シニアーゼ〜まるくるみらくる

60代は余生じゃない。荷物を降ろした新しい人生の始まりなのだ。

渋谷(2)東京スクランブルスクエアから渋谷ストリームへ

 

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だいたいの感じのイメージ地図

渋谷には一生足を踏み入れなくていい渋谷苦手BBA渋谷を見に行くシリーズ②

 

なるほど。

鈍色だが艶やかに光り輝く背の高いビルを見上げる。

これが、東京スクランブルスクエアか。

* テレビで見た通り巨大なサイネージ。

* てっぺんに透明な囲いも見えている。

我こそは、この町の顔であるぞ、そう言って堂々と天高く空に向かって立っている。

 

このビルさえ押さえれば、何とかなる。

駅に戻りたければ駅直結のこのビルを目指せばいい。

なにせ、渋谷いち高いビルなのだ。

 

日本一高いビルが、大阪市阿倍野あべのハルカス」300m

次に高いのが、横浜みなとみらい「横浜ランドマークタワー」296m

 この東京スクランブルスクエアは、229m

 

229mからの渋谷を拝むなら、てっぺんにある渋谷スカイへ。

地上約230mから360度の景色を眺められるらしい。

特に、エッジの部分はインスタグラムでたくさんの若者の撮影スポットになっている。

地上からもこの透明な囲いと、そこで動いている人影が肉眼で確認できた。

 

 さて、ビルの中をさらさら見ていくと、今をトキメクきらきらしたお店がいっぱい。

10階には、東急ハンズも入っている。

 

エレベーターは、体の不自由な方や妊婦さんなどに向けての専用箱が一番手前に配置されている。一般用はたしか奥に3台。売り場とは壁で区切られたスペースにエレベーター乗り場があるので若干の圧迫感は否めない。

エレベーターの昇降スピードは速いと感じたが、到着してドアが開くとすでに満員だったので断念。

 

エスカレーターをどんどん降りて一階に行き着くと、エシレバターのエシレが目の前に特等席のように現れる。やっぱりここは、行列。

 

2階の出入り口からは、歩行者用デッキでそのまま渋谷ストリームへすんなり行けた。

しかも、渋谷ストリームへ進む右手にはJRの線路が走っていて、整然と並んだレールと行き交う電車を眺めていたくなる。おそらく、そういう人のために線路側の壁は透明。

なんて素敵なんだとワクワクしたのに画を撮ってなーい!トンマだ~。

 

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渋谷川をはさんで右手が渋谷ストリーム。一階にテレビで見たレモネードの店も健在。

入口すぐの広場で、ちびっ子たちのバスケット大会が行われていた。

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レストラン街にあるオシャレな壁


レストラン街が、祝日のお昼前のせいかとても空いていたのでひと休み。

軽く蕎麦をすすろうと入ったら、酢重だった。

あれ?酢重さんって、軽井沢のですか?と尋ねたら、そうですって。

この店の正式名称は、酢重indigo。

麺が、うどんみたいに太くてびっくり。しかも、かなりの噛み応え。 


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ちゃんと、マスクケースもくださいました。

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ところで、このリバーサイドのリバーって渋谷川なんですって。

全然、知らずに生きていた。

渋谷川という名の川があった、それを知って初めてこの土地の、遥か彼方から今に至るまでの歴史の重さにハッとなった。

これだけの巨大都市になるまで人々が積み重ねて来たたくさんたくさんの歴史。

そして、これからも変わって行く。変えて行く。

すっかり脇を固められておとなしく穏やかに流れている川。

今はどんな気持ちで流れているのだろう。

 

私には、この川のほとりをスタイリッシュに決めた大人たちが、ゆっくりと楽しそうに語らいながら歩く姿が見えた。この先は、代官山や恵比寿に続いている。気持ちのいい木立の道がそこまでずっと続いていたりしたら、オバサンの私でもついつい歩いてしまうにちがいない。

そんな妄想が湧いて来たのは、きっと新しい渋谷の顔に大人の匂いを感じたから。

 

 

www.shibuya-scramble-square.com