたスローガンも持ちつつ牡蠣小屋に挑んだのでありました。

 

ところで、その牡蠣小屋、どこにあるかと申しますと、

横浜市金沢区にある八景島です。

シーパラダイスで有名です。

ルートは色々ありそうですが、私たちは、

京急線金沢八景駅」で「シーサイドライン」に乗り換えて行きました。

八景島は、金沢八景駅から4つ目。

牡蠣小屋はその八景島駅から徒歩1分。

シーサイドライン金沢八景駅。かっこいいです。

シーサイドライン金沢八景駅スタートしてすぐの車窓からの風景。美しい。

八景島は、子ども達がまだ小さい頃一度来たきりでしたから、かれこれ20年以上ぶりの再訪。

ホームから改札に向かう階段。イルカや海の生き物のかわいいイラストがお出迎え

全く記憶がありませんでしたが、とてもいい所ですね!

だってね、八景島駅を出て、そのまま真っすぐに1分くらい歩いて行くだけで、

これですよ ⇩

海~!

うみ海~。静かな海~。

全員で、わくわく「旅気分」

私達、どこに来たっけ?

ここはもしかして伊豆ですか?

夫T氏にも、海のちゃぷちゃぷ音と、ざざ~っざざ~っと穏やかに寄せては返す波の音をボイスメモに録音してお土産に(安上がり)(笑)

穏やかな(←ここ重要)波の音って、なぜか全身を癒しますね。

砂に足を取られながら歩く浜辺の心地よさ。

散らばっている小さな貝殻を拾い上げて弾む思い出ばなし。

時々波の音に消されながらも、思いきりしゃべって小腹が空きました。

 

お店をのぞいてみたら、想像していたよりいい感じ。

小屋というのはプレハブの建物。

青空がお好きな方やワンちゃん連れの方は、屋外席もあります。

良さそうだねと、思い切って入店。

ほぼ、セルフサービスでしたが、旅気分はより一層盛り上がりましたよ。

牡蠣小屋スタート?セット。炭火がナイス。分別バケツも2個用意されていました。

 牡蠣は、殻を一枚はずして焼いてくださいということで、センパイとゆらりさんが、何がどうしたのかシャキッと軍手をはめるや、むんずと牡蠣を掴んでまるで当然のように牡蠣を剥き始めました。

ゆらりさんなんか、シニアグラス(老眼鏡)までキリっとかけて、次々と殻を開けて行きます。

いったいこの闘魂はどこから?

私にはもう、ふたりが牡蠣職人にしか見えませんでした。

地元産椎茸はお汁が出てくる前に軸を上にして焼きましたよ(笑)ジューシー!

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牡蠣を焼いたり、面倒見たり、アチアチッと格闘しながら頬張ったり、なかなかの気忙しさではありましたが、旅情気分はたっぷり。

ビールがうまいうまい。

しかし、最大のお楽しみ、じゅうじゅう出て来た牡蠣汁は塩気がきつくて、ちょっと想像と違ってたかな。

八景島シーパラダイスは、すぐそこなので、ぐるりと散策。

寒いし、平日だし、ガラガラでしたよ。少しでもお客を呼びたいですね。

 

帰りは懲りずに、健脚系の真骨頂!

足を気遣いつつ、八景島駅から京急金沢文庫駅まで歩きました。

30分かからなかったような。。。

 

金沢文庫駅近辺でお茶でもしようと、店構えのすてきな紅茶専門店と名乗る店へ。

某超有名シンガーさんの実家だという(センパイ情報)薬局の2階です。

でもね。

何だか知りませんけど、ドアが開くなり店(一階の薬局)の一番奥のカウンターから大声で、

・店内は写真撮影禁止。

・お茶するなら2階。

・トイレは一階にひとつだけ。今どなたかが入ってます。

・支払いは現金のみ。

そう矢継ぎ早に言われて、ぱちくり呆然。

面くらって立ち尽くしていたら、自動ドアだからそこに立ってないで!って。

こわっ!

私一人なら、踵を返してオサラバする所。

 

なんとなく嫌な雰囲気を感じながら入店すると、メニューを見てまたまたビックリ!

最初のページに、御法度10箇条(だったかな)が厳しい口調でびっしりと書かれています。(読む気になれず)

すっかり盛り下がりました。

ファンの皆さんがたくさん押し寄せて、よほど大変な思いをなさったのでしょう。

とは思うものの、他にやり方は無かったのかなー。

ちょっと、自意識過剰、防衛過剰。

「たかぴー」と思われても仕方ないんじゃなかろうか?

(ファンの方、ごめんなさいね)

おばさん3人、見た感じの年の頃から、熱烈なファンに違いないと警戒されたのかもしれませんね。

 

牡蠣小屋さんは、「海の公園かき小屋」で検索していただくとすぐに出ますよー。

2024/3/31までなのでURLは貼らずにおきますね。

人生のお楽しみスナイパーは足底腱膜炎だった

「歩くこと」は生きること。

そう言い切っていいくらい、私にとって歩くことはめっちゃくちゃ重要な楽しみ。

しかし!

