シニアーゼ〜まるくるみらくる

60代は余生じゃない。荷物を降ろした新しい人生の始まりなのだ。

アニメだけじゃない進化する日本のスゴイ文化

じわじわと国内に浸透してきているものがある。
とても静かに、じんわりと。
少しずつ、少しずつ。。。

最初はなんだこれ? どう使う? 
なるほど、そうか、こうするのね。うん、これはいい。使おう。

恐らく、ほとんどの方がそうであったと思う。
それなのに、特に表立って言及されることもない。
「あったね!」とか 「なかなか良かったね!」とか言われることもない。

なのに、増えている。
明らかに増殖している。
そのうち、存在するのが当然、といった事態になる未来が見える。

ん?

だからそれはなんですか???

もったいつけないで、さっさと言いなさい?

はい、すみません。
これです。

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コレド室町テラス正面のツリーの皆さん

って!

うっそーん!!!
これではありません。
クリスマスシーズンに入っておりますので、サービスショットで少し楽しい気分になっていただこうかと。。。

あ?
余計なお世話でしたね。
すみません。
(๑˃̵ᴗ˂̵)

失礼いたしました。

本題です。
まるでアメーバのようにスルスルと静かに増えているもの。
これです。

まずは、よく見かけるカルミックさんにご登場いただきました。

便座の除菌クリーナー

最近、どこのトイレに入っても結構見かけますし、無いと逆に、あら 無いのね?と思うようになりました。
初めてお目にかかった時は衝撃でした。
だって、入る人が便座を拭くんですよ。
しかも、自ら。
入ってくるお客さんが自分で自分の意志で自分のためにせっせと拭く。
そのおかげで、途中でお掃除の人が拭きに来なくてもきれいになっている。
なんと言う効率的なシステム。

考えたな〜、やられたな〜。

日本人って、清潔好きですものね〜!
日本人の特性を巧みに利用した商品だな〜。
◯ァブリーズさんが大躍進したのも、日本人の清潔好きに働きかける広告を打ったかららしいです。あれ、単に消臭だけだったら当たらなかったという番組をどこかで目にしました。
今や、あの系列の消臭・除菌スプレーもほとんどのホテルの片隅に置いてありますね。


少しですが、あちこちで出会った皆さんにも登場していただきましょう。
(全て株式会社を省略させていただきます)










たくさんのメーカーさんが参入していることがよくわかります。


たいてい、プッシュ式かトイレットペーパーを持った手を下に差し出して待つちょうだい式です。

プッシュ式のパターン
 ・シュッシュと霧状に出る
 ・じわ~とクリーム状の泡となって出る
 ・にゅるっとジェル状で出る
          
差し出して待つタイプのパターン
 ・白い泡で出る(まだこれしか出会ってません)


ワタクシ個人的には、差し出して待つタイプは苦手です。
理由
・差し出した位置がずれていて床にこぼれる。あ~⤵
・出てくるタイミングがつかめずに床にこぼす。あー!
・結果、手がクリーナーで汚れやすい。最悪の場合、床掃除もする羽目になる。
・若干、シートを拭いたあとの乾きが遅い気がする。
(その他)タッチせずに使用できる。


ワタクシ個人的に一番使いやすいタイプは、プッシュ式のスプレーシュッシュ霧状パターン。
理由
・押したら噴射のシステムがわかりやすい。
・自分の裁量で量を調節できる。
・シートを拭いてソッコーで乾く。
・アルコールの匂いが消臭効果もある。
・たいてい急いでいるので素早く使える。
(その他)プッシュボタンを押す等手の接触が伴う。

経験した限りでは、ほぼスプレーシュッシュ式がほとんどです。
やっぱり使いやすいですよね。


メーカーの皆様がここへ辿り着くまでに様々なご苦労があったと思われます。


最初は、ホテルなんかの気の利いたところに薄い紙の便座シートが備えられていました。
懐かしいですね。
もうほとんどないですね。
あったとしても、もう色が煮しまった感じに変色しておりますね。
あれは、便座に敷く時、後ろ前どっち?ってなって結構難しいのと面倒なのと敷くのに時間を取るのとズリ落ちるので、備え付けられていても、ほとんど使ったことはありませんでした。
常備する方のコストを思うとバンバン使うのも申し訳なかったですし。

TOTOさんがウォームレット(便座が温かくなる機能)を世に送り出して冷たい便座に座ることがほぼなくなったことも余計に紙シートを不要にしました。
たまに、冬なんか冷たい便座に座った瞬間ムンクの叫びみたいな顔で思わず叫ぶ(私だけ?)絶叫系の便座に遭遇すること、まだありますけど(#^^#)


ウェットシートでさ~っと拭くっていうのもありましたね。入る人の自前ですけど。


そんななんだかんだがあって、ここへ着地するまで、会議室では色々と議論されたのではないでしょうか。
そして、誰かが、やってみよう! ダメならまた考えればいいじゃないか!
そう決断されたのではないかと。

英断だったと思います!
やりましたね!
これからも競争が激しくなりますね。

なんてことを、想像しながら今日もせっせと拭いております。(∀`*ゞ)テヘッ



つい最近できたばかりの、コレド室町テラスさんには、シルバーのラインがきらりと入った優雅なものが導入されておりました。
明らかに進化してます。
 ↓ ↓ ↓

ちなみに、これは日本カルミックさんでした。

意外だったのは、銀座シックスさん。
数個のトイレを訪問してみましたが導入されておりませんでした。
きっと、何か理由があるのでしょう。


平成後半とかにお生まれになった若者の皆さんは、あれとかこれとかが当たり前だと思ってるはずですけど、そーじゃないですからねー。
iPhone同様、トイレ界もものすごーく進化してるんですよー。


最近のトイレって、美しさ快適さを競うかのように豪華に進化していて、センスの良さや設備のすごさに拍車がかかってます。
入口からすでに美術館か!ってくらいのアートを配しているところ、どこの個室が空いているか一目でわかる明かりのつく案内板。
グリーンをたっぷり配置して小鳥のさえずりが聞こえて来そうな爽やかな空間。
マザーズルームにメイクルーム、お着替えスペース。
先日なんか、あきらかこれJKの社交場と化してるな、というメイクルームにも遭遇しました。
なんかもはや、ここはテーマパーク?と見紛うほどの空間演出。

もうこうなってきたら、トイレ界はアニメ同様、
日本の文化 だと思います!


まあね、そんなふうに、美しく清潔になるのはありがたいです。
インフルエンザも流行りますしね。


今後、排せつという人として欠かせない活動がどうなっていくのか興味深いです。
でも、ある程度、菌の皆さんにはそこいらにいていただいて共存していただきたいです。
除菌に明け暮れた挙句、菌に抗える力を持てなくなった人類増えすぎてどうしましょう!
ってなったら嫌ですもんね!