シニアーゼ〜まるくるみらくる

60代は余生じゃない。荷物を降ろした新しい人生の始まりなのだ。

AEDの神髄を知りました!

前回から引き続き、次はAEDについてです。

AEDって、見たことはありますが使った事はありません。

どうやって使うのか難しそうで無理~って思ってました。

けど!

なんとAEDを開くと、AEDさんご本人が音声でちゃんとエスコートしてくれて、そのとおりやればいいだけでした。

(ただし、AEDにも色んな機種があるので、その機種に従います。)

 

AEDって、テレビなんかで「バンッ!」とショックを与えて蘇生するシーンをよく見かけます。

そもそも、なんのためにバンッ!って電気ショックを与えるのか?

 

通常、心臓はドクドクと動いて血液を全身に送っています。

しかし、何かの要因でこのドクドクと血液を送るポンプ機能を失い、けいれんしている状況になります。その時に、電気ショックを与えてポンプ機能を取り戻させようとするのがAEDの役目だそうです。

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では、電気ショックを与えるかどうかどうやって判断するの?と思いますが、AEDを発動して電気ショックを与えるかどうか判断するのもまた、AED様なのです。

AED様を開けたら、ワタクシたちはひたすらAED様に従っていればいいのでございます。

 

そこで、疑問点(その2)が湧きました。

 

AEDの2つのパッド。

あれって、こことここに貼ってくださいって言われるんですよ。AED様に。

え? こことここは、どこかって?

 下の図をご覧ください。👇 わかりやすいでしょ?。ね!。。え?

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で、「あの〜。

このパッドの位置って、なんでこことここなんですか?

 

だってね、意味がわかってたら、忘れないじゃないですか。

あたしゃね、自慢じゃないけどね(たまに、意地悪ばあさんが私の中に入る)すぐに忘れるんですよ! 昔はね、なんでも一発で覚えられたんですけどね。(ホントホント。。え?)

 

するとね、意外なことに、

「別にどこでもいいんですよ。

心臓さえ挟んでいれば。(👈ここポイント)」

 

「え! じゃあ、逆バージョンとか、脇と脇とか、後ろと前とかでもいいんですか?」

 

「いいんです。ただ、例えば脇と脇だと腕を持ち上げたり、胸と背中だと一旦上半身を起こしたりしなきゃいけないでしょ。

一番早く無理なく付けられるということでここなんですよ。」

 

なるほど〜!!!  てなわけで、もう一度、図をご覧ください。

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AEDパッドを貼る場所

 

ただし、ただしですよ。

お子様の場合を考えてみて下さい。

子どもって、体が小さいですよね。

はい!問題です。

その小さな体に、AED様御推奨のやり方でパッドを貼るとどうなりますか!?

 

そー!

パッドだけで全面ビッチビチになって、心臓を挟めません。

どうするか?

 

そうです!

前と後ろ、すなわち、胸と背中に貼ります。

先ほどの図で言うと、右側の下のやり方ですね。

子どもは小さくて軽いです、だから背中を起こしてパッドを貼るのも簡単にできるというわけです。

 

あともうひとつ。

「あの、今さらですけど、心臓ってここですよね?」胸の真ん中やや下あたりであることを確認すると、胸の左側かと思ってましたー!ってカミングアウトする人2名現る。

聞いて良かった〜。

 

その他にも、救命救急の手順 👇

① まず、周囲の安全を確認して身の安全を確保する。

② 手助けしてくれる人を呼ぶ。

③ 手助けに来てくれた人に指示を出す。

④ 倒れている人の状態を確認する。

ここまでして、やっと先ほどの胸骨圧迫やAEDに取り掛かるというわけです。

 

やってみて、なんかやれそうな気がしているワタクシです!