なんとこの度、思いがけないスナイパーに忍び寄られていました。

忍び耐え続けた影武者の反乱と言ってもいいかもしれません。

それほどの激しい負荷を、物言わぬ忍びの者にかけていたとは!

驚きよりも、しみじみとした感慨を持ちました。

 

なんの話かと申しますと、

足の裏です。

足の裏が内乱を起こしました。

反乱の要因は、足底膜炎(そくていけんまくえん)(足底膜炎とも言うそうです)

 

始まりは、右足がなんじゃこれ?でした。

歩くと右足の踵が痛い。

歩かなければ何ともないのに、歩くと痛い。

最初は、夜になると痛くなり、

そのうち、夕方から痛くなり、

次第に、昼間でも痛いと感じるようになりました。

まずいじゃないか!

なんなのじゃ、これは。

右足だけっていうのも、変な話です。

 

右足は、若い頃から災難続き。

引っ越しの後片付け中、親指にタンスを落として骨折。

落とした瞬間、みるみる紫色に腫れ上がる親指。

痛みに耐えすぎてエイリアンみたいに凶暴な顔に七変化しつつ、

やっちゃった~!バカだな~!わたし!

あ~!ばかだ!

と身もだえていたら、

それを見ていた当時はまだ幼稚園児の次女が、

お母さん、ばかじゃないよ~!

泣きながら何度も叫んでたな~(遠い目)

あれ、精一杯の「だいじょうぶ?お母さん死なない?」だったんだろうな。

 

その後も、常にタイパで走りに走っていたので、あちこちで転倒。

(単に、おっちょこちょいの不注意あわて者、とも言う)

道行く人々に「大丈夫ですかー!?」と声をかけてもらうこと数回。

その度に「大丈夫じゃないです~!泣)でも頑張ります~!」

そういって般若みたいな顔で立ち上がり、右足を引きずりつつ仕事に通いました。

思いっきり、ヒビが入ってましたけど(笑)

そんなこんなの後遺症かな~。

 

とりあえず病院で診ていただいたところ、足底腱膜炎とのご判定。

足の裏にモモンガのように張り付いている筋肉(足底筋)があるのですが、この筋肉が踵の骨あたりで炎症を起こしているということ。

 

レントゲン写真を見ると、

かかとの骨から小さな棘が斜めに伸びています。

骨棘(こつきょく)というらしいです。

象さんが、大きく口を開けた所を横から見た時に、ちっちゃな牙が見えている感じ。

重症になると、この棘(骨棘)が下向きになるから治療も大変なことになるらしいです。

私の場合は、まだそこまでは行ってないので治りますよと言われました。

ヨカッタ!

 

思えば、昨年春に発足した「健脚系女子の会」はもちろん、

夏が終わる頃からは、会長兼代表がワタクシ、会員が夫T氏の会員全2名で構成された「健脚系家族の会」を新たに結成。

毎週のように2万歩近く歩き回っておりました。

だってね~、夫T氏も楽しそうだし、遠くへのお出かけだけじゃなくて、近場でも歩いてみたら、そこはすでにワンダーランド。新しい発見がいっぱい。面白くてやめられなかったんですよ。

 

さて、治療として先生に言われたことは、

・処方された薬を朝晩一回ずつ塗る

・踵の硬い靴はだめよ

・クッション性のいい、足底ふわふわの靴を履いてね

 そうそう今はいてるスニーカーみたいなやつね。

・足裏をこんな風にマッサージしてね (先生実演つき直伝)

・こんなのもいいよ (足の筋肉を伸ばす体操、先生実演つき)

・ここは押さえないようにね!

ラストの押さえない場所はわかりにくいので、そんなお願い無理かな~と思いつつも、先生に印をつけてとお願いしたところ、先生サッと三色ボールペンを抜き取り、赤ではなくシャキッと黒を選んで、ぐるりんと印をつけて下さいました(なんでも言ってみるもんですね)

 

現在は、痛みもほとんど無く快方に向かっています。

歩数を減らしたり、踵の部分に百均で買ってきたジェル状の踵保護シートを入れたりしてなんとなく安心感に浸ったりしております。

過ぎたるは及ばざるがごとし。

何ごともやり過ぎはあかんですね。トホホ。

東京メトロ半蔵門線半蔵門駅の壁にあったでっかいタイル絵。
皇居散歩にて(また行けるかな)



ポタージュとラッキーウッドの鍋はデパートだった

先日、島根県で唯一の百貨店が閉店しましたね〜。

これで、デパートゼロ県は、山形・徳島そしてこの島根の3つになったそうです。

 

子どもの頃、50年以上前になるのかな、小さな地方都市に住んでいて、父が日曜日のたび「町に」行くよと連れて行ってくれたものでしたが、「町」とは、つまり「デパートや銀天街のある賑やかなところ」でした。

普段着の生活とはまるで違う世界。

見るもの目に入るものが、珍しく新しいものでした。

デパートに行くだけで、外国や美術館に行ったような気分だったと思います。

煌びやかの象徴、それがデパートでした。

 

そのデパートの隅にある小さなレストランで父と二人、毎回同じものをいただいて帰りました。

ポタージュです。

象牙色の厚みのある陶器の皿に入った濃厚なポタージュ。それを銀色のスプーンですくってひと匙ずつ食べるのですが、そのおいしさといったら!

