シニアーゼ〜まるくるみらくる

60代は余生じゃない。荷物を降ろした新しい人生の始まりなのだ。

この歳になって海外はキツイ タイ バンコク 航空券は買った。

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「まる線連合」という名で数か月に一度思い出したように開かれる飲み会がある。

妙齢の女子4人。

 妙齢なだけに誰一人として他者に迎合しない。忖度も無い。

タイに行くことになった。

そう打ち明けると、同い年のモリモリが「無理じゃない? 耐えられないと思うよ。特にトイレとか」イワシの骨せんべいをぼりぼり噛み砕きながら言った。

10歳下の遠しゃんは「えー!?ANAでタイに行く人とか聞いたことない~行くならLCCでしょ~笑笑」

4歳下のアルちゃんは「いいなぁ。また行きたい~」と最近行ったランタン祭りを思い出しながら一瞬遠い目をしたあと自分は激安のパックだったと普通に言った。

 

じゃんじゃん酒を飲みながらみんなで盛り下げてくれて大変ありがたかった。

 

不安要素はぬぐい切れておらず、いくつかのハードルも残った。

まず、成田まで行きたくなかった。

羽田出発、羽田戻りかつ直行便でないと死ぬ。

連休前だし探すとそんなのもうANAしかなかった。

自分の体力は自分が一番よく知っている。

羽田なら家から一時間で行ける。

ネットで予約する時、夫T氏にポチるけどいい?いい?いい?ほんとにいい?

と念を押したが、それは自分へのいいのか?であった。

本当に行くか行かないかを決めるのは自分なのだ。

半分白目にして、ついにポチ~っとした時、一瞬気が遠くなった。

 

夫T氏は、生来ののんき者なので物事を深堀りしないし、面倒なことをあえて自分から探そうともしない。思慮浅い男なのだ。したがって、いい?と聞かれても、え?ちょっと待って、どれどれ、なるほどそれはこうかもね、なんていう確認作業は一切ない。見もしない。

え~よ~。ほじほじ。←鼻などほじっている。

これで終わり。

人生も残り少ないから休暇も惜しみなく取って楽しむことにしていると言う。

そんなに休みを取って、会社の方は大丈夫なのか?心配するのは私だけである。

 

航空券も買っちまったし、自由にトイレに立てるよう通路側の座席も指定したし、こうなったら楽しむしかないな!

さて、 

タイって空港がふたつあるけど我々が降り立つのはどっちだ?

ホテルの位置はどのあたりか?設備は?

チップが必要な国なのか?

通貨のレートはどんなもんか?

食事はどんな感じか?

服装や履物はどんなのがいいか?

携帯の充電は普通にできるか?

WiFiはどうか?

 

次はバンコクを知ろう!だ!