シニアーゼ〜まるくるみらくる

60代は余生じゃない。荷物を降ろした新しい人生の始まりなのだ。

イングリッシュガーデンが鎌倉に 石窯ガーデンテラス

あじさいの季節ですね〜!

でも、鎌倉に紫陽花を見に行きません。

鎌倉は、自ら進んで散策をしようと思わない土地のひとつなのです。あじさいを見にわざわざ行こうと思いません。

しかし!

今回行った鎌倉は違ってました。

こんな鎌倉もあったのですね。

気持ちの良いテラス席

ここは、石窯ガーデンテラス。

ご存知の方も多いかと思います。

お寺さんの中にある洋館です。

入り口は、浄妙寺

現在の所有者である浄妙寺さんの境内の中にあります。

1922年(大正11年)にドイツ人の建築家によって建てられ、当時の貴族院議員 犬塚勝太郎氏の自宅だったそうです(石窯ガーデンテラスHPより)

少し詳しい話が、石窯ガーデンテラスさんのHPの中の「洋館の話」に記載されています。今では観光地として賑わっている鎌倉も、明治維新による切ない過去を持っているのですね。

 

さて、ガーデンテラスにて食事の利用にも、拝観料100円を支払って入ります。

境内の脇道を通るのですが、お寺さん独特の静謐な雰囲気とともに色んな種類の緑たちが次々に現れます。

実際に見るとなんとも可愛い!

いっせいにお日様を求めてる横顔が迫力

この圧倒的な緑!勢いよく伸びた新しい葉っぱたちの力強い生きる力

 

グリーン散策をしながら辿り着くと、可憐な洋館が見えました。

オレンジ赤いザクロの花がなんとも素敵なアクセント

せっかくなのでザクロさんの(たぶん)の鮮やかなお姿も見てやってください

実は、ここへやって来たのには理由がありました。

いつもの旅オバ4人の一人が、ただいま猛烈なるストレスの中。ここらで一回、緑のマイナスイオンシャワーを浴びたい!と言うのです。

これはかなりのストレス、心の風船が爆発でもしたら大変と急遽お出かけすることになりました。しかしワタクシの出した近場のお出かけプランは悉く撃沈。

ご本人の希望により、この場所が選定されたというわけです。

 

鎌倉か~(わたくし心の声)

日曜日だし激込みなんじゃないかな~(わたくし心の声)

そもそも鎌倉あんまり行きたくない(わたくし心の声)

しかしストレスフル本人が行きたがってるし(わたくし心の声)

けどま、皆で行けばそれだけで楽しいな(心の声上向き)

初めての場所だしちょっと楽しみ(心の声上向き)

HP見たらなんかおいしそう(俄然行く気まんまん)

 

到着してみたら、あれ?

日曜日なのに混んでいません。

名前を書いてお庭を散策していたら、すぐに呼ばれました。

まだ、紫陽花のシーズン前の午前中だったから?

暑くも寒くもない5月の後半、緑たちがワッサーと一斉に立ち上がる最高の季節。

今や5月って、お出かけに最高です(最近の夏、暑すぎ)

 

でね、いただきましたよ。

石窯ガーデンプレート。

見た目よりお野菜もんりもり。量もりもり。お腹いっぱい

キンキンに冷えた白ワインにめちゃくちゃ合うと思います。

 

でね。

このテラスから、ご自慢のお庭に出られるんですよ。

席に座ってオーダーを済ませたら、オバサンが次々とお庭散策に出かけて行くのを、スタッフさんの目がちゃんと追いかけていましたよ(たぶん)

いやいや、このオバサンら何も悪さはしませんよ。

イングリッシュガーデンから洋館(レストラン)を望む

ガーデンにはこんな小道も

ミニバラはこんな風に野性的にあるのがいいなあ

私の知らなかった鎌倉でした。

ストレスオバだけでなく、私も癒されました。

何ごとも思い込みはいけませんね。

人生は、まだまだ知らないことに溢れてます。

未知の世界にいざなってくれる人々に感謝!

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まだ五分咲きの紫陽花のみなさん(2024.5月後半)