すくいとるスプーンに粘りづく、ぼったりとした濃厚さ。

口に入れ喉を抜ける時の独特なバターの匂い。

あれは、どうやって作られていたのかな。

現在のお湯を注ぐだけでできあがるポタージュとはまるで別物。

少し成長して家庭科の時間にコーンポタージュの作り方を学んだ時、こんな風に作るからあの味が出たんだ!とアハ体験のように頭の中が閃いたのを覚えています。

確か、バターを溶かしてみじん切りにした玉ねぎをよ~く炒め小麦粉を纏わせたら、牛乳を少しずつ加えていくという、簡単なようで難しい技だったように記憶しています。

当時は現在のような材料の加工も、工程のアレンジも、スピーディかつ大量に作ることも無かったでしょうから、海外から持ち帰ったレシピをそのまま手間暇かけて作っていたのではないかと思います。

今はもうその店もなければ、そのデパートも別の大きな商業施設に変わったようです。

父が、毎回、なぜその店に通い、ポタージュだけを食べさせてくれたのか、それも今となっては謎です。

 

もう一つ、ラッキーウッド(小林工業株式会社)という上等なカトラリーを作るメーカーが、以前には鍋を作っていたのをご存知でしょうか。

私は、この鍋の5点セットを約40年前に購入しました。

そして、なんと40年間、ほぼ毎日使用しているにもかかわらず、今でも現役で元気に働いてくれています。

こんな丈夫で使い勝手の良いお鍋、他にないでしょ?と尊敬さえします。

あなた方は、すばらしい!

あなた方のおかげで、どんなに助けられたことでしょう!

本当にお世話になりました(まだまだお世話になりますが)

ラッキーウッドの、この鍋を作ってくださった皆様に感謝です。

 

そんなラッキーウッドの鍋。

嫁入り道具?の一つとして母が持たせてくれたのです。

当時の町一番のデパートで購入しました。

婚礼用具を選ぶコーナーにうやうやしく並べられていました。

ピカピカに光って、鍋というより宝石のセットみたいでした。

このラッキーウッドさんのものと、もう一つ倍の値段で売られていた5点セットがありましたが、私はこちらのラッキーウッドのセットを選択しました。

当時、セットで5万円くらいだったと思います。

40年前ですから、かなり高価な鍋だったんだろうと思います。

母と二人で選んだその時の様子を今でも覚えています。

当時、母が使っていたのは、アルミ製の軽い鍋ばかりでした。

あの時、母はどんな気持ちで私をあの場所に連れて行き、鍋を選ばせたのか。

年季が入っただけで今でもご立派。フライパンだけは重すぎて買い替えました

ラッキーウッドが何なのかも、鍋というものが生活にどんな役割なのかもよくわからずに手に入れた鍋たちでしたが、今では、これまでの人生を共に戦い抜いてきたなくてはならない相棒です。

 

私にとって、デパートはそんな

・煌びやかで

・上質なものが手に入る

だけでなく、誰かの思いが伝わる、伝える場所だったのかもしれません。

 

自宅の椅子に腰掛けたまま、なんでも手に入る便利な時代。

今現在、私にとって、そういう場所はどこなのかな。

いやはや人生というものは

いったいぜんたい日本が何かした?

そう思わずにいられない今年の幕開けでした。

地震に航空機事故。

追い討ちをかけるように大火事(北九州)。

テレビで報道を目にする度に、どうかどうかご無事でありますようにと祈らずにいられませんでした。

年初のブログは、素晴らしい山奥の絶景からと決めていたのですが、そんな場合とか気分でなくなりました。

 

でも、これで、今年の災いは終わります!

これ以上は要らないです。

子供の頃に誰かから聞いた、嫌なことが三つ起きたら全てチャラ。三つで打ち止め!みたいなおまじないを今でも信じています。

これからは、きっと、良くなるばかりですよ!

きっと!

 

先日、電車に乗ったら思いがけない衝撃に出会いました。

夫T氏と二人で乗り込んだ時のことです。

ちょうど2席が空いていたので隣り合わせで座りました。

けれど、そこは背中にガンガン陽ざしが当たり、後ろ頭も背中もひりひりするくらい熱かったのです。

見ると、向かい側に席がひとつ空いています。

まだ道のりは長い。

このまま我慢するかどうしようか…

迷いましたが、T氏に声をかけて

次の駅に着く前に思い切って移動しました。

座ってひと息すると、

お隣の女性が声をかけてくるではないですか。

アラフィフらしき会社員風の女性。

それまで熱心にスマホの画面に見入っていたはずです。

え?

耳を傾けて良く聞きますとね、

かわりましょうか?

へ?

かわりましょうか、とはつまり、彼女が夫T氏と席を交換しましょうか?

お二人隣りどうしがいいでしょ?ということ。

私の利己的な移動に対し、そのように申し出てくださったのです。

思いもかけないお言葉。

ただ単に「背中が熱い」という誠に自己中な理由で移動してきた私に対してです。

焦りながら理由を説明して、ひたすら恐縮してお気持ちだけ頂戴しますと礼を述べる私に、さらにもうひと言が!

