シニアーゼ〜まるくるみらくる

60代は余生じゃない。荷物を降ろした新しい人生の始まりなのだ。

続・センパイのやり方 やはり負のエネルギーの使い方なのだ

以前、ご近所さんとのお付き合いにお悩みだったモロセンパイの話しをしました。

仕事を辞めた途端、ご近所さんからのお誘い攻撃が激しく困っているというもの。

mayupp.hatenablog.com

 

その後に開催された会員全3名60〜69歳の健脚系女子の会で、当のモロセンパイから衝撃のひと言が発せられました。

それも、まるで何事も無かったかのようにスルっと。

「仕事を決めてきたの」

え!?

突然の報告に、軽く談笑していたユラリさんと私。警戒音に一斉に同じ方向を向いて固まるプレーリードッグみたいにビシリとセンパイに向き直るや、目をしばたいてそのまましばし呆然。

 

3月に定年で仕事を辞めたばかりのモロセンパイ。

まもなく70歳を迎えるお年頃です。

70歳になる前から務めていれば、そのまま働き続けることも可能ですが、70歳からの新しいスタートというのはなかなかにハードルが高いです。

「穏便にお誘い攻撃を収めるため、引っ越すか、再び仕事に出るか、どっちかなのよ」とほとんど現実的でない案を訴えてはおりましたが、いとも簡単にその一方を現実にしてしまったのです。

私とユラリさんは事態を飲み込むや、ハッと我に帰って心からすごい!おめでとう!と歓喜したのでした。

しかも、平日3〜4日、10時から最長で16時まで。

体力を考慮して、そこまできちんと交渉したそうです。

「やってみないと続けられるかどうかわからないんだけどね」と少し自信無げにしていましたが、果敢にチャレンジする心意気と体力に脱帽です。

 

しかし、ご近所さんに誘われたり声をかけてもらったりするのは嬉しいことです。

ユラリさんも私も、そもそもご近所さんからお誘いの声をかけられることすら無いよね~と同意見。

今後どんどん年を取ることを考えると、むしろ気にしていただけるのはありがたいと思うのですが、なぜに迷惑に感じるのかな。

別に必要のないお誘いは、正直に断ればいいだけじゃないの?

何がいやなわけ?

そう思って尋ねてみました。

 

あのね。それはあなた達がマンションに住んでるからよ。

戸建てに住んでいるセンパイは、家の土地を購入したところから話し始めました。

原始時代に遡るくらい、何十年も前の話しからです。

これは長くなるぞ。

私もユラリさんも腹を据えました。

住み始めた時に、今に至るキッカケがあってね、、、あれこれあれこれ…

が、途中で説明するのが面倒くさくなったと見えて、両手でぐじゃぐじゃを描いて終わりました。

長い電話をかけてきては様子を伺い、ちょっと買い物に行くと言えば「ついて行ってあげる」とついてくる。「私は一人で行きたいの!」センパイは叫んでいました。そんなちょっとしたことだけど煩わしい昔からの何か。ユラリさんと私はなんとなく理解したのでありました。

 

いやしかし、素晴らしいパワーと健康体。

センパイの場合、そのパワーの源は「負のエネルギー」だと思うんですよ。

負のエネルギーの使い方がうまい。

 

思うようにならないこと。

多種のストレス。

心を覆う黒いモヤモヤ。

いやだいやだ。

逃げたい、忘れたい、打ち負かしたい、思い知らせたい。

それらって、結構なエネルギーなんですよね。

脳天が真っ二つに裂けて、ズドドドドとマグマが溢れ出すみたいに激しいエネルギーの時もあります。

思いがけないくらい大きなエネルギーなんですよね。

 

それを、どう使うか。

人様を傷つけたり、煩わせたりしてひと時の快楽に使う。

そんな風に負のエネルギーをそのままマイナスに使ってしまうなんて。

もったいない!

これって案外、気づきそうで気づかないです。

 

時に果てしなくもなる負のエネルギーこそ、プラス方向に昇華すべし。

マイナスパワーをシュルシュルとプラスに転換する力。

新たなチャレンジへとみごとに変換させたセンパイ。

転んでもいい、失敗してもいい。

手に余るエネルギーを、新たな未知の世界への一歩に燃やす。

 

それからすでにかれこれ2カ月ほどが経過し、さっそく何やらあった模様ですが、これ、どうしたらいいと思う?と改善できる方法を考えているセンパイ。

そうやって、お困りごとの改善に自然と人を巻き込んでいくのもうまいんですよ。

これからも、尊敬と応援と勉強をさせていただきますよ~!

 

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