福岡は博多の夜。
用事を済ませて今夜は何を食べようかと駅地下をうろついていたら、一人鍋の赤提灯。
席も十分に空いていたので、指を一本立てて一人と言いながら入る。
まだ出店したばかりのようで、店内はピカピカ。
椅子の下に、一人にひとつ荷物かごもあって嬉しい。
コートはレジ横で預かってくれると言うのでお願いした。
お鍋のお店だけど、明るくてさっぱりしててファストフードのお店みたい。一人ひとりにかける挨拶も威勢が良くて小気味いい。
ホールの若い女性は、テキパキしている上に、ご一緒にポテトはいかがですか?みたいなノリで軽やかにおつまみをすすめてくれる。
オススメのおつまみまで食べたら、オバサンのお腹、明日の朝胃もたれ間違いなしだから残念だけど却下。
看板のモツ鍋。
味噌味、醤油味、もうひとつなんかあったけど、やっぱり味噌ですね~!ってことで味噌味でGO!
飲み物メニューに、九州名産!苺🍓あまおうがドカドカ入ったサワー割り発見!
おいしそー!
おいしいですよ〜。
甘い?
う〜ん、甘いですね〜、シロップとか入れますし。
シロップか〜。。じゃあ、ビールで!
インスタ映えはしそうだったんですけどね、残念。(インスタやってないケド)
うひひ〜!
いいでしょ。いいでしょ。今すぐ行きたくなったでしょ。
赤い福の字が書かれた四角い陶器はお通しなんですよ。
中身が気になります?
この日はね、これ!(もしかしたら毎日これかも)
明太子。
明太子来ちゃったよ~。困るな〜。明太子来たら白いご飯でしょ。
仕方なく明太子をちびちびつつきながらビールを飲んでいると、次々と一人客が入ってくる。
アラフィフの男性は、モツ鍋とご飯を注文。飲み物はお冷で、とキッパリ。
単身赴任か出張の仕事帰りに夕食を済ませて帰るパターンと見た。
そんな使い方もできるのか〜。それもいいな。
そーゆー男性、その後も数名ご来店。
若い女性もどしどし一人で入って来て、スマホ片手にビール飲みながらモツ鍋の写真パシャパシャ撮ったりしてる。
右隣のアラフォー(たぶん)のお兄さんはおしゃべり好きで人が良い。モツ鍋の食べ方をレクチャーしてくれたり自身のことを聞いてもないのに語ってくれる。一人鍋だったはずが相棒誕生!
しばし、会話というおいしいおつまみで時を過ごす。
食べ終えて席を立とうとしたので、おかげで楽しかった!ありがと〜と片手を上げれば同様に笑顔で返してくれる、終始いい感じの距離感で去って行った。
おばさんに優しいお兄さんは、きっと、おばあちゃん子!(←断定)
そしてついに、鍋登場〜!
デュヒヒ~。
ぐつぐつぐつ。。。
こってりした濃いめのお味でしたよ。
豆腐だけとかニラだけとか、具材だけの追加もどんどんできます(有料)。
モツは、噛めば噛むほど味が出てくるしっかりタイプ。
(て言うても、もつ鍋食べたの60年の生涯でまだ2回)
満足満足。
ごちそうさまでした。
支払いは、現金もクレカもPayもOK。
明太子出て来ちゃったから 、締めは半ライス頼んでしまいましたけど、ほとんどの人はちゃんぽん麺でした。
ガッツリ飲むでもなく、お腹だけ満たしてパッと出るでもなく、どちらも適度に楽しめて、
ひと言で言うと「快適」。
あとなんかもうひと味「こころふっくら」するような地元の何かがあると嬉しいな。
例えばさ、地元感満載の「おばちゃん」とか。
あ、別に若くてきれいなお姉さんでも、話がくどくど長くないおじちゃんでもいいんですけどね。
ほら、若くもないけど人それぞれに合わせて話しも適度にできる「おばちゃん」って、「おっかさ~~~ん」みたいになんか安心感あるし気楽にものが言えるし。ね!
あ、別に「おばちゃん」世代のアピールしてるわけじゃないですよ!
ほんと、ほんと、これほんと。
でもね、おばちゃんって、みなさんが思うよりずーっと役立ちます、よ!
仕事周りにも、あなたの心まわりにも💛
ほんと、ほんと、これほんと!
あ、でも、それほどでもなくてちょっとギスギスした感じの人も、たまに。。。
少なくとも私の周りの人みんなそうなんですー!
え?
なんかどーしても「おばちゃん」アピってるようにしか聞こえない?
皆さん!
たとえ、若干年令が進んだオバサンでも、やらせたら、何だって、
できるんですよ!!!
しーかーも、こころほっこり ですよ。
このパワー、みすみすミスして使わない手はないと思いますよ。
もっと、世の中にオバサンの有効活用を!
(ただし、体力的に制限があり。さびしーっ)
って、なんでワタクシこんな青年の主張ならぬ、オバサンの主張してるんですかね?
ま、いっか! ←それがオバサン
あとで調べたら、このお店、全国展開なさってますね!
私が入ったこの店は、KITTE博多の中にあります。