 

必要な時はいつでも声をかけてくださいね。

 

ずっきゅ~ん。

胸を撃ち抜かれました。

こんな言葉、咄嗟に出ます?

この人は、普段どんな仕事をして、どんなふうに人と関わって、どんな生活、どんな人生を過ごしているのだろう?

この人の日常に入り込んで、その答えを探してみたい。

そんな妄想を彼女に感じ取られないよう、極めて平静を装ってはいましたが、心の中はどんどん膨らんで弾けそうでした。

数駅先で降りて行く彼女の背中に、心の中で丁寧に感謝。

電車を降りるなり、風船の空気を勢いよく抜くみたいに夫T氏に語って聞かせたのは言うまでもありません。

 

まだこうして運よく生きていられること、

小さな思いやりをいただいたこと、

しみじみ噛みしめました。

遅いご挨拶となりましたが、

今年もよろしくお願いいたします。

皆様がいい年になりますように。

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中身は、鯛の形をしたウエハースの中にすーっと溶ける軽〜いエアインチョコが挟まれてるお菓子なんですよー。めでたい感じはまだどうかな、と思いましたが、目だけでも。箱買いしてます(笑)

 

60歳を越えて4年。今だから思うこと

40歳~50歳の頃、自分の60歳を思うと何をしているやら、まるで見当がつきませんでした。ただ、60歳を過ぎても、できるだけ長く働き続けたい、それが元気に生きることだと思い込んでいました。

60歳を過ぎても70歳を過ぎても働き続けられる仕事はないものだろうか? 今ならチャレンジする気力も体力もある。そう思いはするものの焦るだけで、何も思いつくことなく目の前の仕事に忙殺され年月は過ぎました。

 

そして、実際に60歳に達したその時。

いつの間に自分が60歳?!嘘みたい!

驚く反面、

60歳? それがどうした?

50代からたった一日過ぎただけのこと。

なにも変わりはしない、ように思えました。

それなのに、社会的に見ると&見られると「終わった人」認定。

60歳というだけで、切られる世界があることを知りました。

60歳だから、という理由で「切られる世界」にしか住んで来られなった自分に、他に生き方は無かったのかと考えましたが後の祭りです。

 

定年という、人生のひとつの卒業。

そのあと、5年間の再雇用の道を選ぶか、思い切って違う世界を切り開いてみるか。

どっちを選んでも後悔しそう。

身もだえするような難しい選択でした。

 

組織の中にいるというのは、案外楽なことです。

目の前の用件をクリアしていけば、今まで通りの変わらない生活がある。

レールに乗って動いてさえいればいい。

給料に差がついても、小さな不満があっても、何もない場所に放り出されることはない。キョウヨウ(今日の用)も、キョウイク(今日行くところ)もある。

 

対して、継続雇用を選択しないということは、どういうことか。

ただ一人の人間に戻る、ということ。

社会的な後ろ盾も、特別なスキルも資金もない丸腰の人間になるということ。

これは、案外楽なことではありません。

「キョウヨウもキョウイク」もなくなるのです。

 

しかし、さんざん迷って、継続雇用を選びませんでした。

なぜ、継続雇用を選ばなかったか。

5年間の自分が見えたから。

どう暮らしているか見えたから。

ありがたいことに、毎日、今日行くところも今日の用もあるけど、ただそれだけ。

心の中には、焦りがひゅううと風になって吹き続けている。

 

私の仕事は、独自の端末を使う接客事務職でした。

社内だけでしか使えない独自のシステム端末です。

会社が変われば、ちんぷんかんぷん。

つまり、いくら精通しようが一歩外に出れば、無知と同じ。

エクセルすら使えませんでした。

仕事に関わる知識は金融関係。時代や法律の改正で常に変化するので、長年積み重ねたとしても、それをそのままスキルとして活用できません。

それまで得たスキルは、職人のように「長年積み上げた手の技」にはならないのです。

会社を退職すれば、何も知らないただの人。

継続雇用が終わる65歳になった時に、その状態が訪れる方がもっと怖い。

このまま流されて暮らせば、5年後に「なにもない」自分がやってくる。

 

定年を迎えるまで、ただひたすらタイパを求めてひた走り。仕事も私生活も、まるで生き急ぐかのように走りに走っていたから、目の前のことしか見えてなかった。

いや、見ていなかった。

それはそれで、それがその時の最善であり、最良の方法だったのだから否定はしません。よく頑張ったとさえ思えます。

そうやって迎えた60歳は、子ども達も巣立ち、「生き物」としての活動をほとんど終えた時期でもありました。

これからが「生き物」人生の先の「ひとりの人」として生きる人生の一歩に思えました。

その新たな一歩の5年間が、猛烈に大切な期間に思えたのです。

 

そんな60歳の私は、ゼロの人でした。

特技も、打ち込める好きなことも、地元の知り合いも、何も持っていませんでした。

でも逆に、60歳の今なら、何でもできそうな気がしたのです。

今なら、まだ間に合う。

チャレンジしよう!

