なんだかんだ言いながらも、ステイホームが板についてきつつある今日この頃。
しかし、おうちにいるのって、簡単なようで意外と難しい。
すっころんでいるようで ⇒ していない
座ってるようで ⇒ 立ちあがる
立って歩いたら ⇒ 膝をついて床のシミを気にする
シミをしげしげと眺める ⇒ ゴミでなければ立ちあがる
立ったはいいが何するか忘れる ⇒ 仕方ないのですっころぶ
すっころんだ途端思い出す ⇒ 立ち上がる
と、まあ、つまり、あれこれ動き回っている。
動き回るのに気になるのが、足さばきだ。
特に、パンツ類。
ここで言うパンツは、俗に言う、パンツーまる見え方面のあれではない。
まる見えていい方のパンツだ。
おうち時間にパンツだと、良いようで良くない。
正確に言うと、良くないところがある。
・ 膝を曲げればぎゅーぎゅーきつい。
・ 座るだけでも、膝が締まる。
・ 立ち上がった時に膝がポッコリ出てくる。
あれ?
こうして書き出してみると、膝あたりの不満に終始している。
そうであったか。
ワタクシは、膝方面の窮屈さに我慢できずにパンツをはけずにいたのだ。
そんな私の目に、ある日パンツが飛び込んできた。
正確に言うと、カタログに載っていたパンツの画像が飛び込んだ。
なんだこれは!?
ばるーーーーーーーーーーーん ぱんつ
↑
伸ばし過ぎ。
バルーンパンツ。
さすが、バルーンと命名されているだけある。
腰から下、足首でキュッと絞られるまで、ふんわりと膨らんでいる。
良いぞ。良いぞ。
これなら、アラジンのジーニーみたいにおうちが狭くて窮屈な思いをしていたお膝周りの皆さんにご満足いただけるのではないか?
まるまるして外にはいて出るにはチョット。。だとしても、おうち時間を快適に過ごせるのではないか?
なんと言っても、掃除などの家事をするのに大活躍するのではないか?
そう真剣に考えたワタクシはさっそくのご購入へと至った。
税抜き価格 2990円。
届いてみると、、、
でかっ!
Mサイズを頼んだはずだがデカい。
若干の不安を抱きながらはいてみる。
え?
割といい。
てかむしろ、ええやん。
動きやすいし、思った以上に生地もしっかりしている。
お膝まわりどころか、どこもかしこもゆったりしている。
野に放たれたジーニーのようにお膝まわりの皆さんも生き生きしている。
パンツがふんわりしている分、全体的にはホッソリしてみえる(気がする)。
鏡を見ると、何となく、「今日から俺は」に出てくる主人公、誰だっけ?賀来賢人さんが演じてる番長じゃなくて組長じゃなくて、ほら、悪そうにみえて実はいいやつのあの人。金髪のヤンキー!そお!三橋。(ここまで辿り着くのが難儀)三橋がはいているパンツを想像してほしい。あんな感じ。
三橋のパンツの上にオバサンの顔。。。
しばし上向きの白目になって考えたが、
ま、いっか
という結論に達した。
オバサンという生き物に達するまでには、このような ま、いっか の悟りが幾重にも必要である。
現在はというと、かなりのお気に入り。
外へも堂々とはいて出ている。
コロナ対策で、マスクを着用しているから顔もはっきりしない。
「この人、もしかしたら、もーしかしたら、目の下は若いのかもしれない」そういった暗示さえかけることができる。(たぶん)
コロナを逆手に取った作戦である。
問題はあれだ。
まだ、掃除などの家事に大活躍するまでには至っていない。
それに関して申しますれば、バルーンパンツ様であろうが、そのほかのパンツ様であろうが大差はないかと(ワタクシの場合)。
結論
おうち時間でごろごろするのにも、立ったり座ったりするのにも、動きやすくて大変良い!
緊急事態宣言が解除されて、ゆるやかに外出もできそうな気配であるが、とりあえず、スニーカー履いてお買い物やお散歩に出かけるのに最適。
掃除などの家事にも、大活躍することまちがいなし!
オジサンにも、ニッカボッカかな?て感じでいい。
ちなみに、「今日から俺は」の三橋がはいているのは、学生ズボンの変型判で、
ボンタンというらしいです。