↑ グーグルマップ拝借
バンコクの地図も地区ごとにプリントアウトしたし、タクシーに乗る時の交渉文言もさっと取り出せるように用意した。そこは紙ベース!海外対応(のつもり)
一応、グーグルマップでオフラインマップの設定もした。ご存知かとは思いますが、この機能はすごい。オフラインマップに目的地をダウンロードしておけば一切の回線なしでズル~ンと見れる。娘Ⅾに教えてもらった。
不思議。すごすぎ。
実を言うと、地図と路線図は大好物なのである。
見始めると時間を忘れる。楽しい。
ただ、問題はある。
小さい字が見えない。見えなくなった。見えづらい。例のやつだ。
あれです。
目が生体的に歳をとる。はい、そーです。老眼です。
シニアーゼですから( ; ; )
仕方ないので大事なところは線をこう引っ張ってデカ文字で書き足した。
やれるだけのことは、やった。
ひととおりやると安心するタイプである。
あとは乗り遅れないように行くだけじゃ。
そうこうしていると、ANAからこんなメールが来た。
Bid My Price。
調べてみると、ワンランク上の座席に空きがあった場合オークションでその席をゲットできるというシステム。ただし、その対象は航空会社から直接購入した(有償チケットというらしい)航空券だけが対象。パック旅行は対象外。
私の場合、エコノミーからプレミアムエコノミーへのアップグレードはいかがかと聞かれている。
へ〜。そんなのあるんだ。
JAL国内線の「クラス J 」をイメージして、2000円くらいなら入札しようかな~と気軽な気持ちで覗いてみたら、オークション(入札)価格は最低でも2.5万円!
手持ちの航空券は、羽田~バンコク 往復×2人分で約16万円。
ひとり8万円とか、大好きな福岡までなら、そこそこ良いホテル一泊付いて楽勝で2往復できておつりが来る。そこへさらに5万円だとぉ~。無理です。
これから、長生きしすぎなんだよ!とか若者から搾取して贅沢するんじゃないよ!とか散々に言われる年金世代へ突入していこうという身の上である。
行ければいいです。無事に到着すればそれだけでありがたいです。
6時間くらいつらくても頑張ります!
思慮浅いT氏に相談するまでもなく却下。
出発当日。
なんと!
出国審査がモーレツにお手軽になっていた。時は流れている。
以前なら、カウンターの係りの人に「お願いしまーす」とパスポートを提出してスタンプを押してもらっていたが、今は違うのね~。
銀行のATMを縦にまっすぐぶった切ったような,細めクールな機械のお腹部分の画面にパスポートの顔写真部分を読み取れるように裏返して置くと、顔を撮影するから前をむくよう機械に言われる。照合できたのであろう、2,3秒もかからない速さでOKが出て終わり。
はやっ!!!すごっ! 時は流れている。
天気予報は、晴れの日無し! そして雷?
おかしい。
普段は鉄壁の晴れ女なのに。。。( ; ; )
タイにはきっと、何かミラクルがあるに違いない。私にとって雨でなきゃならない何かが!
一瞬、折れそうになった心を立て直し、搭乗口に向かうと、パスポートと搭乗券をチェックされて機内へ。
余談だが、
モバイル搭乗券は、バンコクのスワンナプーム国際空港では受付ないとの事。
行きは楽だけど、帰りは早めに空港へ行って紙ベースの搭乗券をゲットしなくちゃならないみたいで若干の不安を抱えながらエコノミークラスの席に着いた。
け、結構、広くないですか?
座席。
国内線みたいに、忙しそうに通路を行き来するCAさんのご機嫌を伺いながら、あの、ぜんっぜんあとでいいので毛布をお願いします!とか言わなくてもちゃんとブランケットが用意されていた。しかも、封の閉じられたプラの袋に入って。
枕もある。
ひぁ〜〜!良くなーい?
しかも、CAさん達みなさん笑顔 (^ ^)
高いお金出してANAにして良かったね〜!ウキウキして言ったら、普段は思慮浅い夫T氏にしーっ!と制止された。。
そこは気にするんだ?そんなに大声だったかな〜。私ら生粋の庶民だから良くない?
さらに座席前のパネルの進化に驚いた!
どんだけ浦島タロ子なんや〜ワタクシ。
液晶はタッチパネルだし、スカイチャンネルには数え切れないくらいの映画とかドラマ、ライブ、テレビ番組他が収納されていた。
中村倫也さんが吹き替えしたアラジン、見たかったんだよね〜〜!
エルトンジョンさんのロケットマンに、メンインブラックの最新版、キスマイ玉森くん吉岡里帆ちゃんのパラレルワールド。その他にも数えきれないくらいモリモリある。
バンコク着くまでに全部見れなーい。
映画見て、一杯飲んで、機内食食べて、トイレに行って、トイレに座って右横の壁にひっそりとウォシュレットが付いているのを発見して感激して、おやつ食べて、養鶏場の鶏になった気分になる前、ご機嫌に過ごしているうちにバンコク スワンナプーム国際空港に着いてしまった。