 

5年間を自分を肥やす期間と考えれば、やってみることはたくさんありました。

仕事をやめると「なにもない」と怯えていたのは間違いでした。

何も無ければ、手に入れればいいだけだったのです。

気がついて、自分から手を伸ばせばいいのでした。

 

枯れた木に小鳥が止まりに来るように、初めて体験する「初めてさん」はやってきました。見ていなければ飛び去ってしまう「初めてさん」。

たぶん、継続雇用していたら気がつけなかった「初めてさん」です。

捕まえようと、手を伸ばしてみる。

逃げられてもそれはそれでオッケー。

そんな「初めてさん」のおかげで、枯れ木に小さな新しい葉っぱの芽がいくつも出てきました。

自分とは全く違う世界で生きてきた人、全く違う世界を楽しんできた人々、そんな人たちとも出会えました。

自分時間での働き方もゲットしました。

自分の持ち時間を自分でカスタマイズできる日々。

和田秀樹さんは、(どの本かは忘れましたが)この時期を「思春期」になぞらえて「思秋期」とおっしゃいますが、私には「青春」になぞらえて「黄春(おうしゅん)」

年月を経たからこその、私が私を生きている時期「黄春期」だなと、そんな気がしています。

 

さらに、60歳を越えて、もうひとつ重要なことに気がつきました。

なにを今さらでしょうが。

時代は刻々と変わっている。

ということ。

現時点の60歳はすでにもう「切られる」年齢ではなくなっていると思います。

継続雇用というよりそのまま雇用。

継続なんてわざわざ付けなくてよろしい。

良くも悪くも、ほんの数年でこんなに変わってきている。

これからは、65歳が新しい人生の始まりになるのかもしれないとさえ思えます。

そうなると、私の選択はただの抗いだったのかもって感じですが。

 

結局は、自分の持ち時間をどう使うか。

どう使いたいか。

どんなことが起きても、裕福に暮らせなくても、感情がプラス方向に動くように使って行きたいな。

小さな楽しみを、ひとつひとつ大切に拾って行こう!

11月に行った浜松城。左側の雲がシェパードの顔にしか見えない

横浜ヨルノヨみなとみらいクリスマス 派手なのか地味なのか

60歳を越えてから始めたことはたくさんありますが、その中でも特に良かったな~と思うのが「健脚系女子の会」です。

何度も登場していますが、60~70歳全3名によるこの会。

活動内容は、歩くこと。

ただ、歩くことが好きだから。

うまくなるとか、資格が取れるとか、そのような高い目標は一切ない。

歩くのが楽しいから歩きましょう。

それだけ。

目標のハードルが低いところが自分たちには最高です。

 

てなわけで、今回も歩くの大好き女子の(女子ってとこに引っ掛かってもスルーでお願いします)センパイ・ゆらりさん・私の全員参加3名で繰り出しました。

今回歩いたのは、ジャジャ~ン!

恋人たちにうってつけ!

オババには、ほとんど用のないところ~。

クリスマスを纏ったみなとみらいです。

 

12月初旬の平日。

16時に横浜駅集合。

なんのプランもないけど、ベイクオーターから行ってみることに。

さあ、スタートです。

そごうを抜けて、この先はベイクオーター。両側の動く歩道は使わない。

16時頃だと、まだ明るい。

せっかくのイルミネーションもイマイチなのでした。

ベイクオーター中央広場

上の写真、クリスマスツリーの根元がかわいい。小さなワンちゃんを紛れ込ませて撮影してる人がたくさん。

   ⇩

ツリーの根元。なんとなくディズニーランド気分(笑)

ベイクオーターを抜けて次は、みなとみらい大橋を渡ります。

橋からは、先日事件が起きたKアリーナも見えます。

Kアリーナ横浜は、今年2023年の9月にオープンしたばかり。

こけら落としは横浜出身の「ゆず」だったのよと、ゆらりさん。

でもまだ、たくさんの人をスムーズに裁ける環境が未完成のようで、Kアリーナへ繋げる大きな道路も建設中。この日も、車も人も結構な渋滞が起きていました。

 

新たにヒルトンホテルやヤマハのでっかいビルなど、次々に大きくて立派なビルがニョキニョキ生えてきていて、いつ来てもきょろきょろ上ばかり見てしまうニョキきょろ現象に苛まれるのであります。

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そんなビル群の中や間をくぐって、グランモール公園へ。

まだまだ明るいですね。

グランモール公園といいつつ、実はビルの間の大きな通路。

横浜駅から歩くこと30分くらいかな。

横浜美術館(まだ長期改修中)の前まで来ると、暗さもちょうどいい感じになって来ました。(この日は曇りだったせいかも)

横浜美術館とマークイズの間。向こうにランドマークタワー

 

やっぱりランドマークタワーは、なんとなく絵になりますね ⇩

右手のビルがランドマークタワー

スケスケにされちゃったみたいに木の幹がくっきりってところが斬新。左にクイーンズスクエア、右がランドマークタワー。二つが怪しい門のようにそびえてスペクタルな物語を開く扉みたい。

枝の間から魔物が現れそうなピンクの照明

平日の5時前なので、人影もまばら。

ランドマークを抜けて、桜木町方面へ向かう。

ランドマークタワーマクドナルド側入り口にでっかいレゴ人形。ハリーポッターのハリーとハーマイオニーかな。真ん中に座って写真撮れます。ビルに入るとすぐ左手がレゴのお店ってところが子連れのママパパに危険!(笑)

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今年のランドマークタワーのツリーシンボルは、ワーナーブラザーズ。

 

ランドマークを抜けると桜木町です。

桜木町からすぐの、新しい横浜市庁舎を見学。

一階のアトリウムで、賞を取った草花がたくさん展示されていましたよ。

このアトリウムでは、様々な催事が次々と行われているようです。
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新市庁舎を徘徊したあと、赤レンガ倉庫へ向かいます。

途中の小さな橋の上。

ここ、みなとみらい撮影スポットかっていうくらいの場所でした。美しいです!

