シニアーゼ〜まるくるみらくる

60代は余生じゃない。荷物を降ろした新しい人生の始まりなのだ。

目の前の一分一秒を正視する

最近どうもニュースがつらい。

正確にはニュースを見るのがつらい。胸が苦しくなるようなニュースばかりで見たくない。抗えない方法で奪われた命、予期せぬことで失った命、どんなに恐ろしくて悔しかったことか。

それに加えてNHKの「鎌倉殿の13人」。

なんですか?頼朝って。ひどすぎやしませんか。

特に上総介に対するアレ。(一応、ネタバレに配慮)

自分の利、権力のために平気で人を踏みにじる、てか、踏みにじれる根性。

大昔のことで確かな事実ではないでしょうし、ドラマですから、それなりに描かれていることはわかってはいるんです。けれども、抗いようのない命の奪われ方を見ると憤りと悲しみでやりきれない。なぜそんなことが平気でできるのか?(ほとんどネタバレ)

それはまた、どうしてもかの国の〇ーチンに連想が行ってしまいます。

 

思い返せば、私の生きてきた世代は、経済の高度成長期からバブルを経験し、平和で変化に富んだ面白い時代を生きてきたなと思います。

しかし、今後の孫子の世代にそれが続くのか?

そんな心配が頭をよぎってしまいます。

なんだかどんどん進歩しちゃいけない方向に進歩しているような。

ただの杞憂であって欲しいし、人間はそこまでバカではないと思いたい。

 

しかし、明日はどうなるかわからない。

これを書いている今すら、すでに過去になり、取り戻せはしない。

だったら、今この瞬間の一秒一秒を流さずに向き合いたい。

その瞬間の積み重ねが過去になるのだから。

変えられない過去をくどくど言ってもしかたがないけど、目の前の今を積み重ねて過去にできる。

積み重ねて来た過去が、わたしの人生。

 

まだまだ過去を作ることができる今、手の中にある時間を意識しながら生きなくては。

ただ流されて、ボーッと生きてるわけにはいかないです!

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↑生垣からぴんぴんと飛び出してるたくさんの元気っ子たち!刈り取らないで欲しいなぁ。