シニアーゼ〜まるくるみらくる

60代は余生じゃない。荷物を降ろした新しい人生の始まりなのだ。

この歳になって海外はキツイ。 初めてのタイ バンコク導入

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タイに興味ある?

突然、そんな連絡を受けた。娘Dから。

私と夫T氏と娘Dの三人のLINEに。

いや、はっきり言って興味ないわ~。

寺院にも象にもトラにも全く興味ない。

人混みも嫌いやし、渋滞とかイライラするし、ウォシュレットのない生活も無理。

 

しかし、かわいい娘Dにそんな正直なことは言えない。

きっと何かあるに違いない。彼女は学生時代、タイに留学していたくらいのタイ好きなのだ。タイのイベント?タイ料理?

タイ料理は大好きだし、特にマンゴーは何個でもイケル。

 

タイ料理は大好きだよ~と、オブラートに包んで答える。

 

いや、そうじゃなくて、タイに行かないかな、と思って。

連休に夫婦でタイ旅行を予定していたが行けなくなった、エクスペディアで予約したからキャンセルできない。航空券は名義の変更ができないから仕方ないし、どうせLCCの激安航空券だったからそれはいい。ホテルだ。ホテルは名義を変えられるし結構いいホテルだから流すのはもったいない。

そういう話であった。

 

そーかー。困ったなぁ。今さら海外とか、できれば行きたくない。。。

何時間もエコノミーに乗ってるのつらいし、お肌は乾燥するし、国内より持ち込み荷物の規制厳しいんでしょ?、パッキングもめんどくさい、何より言葉が通じないのが困る。ハワイとかオーストラリアとかニュージーとかならまだしもねえ。

行きたくないマイナス理由がどしどし。

 

そう思ったのもつかの間、夫のT氏が、行きたい! 間髪を入れずに返信してきた。

行きたいんか~い!

T氏は普段から思慮浅いタイプだ。空気を読んだり、置かれている状況を鑑みて行動したりはしない。うわ~っと流れが来たら目を閉じてラッコのようにお気楽にざーっと流されていく。悪気はない。

 まあね、あと何年元気で活動できるかわからないし、これはひとつのチャンスと捉えて行ってみるとするか!

そんなこんなで、タイに行くこととなった。