ビルたちの前を、横浜エアキャビン(ロープーウェイ)が色んな色を発しながら行ったり来たりしているのですが、小さすぎてわからないですね!
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刻々と色を変える右端の観覧車

ちなみに、その小さな橋はこれ ⇩

 

赤レンガ倉庫前に近づくと、ありましたよ~。

横浜市がこの時期に行っているイルミネーションイベント「ヨルノヨ」のひとつ。

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でっかいジャングルジムに布?を張って、そこにレーザー光線を映し出す・・みたいな。なにやら音楽も鳴り響いていました。

 

赤レンガ倉庫前のクリスマスマーケット。

以前は入場料なんて必要なく誰でも入れたのにな~。色んなアレコレでそうなるのは仕方ないのかな。

高い壁に阻まれてツリーも見えず。

入口は長蛇の列でした。
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もちろんクリスマスマーケットには入らず。

マリンウオークは狭い路地を生かした演出。空を仰ぐと海の中。ダイバーさんもいます。

マリンウオークを横切ってハンマーヘッドへ。
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ハンマーヘッド照明、色がどんどん変わる。右端のT形のものがハンマーヘッド

あれ?

コンチネンタルホテルのてっぺんから、一直線のレーザー光線が!
あのホテルって、灯台の役割もしてたのかな~とトンチンカンな3人。

あとで調べたら、これも「ヨルノヨ」イベントの一つだったみたい ⇩
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途中で、軽く飲んで。

横浜のコーヒークラフトビール。意外にもキリっとした味でした

気付いたら山下公園に辿り着いてました。

ちょうど21時5分前!f:id:yamanekoMP:20231208161636j:image

マリンタワーもレーザー光線吐き出し中

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天気予報通り、21時からぽつぽつと小さな雨が降り出しました。

そろそろ帰りなさいと空からの優しいサイン。

雨粒に冷たさが無くて歩きやすい。

ザーッと来る前に元町・中華街駅へ滑り込む。

あっという間の5時間の歩き旅(途中あちこち寄り道)でした。

今回のお散歩コースです ⇩ (赤いライン)

グーグルマップからお借りして赤いラインを入れてみました

お付き合い、ありがとうございました。

通りすがりのホテルニューグランドさん。白鳥が舞い降りそうな上品なイルミネーションのお庭。

 

三島スカイウォークで本当の無を知りました

60〜70歳女子3名で構成される「健脚系女子の会」で少し遠出してみることになりました。

行き先は、三島。

静岡県です。

あの巨大吊り橋を歩こうというわけです。

最年長のセンパイはすでに他の大きな予定が入っており今回はパス。

3人、されど3人。

元の職場で同僚とは言え、今は全員別々の場所で働いています。

休日や都合それに気分を合わせて予定を組むのは案外簡単ではないです。

なので、

発案自由。

無理強いしない。

けども、

無理に合わせもしない。

個人の都合と意思そしてなにより気分最優先。

というのが、この会のモットーです。

 

てなわけで10月が終わろうと言うのにまだまだ夏みたいな日、ゆらりさんとわたしの二人で三島スカイウォークを目指して出かけました。

三島は新横浜から新幹線で30分もかからない近さ。

指定席代がもったいないので、立ってもいいからと自由席にしました。

乗換案内アプリによると「混雑」との予想。のぞみ号でなくひかり号でも?平日なのに?と半信半疑で乗車。

確かにビジネスマンらしき人々でほぼ満席状態。しかし良く見ると三人掛けの真ん中ばかりぽつぽつ空いています。

あらま座れますね。通路側のビジネスマンの足の前をお尻から通過してそれぞれ真ん中に座って行きました。

スマートEX

乗車券は、この10月から始まったJR東海の新しいサービス「スマートEX」で買ってみました。

パスモ交通系ICカード)を登録すれば、チケットを発券することなくタッチするだけでそのままパスモでスルッと新幹線改札を通過できるネット購入の乗車券です。

・新幹線の改札前でアワアワしながら特急券を買わなくて済む。

・変更もキャンセルも窓口に行かなくていい。

ただし!

