シニアーゼ〜まるくるみらくる

60代は余生じゃない。荷物を降ろした新しい人生の始まりなのだ。

時代は高速で変化すれども。。。子育ての厳しさは

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娘Fのサポートで「新生児をお育てする」という約3カ月間の苦楽が終わりを告げようとしていた頃、今度は、娘Dから緊急SOSが発動されました。

ベビーシッターに来て欲しい。

毎日、仕事に子育てに超絶多忙な日々を送っているD夫妻ですが、二人で力を合わせてなんとか乗り切っていて、普段はSOSを発動してくることはほとんどありません。

 

どうした?何があった?

 

今まで、認可外の保育園に通っていたのですが、この4月から認可保育園に入園できることになりました。

入れたのになぜにシッターが必要?

答えは、「慣らし保育」。

環境の変化のストレスを少なくするため、少しずつ少しずつ新しい園に慣らしていくのです。

新しい先生、新しいお友達、慣れないやり方・環境にいきなり9時から6時まで通わせるのは、子どもにとってかなりの負担です。

最初は2時間から始めて、少しずつ園への滞在時間を増やしていきます。

しかし、だからといって、普通に働いているママとパパが一週間以上もお休みや半休を取るわけにはいきません。

 

 それは大変!

わが家からDの家までは片道1時間半、往復3時間、ローカル線から東京メトロで途中2回の乗り換えを経て辿り着きます。

しかし滅多に来ない緊急SOS。んなこたぁ何てことありません。

認可外とは言え、すっかり馴染んで毎日楽しく登園していたのに、またいちから。。。リトルDちゃんの心のストレスを考えるだけですでに涙ぐんでしまいますよ。

「いざ出陣じゃ~!」

 

威勢よく飛び出しましたが、一応、ワタクシとてお仕事ありますから全日程をサポートすることはできなかったんです。

どうしたと思います?

民間のベビーシッター会社に頼んだんですよ。

一日あたり、たった二時間で約8千円。

お代金を聞いて、一瞬目ん玉が飛び出しました。

てことは、時給に換算すると4千円?

驚いて尋ねると、交通費およびシッター会社への手数料を含んでそうなってしまうということでした。

数いるシッターさんの中でも利用者の評価の高い人をお願いしたそうで、評価が高いということは時給も高くなるらしいです。

で、ワタクシが参上できずに4時間以上お願いする日もあり、ほんの数日間のトータルで約4万円もかかってしまった、、、ということでした。

心にもお財布にもキビシーッ!

 

なんと。。。子育てしながら働くことの厳しさよ。

こんなにも、ものすごいスピードで世の中は変化しているというのに。

「人間が人間の面倒をみる」という行為を進化させるのは、なんとも最大級に難しいことだと改めて実感。

どんなものより複雑で厄介で大切な、

「心」。

そして

「命」。

お預かりする行為ですもんね、そう簡単には行きませんわね。

 

先日、4月から再開しますと申し上げていた子育て支援機関さんから、預かり依頼の連絡をいただきました。

 

リトルDちゃんの慣らし保育期間もとりあえず無事に終わりましたので、これからも子育てサポート、微力ながら一層お手伝いしていきたいと心を新たにした次第です。

 

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