シニアーゼ〜まるくるみらくる

60代は余生じゃない。荷物を降ろした新しい人生の始まりなのだ。

鯵(あじ)の干物が!🐡真夏の炎天下ベランダで生まれる

夕方、仕事帰りにスーパーに寄ったら、なんと佐賀からやって来たアジが半額になっていました。

その上3枚におろされていて、あとは料理するだけ状態!

ひゃっほー!

アジフライにしよう、なんて思いながらなぜか2パックも即買いして帰りましたが、この暑さ。

帰り着いたらフライを作る意欲がすっかり無くなり、冷蔵庫のチルド室にとりあえず入れたら、そのまま忘れてしまいました。

寝る前に、あー!そうだった!と思い出して、なんとか手間のかからない方法はないかと思案したところ、そうだ!干物だ!

一度チャレンジしてみたかったんです。

ネットで作り方を調べて、

・まず塩を振って10分くらい置き → 臭みを取るため

・出て来た臭みの元である水分を拭き取り、

・みりんと醤油を1対1の割合でつけ汁を作り、食品用ビニール袋に入れて一晩置きました。つけ汁はやっとアジが浸かるくらいの最小限で (もったいないですもんね)

・翌日、汁気を拭きとって・・・干すだけ!しかも、ベランダ!(笑)

(一応、見栄え的にゴマを振ってみましたよ。いりごまが切れていたのですりごま)

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こんなにしっとりしていたアジの皆さんが・・・

カンカン照りの今日この頃。

ほんの2時間程度で。これ ⇓
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つっやつやのピッカピカ!


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すごいですよね。

干してる途中、カラスが飛来して網ごとひっくり返しつつアジをさらって行くんじゃないかとヒヤヒヤでしたが、なんとか鉄壁の守り?で(時々、用もなく手を振り回したり体操したりして人間の存在をアピール)難を逃れました。

 

お味はね、ふふふ・・・

めっちゃうまいっすよ!

だって、でき立てを食べられるんですもん。

できたてホヤホヤの干物😆軽く焼いて。

当日は、身がふっくらふわふわで、味の沁み具合は上品で優しい料亭の味。

夫T氏が、そのように申しておりました。(ちなみに夫T氏は料亭なんぞにはほぼ行ったことありません。さらに、夫T氏は、なんでも喜んで食べます)

ドコサヘキサエン酸くんよ、キミをワタクシの体内に摂り込ませていただくよ~。

そんなイメージ。

そして、翌日はしっかりと味が染みて、若干しょっぱい干物味になっていました。

ビールのアテにも最高じゃないか~!やるねぇキミ~!

そんなイメージ。

ブラボーです。

夏なのに、身はあっさりとしつつもじんわり油が乗っていました。

私の好みでは、みりんを多くして少し甘めにした方がいいと思いました。

次は、おろされた鯖(サバ)をゲットして、みりん多めのサバ味醂に挑戦します!

フンフンッ!(←鼻息)(笑)

九州の南西に位置する佐賀からここ神奈川まで、遠く旅をしてきたにも関わらず、鮮度を失わずにおいしいままでいてくれたのに半額にされたアジの皆さんよ、ありがとう。

文句も言わずにこれだけの楽しみを提供してくれたことに感謝。

 

しかし、日本の物流システムってすっごいなーとひたすら感動いたしました。

いったいどうやって運んで来るのでしょうね?