あとで気がついた注意点がひとつ。

通常の新幹線チケットですと、市内のJR駅から乗れば、乗り継ぎということで新幹線の駅までの運賃が含まれています。

しかし。

このスマートEXで購入したチケットには、そのサービスはありません。

きっちり新横浜 からだけの乗車券付き特急券(新幹線)となります。

前もって購入する余裕があるなら、スマートEXで購入する必要はないですね。

さて、三島駅からどうやって行くか

とりあえず三島まではスイスイとやって来た二人。

難題は、三島駅からの足です。

徒歩で行くには遠すぎる。

ペーパードライバーの私どもにレンタカーの選択は無し。

今回は、観光案内所でも確認した上で最安値のこれ、東海バスさんのフリー切符にしました。

一日券で1100円。

片道570円なので、往復で40円お得。

  

これ以外、ほぼ選択の余地なし。

きっぷ裏面

乗り放題だが、他に行くには時間的にかなりの計画が必要

乗り放題ではありますが、三島駅からスカイウォークまでかれこれ一時間はかかる上、ほぼ一時間に一本という本数の少なさ。一日であちこち行くのはかなり頑張る必要があると思いました。

60歳を過ぎた今となっては、頑張らないが信条ですので、もちろん頑張らずにスカイウォーク往復のみに使用しました。

でっかい吊り橋スカイウォーク

ところで、スカイウォークって?

と思われた方。

これです 

遠くには富士山も見える絶景

海外から来られた方の姿も多いです。

たくさんの人が歩くと揺れます。

そして、下を覗き見ると足からお尻にかけてぞわぞわするほど怖いです。

景色に見とれたりして、ゆるりのんびり吊り橋を渡っていたら、向こうの方で何やら大声がします。

なに?

きゃぁああああぁ〜っ!

ぎぇえええェェぇええ〜!

ぅうおおおおぉォォおーーー!

スタートの掛け声がするたびに、絶叫とともに人が次々と谷間に放出されて来ます。

吊り橋の真横、その空中をすごいスピードで飛び去って行くヘルメット姿が手を振ったりもしています。

 

あれは、あれだ!

テレビで見たことあるあれだ。

そう、これでございます ⇩

※三島スカイウォークさんのHPからお借りしました。

爽快アクティビティ!ロングジップスライド。

谷間に渡された一本のワイヤーを、一本のロープでぶら下がって滑り降りるってやつ。

テレビで見て一度やってみたいと思っていたものの、実際の情景を見ると、

あれ? あれれ? やってみたかったのは、あれだっけ?

いや、あれとは別物でしょ。うんうん。

あんな怖そうなのわざわざやる人がいるんだな~。

あはは~、がんばれ~。

揺れる橋の上から、やっと撮れた一枚(空中を滑り降りるどなたか)

こっちは若干揺れはするものの安全な橋の上。

余裕のよっちゃんです。

あ~おもしろい。見てるだけでも面白い。

「恐怖におののきながら空中に飛び出して来る人々を、笑顔で声援しながら手を振る」という「アクティビティ」を存分に楽しませていただきました。

運命の出会い

ところがです。
年相応にアスレチックに繋がる森の散策に出かけたふたり。

健脚の出番です。

途中の小道で、おふたりのスタッフさんとすれ違いました。

どこかに戻る途中だった模様。

こんにちは~。

までは良かった。

飛びませんかー?

今日は最高ですよ。土日なんか百人から五百人は並びますが、今日は待たずに飛べますよ。お天気も良くて風も無いし絶好の日ですよ。

あらま、そうですか。へ~え。

(いやいやいや、どんだけ絶好の日でも空いてても飛ぶわけないです)

往復2000円なんですよ。

(いやいやいや、わざわざお金出してまで怖い思いしたくないです)

すると!

へえ~往復で2000円ですか。それはお得ですね。

ゆらりさんが言うじゃないですか。

お得ですねって。

ああ、ゆらりさんお得意の一旦受け入れて流す戦法ね。

(いやいや、特にお得とか思わないですよ。命がけだし)

ゆらりさんは、何ごとも特に否定することなくふらりゆらりと物事をかわす柳のごときお人柄。それが理由で、ゆらりさんと呼ばれているのであります。

そうなんですよ。お得でしょ。こんな絶好の飛び日和ないし、ぜひ飛んでください。

あ~、あはははははは。そうですね~。

(どんだけ絶好の日よりでも飛ぶとかないです)

そんな会話を交わしてにこやかにすれ違った私達。

 

さて、と、森の散策の続きを。

歩き出す私に、「往復で2000円なんだね。片道かと思ってた。それに、普段は百から5百人待ちなんてすごいね」

ゆらりさん、え? 

本気じゃないよね?

あなたは、どんなに強硬な勧誘でさえもふらりゆらりと余裕でかわせる実力をお持ちじゃなかったけ? いくらさっきのスタッフさん達が山男みたいにがっしりとした男前だったといっても、まさか、その気になったりしてないよね?

私は、少しだけ「ゆらりさん飛びたい疑惑」を持ちながら、気のない返事をしました。すると、するとですよ。

私ね、死ぬまでに一度はバンジーもやってみたいのよね。

・・・

いま。

ここで。

その告白って、いったいどゆこと~?

バンジージャンプって、それ!

もしかして、ひょっとして?

ゆらりさん、飛びたいってことよね~っ(くらすこ絶叫)

 

そして。私たちは。

んじゃ、一回飛んでみよっか!

太陽の陽ざしを浴びてきらきら光る葉っぱさんよ、優しく語りかける木々の皆さんよ、あちこちで出会う森の小鳥たちよ。サヨウナラ。

なぜか大急ぎで来た道を引き返したのでありました。

 

いよいよ順番が来たその時、

落ちたらどうする?

