シニアーゼ〜まるくるみらくる

60代は余生じゃない。荷物を降ろした新しい人生の始まりなのだ。

りんごジャムもある意味心の伝道師ブラムリー

料理用のすっぱいりんごって、紅玉だけだと思ってました。

赤くてピカリと光る紅玉。

紅玉以外ですと、煮ても焼いてもなかなかあそこまで煮崩れてくれません。

 

紅玉の季節が終わると「ああ~…」と心の中に残念な風が吹いていたここ数年。

コロナのせいなのか歳のせいなのか、最近はりんごジャム作るのもなんだか面倒で、あ、紅玉出たな、と思いつつも目の端で見て通り過ぎていました。

そうやって「まだあるまだある」と確認だけしているうちに、ある日忽然と店頭から姿を消していて小さなショックを受けるのです。

しかも、ここのところ、紅玉の季節が過ぎ去るの早い。

 

ところがです。

青い(ホントは緑色)料理用りんご🍏が販売されているのを発見。

珍しい〜!

長年利用している生協さんにありました。

今回、販売されてた青いりんごちゃん。

長野県で栽培されたブラムリー・シードリングという名前です。

今回限りの限定品ですって。

買うしかないです。

買ったからには、自分の尻を叩く材料にもなります。

 

届いたのが、これ。

アップルファームさみず(長野県)って書いてあります。

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よ~く洗って。

みずみずしさが、はじけてます。
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こんな蜜入りだったので、おいしそ〜と食べてみたら、レモンみたいに酸っぱかった!


さぁ!煮ますよ〜。

お砂糖の力でリンゴのジュースをじくじく出してもらわなくちゃなりません。

小っちゃい小っちゃいとろ火でスタート。
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お砂糖は、これ! ↓↓

生協さんの回し者みたい(笑)
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煮ている間に瓶の皆さんに集合してもらいます。

こんなもんかなー。

この日のために貯めておいたのでした~。

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ほらほらほら、短時間でこんなにずぶずぶに煮崩れてくれました。

さすが、料理用りんごです。
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瓶に詰めて。

この光景が、なんか好きです。
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いくつか友達のところにも貰われて行きました。

おいしく食べてもらえるといいなぁ。

もらっていただく時、必ず聞くんです。

りんごジャム食べる~?

返って来る答えは色々。

食べる~!

よっしゃ~!これ持ってって~!

あんまり食べないかな~。

わかったー。

食べる人、私だけだからたくさんは要らない~。

じゃあ、小っちゃい瓶ね~。

正直に言ってくれるのがありがたい。

食べないな~、ノーサンキューって、案外言えそうで言えなくないですか。

嬉しい!ありがとう!ってもらっておけば何の角もたたない。

でも、それをせずに、正直に答える。

これって、究極の思いやりだと思うな。

 

ジャムの味は、紅玉よりすっきりした酸っぱさ、かな。

なんとなくツンデレな感じ(笑) なんやねんそれ

皮もとても風味がありそうだったので、皮だけのジャムも作ってみました。

実だけのジャムとはまた違う、コクのある力強い風味でした。
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