シニアーゼ〜まるくるみらくる

60代は余生じゃない。荷物を降ろした新しい人生の始まりなのだ。

デイヴィッド・ホックニー展で森の風に吹かれました

行きたいと思いながら、なかなか行けずにいたホックニー展。

やっと行くことができました。

東京都現代美術館です。

東京都現代美術館メイン入場口に貼られていたポスター

半蔵門線 清澄白河駅から徒歩9分。

今年の夏は連日の猛暑。9分も炎天下を歩くのか〜と思っただけて萎えてました。

(余談ですが、この清澄白河。「きよすみ」白河駅なのに、いつも「せいと」白河と読んでしまいます)

それが、この日は曇り空。

ちょっぴり雨も降りそうな、でも、晴れ間もでそうな絶好のお天気。

しかも、平日。

行くしかない!

とは言え、清澄白河駅のB2出口を出たら、右にまっすぐ進み、三つ目の交差点をまた右に行くだけでした。

途中に、あれ?

高層ビルの右手ガラス窓に虫?

虫なわけないよね・・・ゴミ?
f:id:yamanekoMP:20230922213848j:image

あ!あれは!
f:id:yamanekoMP:20230922213910j:image

あんな高い所で!

清掃中でしょうか。

つい最近、八重洲の工事現場で落ちるはずのない鉄骨が落下する事故が起きたばかり。

どうぞ、ご無事で!
f:id:yamanekoMP:20230921132223j:image

あちこちゆっくりと眺めながら、知らない町を歩くのはやっぱり楽しい。

脳内の細胞たちがざわざわ動き出しています。

あっという間に到着。この左手駐車場がもう美術館。
f:id:yamanekoMP:20230921132241j:image
木場公演に隣接しているのかな。
f:id:yamanekoMP:20230922224319j:image
f:id:yamanekoMP:20230922224316j:image

ここから先は、ホックニーさんがiPadと出会ってからの作品となります。

このブースに至るまでに、彼の歴史的な作品をワンサカ見ることができるのですが、

私は、このブースに辿り着いて中を覗いた瞬間、ため息とともにフフ、フワ~ア!という感嘆の声を漏らしてしまいました。

ワクワクが止まらなくなったからです。

ほんの一部ですが、掲載させていただきます。

もちろん写真撮影オーケーのコーナーです。f:id:yamanekoMP:20230922213925j:image
f:id:yamanekoMP:20230921132254j:image
f:id:yamanekoMP:20230921132237j:image
f:id:yamanekoMP:20230921132215j:image
f:id:yamanekoMP:20230922213939j:image

これは、展示場入口の横に設えてあった作品の一部を用いたでっかいポスター?ですが、皆さんこの前で写真を撮っていましたよ。もちろん、この絵の実物も展示されていて、それはそれは息を飲むほど惹きつけられる作品でした。

あんまりたくさん掲載すると、映画のネタバレみたいになるから、この辺でやめておきますね。まだまだまだ、心躍る作品がいっぱいです。

コーフンしすぎて、ひとりなのに歯まで出してニンマリしている自分がいて怖かったです。

それを見た人の方がもっと怖かったかも(笑

会期は、11月5日までです。まだ間に合いますね!

 

この展示会に向けて、彼がインタビューに答えている画像が延々と流れている場所がありました。その中での彼の言葉。

(私の記憶なので、一語一句正確ではありません)

人生を愛しています。

わずかでささやかな人生でしたが。

・・・

皆さんに言いたいのは、

自分がなすべきことを楽しんで、ありのままの自分でいること

 

過ごして来た長い年月の、自分の人生を愛していること。

なすべきことを楽しむこと。

いいな~と、しばらくの時間こころの中で転がしました。

 

(余談)

地下にあるレストラン「100本のスプーン」で、お昼をいただきましたよ。

広々してとても気分のいいレストラン。

なんのため?天井にこんな鏡が ↓↓

f:id:yamanekoMP:20230922224606j:image

平日だと言うのに、番号を取って一時間くらい待ったかな~。

でも、あちこち見どころが満載だったので見回っているうちに時間が経っていました。

1歳未満のお子さんを連れたママたちがたくさんでしたよ。

居心地がいいのかな?

ラザニアをいただきました

今回初めて、この東京都現代美術館を訪れたのですが、ここすごいです。

美術関係の書物いっぱいの洗練された図書館や、子どもだけの図書室、人口の川のような池、でっかいオブジェ、おいしいレストランにカフェ。

一歩外に出れば、木場公園

午前10時半に入館し、気がつくと4時になろうとしてました。ラッシュに巻き込まれないように急いで帰りました。

心の中には、清々しい木々や葉っぱの風が吹いていました。