シニアーゼ〜まるくるみらくる

60代は余生じゃない。荷物を降ろした新しい人生の始まりなのだ。

早すぎる、スピードが速すぎる!

 

60歳からをどう生きるか①

 

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なんでしょうか?

今年最後のブログを書いてから2カ月も経っていました。

速すぎます。

時の経つスピードが年々加速しています。

 

60歳を迎えた時も、

え? もうですか? 私が、、、ですか? 昨日まで50代だったのに? 嘘でしょ?

なんとまぁ、速い。速すぎる。。。

 

これは。。。

あっという間に死んでしまうな。。。

 

それが実感でした。

 

あれから2年。

コロナ禍ありの2年でしたが、私にとっては中身の濃い2年でした。

一日一日自分を生きるぞと決意して60歳で定年したことが本当に正解だったのか、それは今でもわかりません。

これから60歳を迎える人は、継続雇用を受け入れるのがいたって自然なことになるだろうと思います。

健康で意欲があれば、形はどうであれ会社員としてさらに70歳まで働ける時代がやって来るのです。

そんな中、今この時代にアラカンを生きている私は高齢者の仲間入りをするにあたって、ものすごく難しい時代を生きていると感じます。

働き方も考え方も働くために使用する機器も、昭和の時代には思いもしなかったものへ変わっているからです。しかもほんのここ十数年くらいに猛スピードで。

60歳定年が当たり前を前提として昭和からここまで生きて来たのに、それはもう当たり前ではなくなって来ているのです。

あと5年、65歳まで働いていいですよ。しかも、職位も給料も今まで通りですよと、そういう時代になりつつあるのです。悩ましい所は、まだ、なりつつあるというところで、完全にはそうなっていないことです。

だからやっかいなんです。

赤いテープがゴールですよと言われてゼイゼイハアハア頑張って走ってきたら、ゴールに到着した途端にすいませんちょっとゴールがずれましてあと5㎞先が本当のゴールとなります、ただしあなたの意志でここで終わってもそれはそれで構いません、そう言われて戸惑っている、そんな感じです。

 走り続けるか、倒れない元気な身体を培ってきたから楽勝か、別な種目で遊んでみるか、実は別な種目も得意だからそっちへ行くか、さあどうするか。

そんな話し聞いてなかったし何の用意もして来なかった場合、会社に対して猛烈な不満とか不自由が無いならとりあえず継続雇用していただくのが一番だと思います。そんないい話はありません。長年の付き合いもありますから少しのわがままも通りやすいです。60歳を越えても、キョウヨウ(今日の用)とキョウイク(今日行くところ)があるわけですから暇を持て余すこともありません。

ただし、問題は生物としての限界が近づいているということです。

 

私はまさにそれで悩みました。

自分のために、そのことを書き留めておきたいと思いました。

 

次回へ続く。