何か言い残すことはあるか尋ねる私に、ゆらりさんは落ち着いて言いました。

その時は、別にそれでいいよ。そこまでだったてことで。

妙に、納得。

 

地面から足を離す瞬間、両目を見開きながら私は完全に無になりました。

ふわり。

浮かぶとすぐに意識を取り戻し、思い切り絶叫。

そして条件反射のようにギャラリーの皆さんに手を振りました。

背中に風を感じながら、はるか遠くに見えるであろう富士山を探しました。

 

おまけ

スタッフさんの情報によると、風の強い日はほぼ100%途中で止まるそうです。

そうなると、いちいちスタッフさんがワイヤーを手繰りながら救出に向かうそうで、その間、宙ぶらりんのまま空中で揺れながら待つんですって。こわっ。

なぜなら、スタッフもまた、風でシューッと滑っていけないからだそうです。

 

飛ぶ気満々でお出かけになる方は、入場券とアクティビティに使えるセット券がおすすめです。200円くらい安くなります(私たちは入場だけで十分と買っていなかった)また、手袋をお持ちください。手袋必須なので200円で買うはめになります。

チケット売り場は、かなり長い行列でしたので、ネットで購入がいいかもです。

ついにリベンジ!福岡天ぷらの「ひらお」

もしかして覚えてくださっている方がいらっしゃるかも?

前回は、とうとう入れずに終わったお店。

mayupp.hatenablog.com

ついに行ってきましたよ。

憧れのガラスの向こう側へ(笑)

信じられないほどお値段以上の天ぷら屋さん。

福岡のファストフードと言っていい。

「天ぷらのひらお」さんです。

今回も、天神アクロス店。

市内に何店舗かありますが、車無しだと博多駅からはここが一番行きやすいと思います。

今回はどうですか、前回とは全く違うこのスカスカぶり!

最高でしょ(にんまり)

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待たずに入れました。

平日です。

晩ご飯には少し早めの夕方6時前。

まずは食券を買います

のれんをくぐると一番に出迎えてくれるのが、この食券販売機。

ぐずぐずしていると後ろの方をお待たせしてしまうので、えっとえっとと後頭部で焦りながらサッと決めてサッと買いました。

ビールを買い損ないましたが、店の中にも券売機を発見。ヨカッタ!
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満席でも小さな幸せ

しかし、店内はやっぱり満席。

後方の待合席で待ちます。

やっとここまで来たかと感慨に耽りつつ店内を眺めていると、前にいた女性が「お先でしたよね?」と私の後ろに並び直しました。

へ?

何のことですやろ?と思いましたが、どうやら彼女は最初の券売機で私の後ろに並んでいたらしく正直に申告してくださったのです。

優しすぎる…。

てか、どこで抜かれた?

サッと買ったつもりでも、やっぱりぐずぐずしてたのかな。

別にいいですよ~・・と言いつつ、ありがとうございます。

こういう小さな優しさを交換できる世界っていいな。

などとやっている間に呼ばれました。

むふふ。。。

天ぷら様をお受けする前のセットでございます。イカの塩辛付き。

いろどり定食にしましたよ。

単品も頼めます。なかなかお目にかかれない貝柱を追加。
貝柱は九州の味(たぶん)ホタテじゃないですよ。

ささみデカすぎ!貝柱はやっぱり塩焼きがいいなと思いました。

発見(^o^) 影なるスタッフ

やはり前回の下見(?)通り、スタッフさんの人数は限りなく少なく、揚げ作業もたった一人。よくまぁこんなにたくさんのお客さんの注文を間違いもなく揚げたり、持ってきたりできるものだと感心していたら、ひとつだけ見つけましたよ。

人間に代わる存在。

このお方です。

赤色でお椀を書き足してみました(ヘタクソ)

店員さんが、注文サイズのお椀を置き、ボタンを押すとサイズに会った量のご飯が盛られる仕組みのようです。
いちいち大中小の量を計りながら盛り付ける必要もないですね。

お米の粒も潰れることなく、ふわりとおいしく盛られていました。

お会計は、券売機で済んでいる。

お茶やお水は給茶機でセルフサービス。

他にも色々と人手を省く秘密があるのでしょうね。

 

人間スタッフ最小化の秘策を楽しみながら、念願かなって大変おいしくいただきました。

エビも透き通っていないおいしいエビでした。

(HPによると、社長自らが仕入れてくるこだわりのブラックタイガーということ)

反省点

ついつい嬉しくなって単品追加までしてしまいましたが、私にはセットだけで十分すぎる量でした。

少食の方は、ご飯(小)のセットがお勧めです。

券売機で選べます。

 

皆さん「ごちそうさま~!」と元気よく声をかけて帰られていましたよ。

もちろん、わたくしめも。

ごちそうさまでした~!

 

おまけ

福岡空港の壁広告に目が釘付けになりました。

なにこれ?何の広告?

草刈正雄さんが北九州市出身だからでしょうね!

草刈り機のメーカーさんの広告でした。

ほんとにネーミングしちゃったんですね~。

www.hirao-foods.net